歯周病予防に乳酸菌が効く!?その理由&おすすめ乳酸菌アイテム紹介

歯周病予防に乳酸菌が効く!?その理由&おすすめ乳酸菌アイテム紹介

この記事の監修医師一覧

杉田大先生
杉田 大 先生
所属:杉田歯科医院(千葉県船橋市)
専門:保存修復
2013年 東京歯科大学卒業。現在は杉田歯科医院での臨床のほか、株式会社DoctorbookでDental事業部のマネージャーを務める。
乳酸菌といえば腸に効くイメージがあるかもしれませんが、実は「歯周病の予防」をはじめとするお口の健康を守るためにも役立つことがわかっています。

ここでは、乳酸菌が歯周病予防に効く理由や、乳酸菌を使った歯周病予防におすすめのアイテムを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

乳酸菌のパワーで歯周病を予防!

乳酸菌のパワーは、腸の環境を整えることが知られていますが、実は、歯周病の予防にも効果的です。

乳酸菌の種類は多彩です。歯周病菌「ジンジバリス菌」を減少させる乳酸菌LS-1、免疫力を高めて歯周病を予防する乳酸菌L-137、制菌効果がある乳酸菌L8020などがあります。
さらに最近では、お口の中の菌環境を改善するために役立つ乳酸菌ロイテリ菌が注目を集めています。

歯周病予防に乳酸菌が活躍する理由

なぜ乳酸菌が、お口の健康を守ってくれるのでしょう?
それは、乳酸菌には、お口の中の歯周病菌やむし歯菌を減らす抗菌作用があるからです。歯と歯ぐきのすき間にたまった歯垢を温床にしている歯周病菌「ジンジバリス菌」に、乳酸菌がダイレクトにアタックして減少させていきます。
特に乳酸菌LS-1や乳酸菌L8020は菌を抑制する高い効果を発揮します。

実は乳酸菌は、唾液中にも含まれているのですが、年齢を重ねるごとに減少していく傾向にあります。加齢とともに歯周病リスクが高まりますので、乳酸菌を補って歯周病を予防していきましょう。

口腔内フローラを整えて善玉菌を増やそう!

お口の中には善玉菌と悪玉菌、そして優勢になった方に姿を変える日和見菌がいます。これを口内フローラといいます。食べ物が通るお口の中や腸の中は、こうした細菌がたくさん存在しています。悪玉菌が優勢になると身体にさまざまな不調が起こります。善玉菌が優勢になると健康効果が上がります。

乳酸菌の中でもL-137は、免疫力を高める作用があり、細菌の感染を予防します。
また、近ごろ注目を集めている乳酸菌ロイテリ菌には、抗菌作用があるため、悪玉菌の発育を抑えます。お口の中の細菌バランスを整え、口内フローラのバランスを整える作用があります。

乳酸菌を使った歯周病の予防法とは?

乳酸菌は有益な効果を発揮する善玉菌です。細菌をサプリメントやタブレットなどで摂取することをバクテリアセラピーといい、医療の先進国スウェーデンで開発された予防医療のひとつです。

乳酸菌の中でも特に最近注目されているL-ロイテリ菌はバクテリアセラピーに非常に適しています。というのも、L-ロイテリ菌ヒト由来の乳酸菌で、母乳やお口の中に存在しています。そのため、体内に定着しやすく、効果を発揮しやすいという特徴があるのです。
身体の中へ取り込んで、善玉菌を増やすことで体内の細菌フローラを整え、歯周病の発症を防ぎます。

「乳酸菌配合のタブレット」で手軽に歯周病を予防!

乳酸菌が配合されたプロバイオティクスタブレットを使用した歯周病の予防なら、いつでも手軽に始められます。
プロバイオティクスとは、善玉菌を増やして口内フローラの状態を改善を目指すこと。タブレットに指示された用法通りに服用すれば、歯周病菌が減少することがわかっています。

乳酸菌配合の「マウスウォッシュ」で歯周病を予防!

歯磨きの後の仕上げや、歯磨きができない時に、気軽に使えるマウスウォッシュにも乳酸菌が配合されたものがあります。
悪玉菌の増殖を抑制する乳酸菌が配合されたマウスウォッシュを歯磨き後に使って、歯周病を予防しましょう。

「ヨーグルト」を食べて乳酸菌を摂ろう!

