歯科衛生士は担当制の方がいい?担当制歯医者のメリット・デメリット

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歯医者さんに通院していて、前回と違う歯科医師や歯科衛生士に当たると、

「この間伝えたこと、ちゃんと引き継いでくれているかな?」
「カルテにはどこまで書いてあるのだろう」


と不安に思うことはありませんか?

歯医者で担当制というと、一般的には歯科衛生士のことを指します。治療方針や治療計画等があるので、医師は基本的にあまり交代しません。では、同じ歯科衛生士が1人の患者さんに対して最後まで担当するのはどんなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、担当制のメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。

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    • 歯科衛生士が担当制とそうでない場合の違いは?
    • 歯科衛生士が担当制のメリットは?
    • 歯科衛生士が担当制のデメリットは?
    • 担当を変えてもらうことはできる?
INDEX
  1. 歯科衛生士が担当制であることのメリット
    1. 1- 一から説明しなくていい
    2. 1- 信頼感を築ける
    3. 1- 医師に聞きにくいことを聞ける
    4. 1- リラックスして治療を受けられる
    5. 1- 治療後のケアも安心して任せられる
    6. 1- スキルの高い歯科衛生士が揃っている
  2. 歯科衛生士が担当制であることのデメリット
    1. 2- 技術面に差があることがある
    2. 2- 予約変更をしづらい
    3. 2- 相性が合わないとかえってストレスになる
  3. 担当を変えることはできる?
  4. 歯の治療をするなら担当制歯医者がおすすめ

1. 歯科衛生士が担当制であることのメリット

まずは、歯科衛生士が担当制の場合のメリットからみてみましょう。

1-1. 一から説明しなくていい

一貫して同じ歯科衛生士が担当する場合、治療にあたって気をつけてほしいことなどを、担当が変わるたびに一から説明する必要がありません

同じ歯医者に通院しているのに、毎回同じことを説明するのはストレスですね。しかし、担当制なら前回話した歯科衛生士が覚えていてくれるので、そういったストレスがありません。

また、前回からのちょっとした変化に気づいてもらいやすいということもメリットです。

さるくん

治療のときに気をつけてほしいことって例えばどういうことですか?

柿木先生

麻酔が効きづらいとかどのくらい痛みに弱いとか、そういったことです。

さるくん

あー、なるほど!

1-2. 信頼感を築ける

歯科衛生士が担当制で毎回同じ人だと、コミュニケーションをするたびに距離が縮まるので、お互いの信頼感を築くことができます。

柿木先生

コミュニケーションも歯科衛生士の大切な役割です。

さるくん

通院で顔を合わせるうちに仲良くなっていくのは嬉しいですよね!

1-3. 医師に聞きにくいことを聞ける

治療についてなにか疑問が生まれた時、医師に質問するのは心理的なハードルが高いけれど、なじみの歯科衛生士になら聞きやすいということがあります。

さるくん

確かに、大きなマスクをつけた真面目な顔のお医者さんには聞きづらいけど、いつも話してる歯科衛生士さんなら話しやすいです!

柿木先生

そうですよね。歯科医師は食事指導など生活面のアドバイスなどもするので、より親身になって接していますよ。

1-4. リラックスして治療を受けられる

治療開始当初は緊張していても、毎回同じ歯科衛生士が担当することで緊張感が次第にほぐれ、治療中もリラックスすることができます。

柿木先生

中には歯科衛生士さんと話すのが楽しみだという方もいますよ。

さるくん

そうなると歯医者通いも精神的に楽になりますね!

1-5. 治療後のケアも安心して任せられる

歯科衛生士が担当制の場合、治療の最初から終わりまで関わっているので、その後のケアも安心して任せられます。

歯科衛生士はその患者さんの「ここに知覚過敏が起こりやすい」「こういう噛み癖がある」などの細かな特徴が分かっています。そのためどんなケアが必要なのか、どんなことに注意しながら生活すればよいかなど的確なアドバイスをすることができるのです。

さるくん

これはありがたいですね!