乳酸菌を効果的に摂れるのは、なんといってもヨーグルトです。製品によっては、求める効果の目的別に、配合されている乳酸菌の種類を選べます。
ヨーグルトには乳酸菌のほか、抗酸化作用の高いビタミンA・Eや、肌荒れや髪を艶やかにするビタミンB2なども含まれています。身体の老化を防止し免疫力を高めるので、乳酸菌との相乗効果で>歯周病の発症の予防に役立ちます。

また、ヨーグルトは夜に摂取するのがおすすめです。歯を磨いた後で食べて、お口の中に乳酸菌が残っている状態にしたほうがよいので、無糖のものを選ぶようにしてください。

冬の寒い時期なら電子レンジで少し温めたホットヨーグルトもおすすめです。温めると、有効成分が効果的に身体に吸収されやすくなります。

乳酸菌を配合!「歯周病予防におすすめのアイテム」を紹介

乳酸菌パワーを効果的に得たいなら、目的に合った効果を発揮する乳酸菌が配合されたアイテムがおすすめです。ここでは、各乳酸菌が配合されたタブレットやカプセルを紹介します。
ライフスタイルに合わせて、使いやすいものを見つけてくださいね。

「ライオンの乳酸菌LS-1 歯科用オーラルヘルスタブレット」ライオン歯科材株式会社

ライオンの乳酸菌LS-1 歯科用オーラルヘルスタブレット
乳酸菌の種類と使用方法
    • 配合された乳酸菌:T12711(LS-1)
    • 商品のタイプ:タブレット
    • 使用方法:1日3粒を目安に摂取
プロバイオティクスの考え方から生まれたタブレット。身体の中にも存在する善玉菌である乳酸菌を増やし、歯周病を予防します。
タブレットなので、外出中でも手軽にオーラルケアができます。

「オーラルケア ラクデント プロ 乳酸菌L-137配合」ハウスウェルネスフーズ株式会社

オーラルケア ラクデント プロ 乳酸菌L-137配合
乳酸菌の種類と使用方法
    • 配合された乳酸菌:L-137を2倍配合
    • 商品のタイプ:カプセル
    • 使用方法:1日1カプセルを水と一緒に摂取
L-137株という乳酸菌を加熱処理したハウス独自の乳酸菌が配合されています。お口のメンテナンスのためのプラークコントロールと、免疫力を高めるための健康補助食品です。

「L8020乳酸菌ラクレッシュPROタブレット」株式会社ヨシダ

L8020乳酸菌ラクレッシュPROタブレット
乳酸菌の種類と使用方法
    • 配合された乳酸菌:発酵乳粉末(L8020乳酸菌含有
    • 商品のタイプ:タブレット
    • 使用方法:1日3粒を目安に、口の中でゆっくり溶かして摂取
歯周病菌・むし歯菌の発育を抑制する作用があるL8020乳酸菌が配合されています。
歯周病にかかったことがない健康な子供の口腔で見つかったヒト由来の乳酸菌なので、身体に優しく、効果が発揮されやすいのが特徴です。

「チュチュベビー L8020乳酸菌入タブレット」ジェクス株式会社

チュチュベビー L8020乳酸菌入タブレット
乳酸菌の種類と使用方法
    • 配合された乳酸菌:L8020乳酸菌使用
    • 商品のタイプ:タブレット
    • 使用方法:1日3粒を目安に、口の中で溶かして摂取
学校歯科保健用品に推薦・日本製で安心の品質、L8020乳酸菌が配合されたタブレット。ヨーグルト・ぶどう・いちごの味がついていて砂糖不使用、キシリトール配合。1歳半のお子さんから、おやつ感覚で歯周病の予防ができます。

「ロイテリ菌 タブレット ロイタブ」協和食研株式会社

ロイテリ菌 タブレット ロイタブ
乳酸菌の種類と使用方法
    • 配合された乳酸菌:ロイテリ菌
    • 商品のタイプ:タブレット
    • 使用方法:1日1粒を目安に、噛むまたは舐めて摂取
良質な善玉菌「ロイテル菌」を摂取するバクテリアセラピーが注目されています。
お口の乳酸菌を増やし、口内フローラのバランスを整えます。日本国内のGMP認定工場で製造されているので、品質面でも安心です。

歯周病予防のために、大切なのは毎日の歯磨き!

乳酸菌には歯周病予防のために適したお口の環境を作ったり、菌の増殖を抑制したりする効果があることをお伝えしました。
目的に合わせて配合された乳酸菌の種類を選べるのも嬉しいですね。
とはいえ、歯周病予防の基本は毎日の歯磨きです。歯周病の原因となる歯垢をしっかり落とすことが何よりも大切。乳酸菌でお口の環境を整えながら、歯磨きをきちんと行ってプラークコントロールを成功させましょう。
writer
ナチュラル・ハーモニー
ナチュラル・ハーモニー
大手出版社出身、ディレクター・ライター歴15年以上。歯科ライティング実績は500件以上。都道府県主催テレワーク講座にも登壇。趣味は観劇と史跡巡り。柴犬好き。