柿木先生

担当制だからこそできることです。

1-6. スキルの高い歯科衛生士が揃っている

歯科衛生士にとって、患者さんを最初から最後まで一貫して担当するということは、高い水準のスキルが求められるということです。

お口の中はどのような変化が発生するか分かりません。歯科衛生士にはどんな状況にも対応できるだけのスキルが求められるため、担当制の歯医者では高スキルの歯科衛生士が揃っている可能性が高いです。

さるくん

そういうこともあるんですね―!

柿木先生

はい。担当制になると歯科衛生士も即戦力が勝負なので、ある程度スキルの高い人材が求められるんです。

2. 歯科衛生士が担当制であることのデメリット

歯科衛生士が担当制だとメリットがたくさんありますが、一方でデメリットもあります。

2-1. 技術面に差があることがある

歯科衛生士には長年の経験を積んだベテランの歯科衛生士からこれからスキルアップをしていくという新人もいます。

一旦担当制になると一貫して患者さんを担当することになりますが、どの歯科衛生士が担当になるかは選べないため、技術面に差があることがあります。

柿木先生

10年勤めた歯科衛生士と新人の歯科衛生士で経験値や知識量が違うのは仕方のないことです。

さるくん

それはどの業界でも同じですけど、やっぱりベテランの歯科衛生士に担当してもらうと安心だなあ。

柿木先生

それについては、「3. 担当を変えることはできる?」で詳しく説明しますね。

さるくん

はい!

2-2. 予約変更をしづらい

歯科衛生士が担当制の場合、急な予約変更をしづらいというデメリットがあります。

医師だけでなく歯科衛生士のスケジュールの調整もしなければならないからです。

柿木先生

担当制出ない場合は医師のスケジュールだけでOKですが、担当制の場合は2人のスケジュールを合わせないといけません。

さるくん

あっ、それで希望通りの予約が取れなくて次回まで間が空いちゃうこともあるってことですね!

2-3. 相性が合わないとかえってストレスになる

歯科衛生士も人間です。人間同士、どうしてもウマが合わないこともあるでしょう。そうした場合は通院自体もかえってストレスになってしまいます。

さるくん

これは本当に致し方ないことです。どちらが悪いわけでもないので…。

柿木先生

そういう場合はどうするんですか?

さるくん

はい、通院の足が遠のいてしまっては本末転倒なので、担当を変えることになりますね。

3. 担当を変えることはできる?

歯科衛生士と相性がよくない、経験が浅い歯科衛生士ではなくベテランの歯科衛生士に担当してもらいたいといった場合、患者さんからの申し出があれば担当を変えることは可能です。

中には担当を変えてほしいと思っていても、口にできない患者さんもいるでしょう。そういった場合も想定して、歯科衛生士は患者さんの意思を汲み取る必要があると考えます。コミュニケーション能力も、歯科衛生士には大事なスキルの1つだからです。

柿木先生

やはり、治療は信頼関係が第一ですから、それが難しい場合は担当制もデメリットしかありません。

さるくん

なるほど。それで歯科衛生士さんをチェンジしてもらえるんですね。

柿木先生

はい。やっぱり患者さんにストレスを与えないことが大事ですから。

4. 歯の治療をするなら担当制歯医者がおすすめ

歯科衛生士が担当制の歯医者では、1人の人にすべて一貫して把握してもらえる、リラックスして治療できるなど、患者さん側にとってたくさんのメリットがあります。ただ、人間同士なのでどうしても相性の問題などのデメリットがあるのも事実です。歯科衛生士本人に言いにくい時は、医師や受付などに相談してみましょう。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 歯科衛生士が担当制だと一から説明せずにすむ
    • 人間関係が生まれコミュニケーションするたびに信頼感が強くなる
    • 細かいことまで把握してもらえる安心感があり、リラックスして治療を受けられる
    • 治療後のケアも一貫して任せられる
    • 担当制の歯医者にはスキルの高い歯科衛生士が揃っている
    • 技術面での差や予約を変更しにくいというデメリットもある
    • 申し出れば歯科衛生士の担当は変えてもらえる