矯正は何歳から始めるべき?なるべく早く相談するのがおすすめ!

矯正は何歳から始めるべき?なるべく早く相談するのがおすすめ!
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「子どもの矯正は何歳から始めれればいいの?」と迷っていませんか。

治療を始める最適なタイミングには個人差があります。歯並びが気になり出してから歯医者さんに行くのではなく、早くから定期検診に通う習慣をつけておけば、最適なタイミングで治療やアドバイスを受けることができますので、おすすめです。

この記事がおすすめな人
    • 子どもの矯正は何歳から始めるべきなのか、知りたい。
    • できるだけ早くから矯正治療を始めるとメリットが多いと聞いたけれど、本当?
    • 早めに矯正治療を始めた方がいいのはどんなケースなのか、知りたい。
    • 子どもの矯正治療のためには、どんなタイミングで歯科医院へ行くべきなのか、知りたい。
INDEX
  1. 矯正は何歳からできる?治療の3つの段階
    1. ①予防矯正:4〜6歳
    2. ②一期治療(小児矯正):6〜12歳
    3. ③二期治療(成人矯正):13歳〜
  2. 歯並び矯正の相談は早い方がお得!3つのメリット
    1. 歯並びが悪くなる前に予防できる
    2. 抜歯や手術をせず済む可能性が高い
    3. 虫歯・歯周病リスクが下がる
  3. 大人になってからの矯正も問題なくできる
  4. 早めに歯科医院に相談するべき!4つのケース
    1. 親も歯並びが悪い
    2. 乳歯が早く抜けた
    3. 受け口になっている
    4. 口呼吸の癖がある
  5. 子どもの頃から歯科へ定期検診に通うことが大切!

矯正は何歳からできる?治療の3つの段階

ネコさん

先生、矯正は何歳から始めるのがいいんですか?早い方が良いなんていうことも聞きますが…。

塩野谷先生

矯正は、いつからでも始められます。始める時期によって、治療する方法が異なるんですよ。

ネコさん

えっ、じゃあできるだけ小さい頃から始めた方がいいっていう情報はウソ…?

塩野谷先生

そんなことはないですよ。歯科医院に定期的に通って相談を始める時期は、早いほうが良いですね。お子さんのお口の状態に合わせて、適切な時期に必要な治療を行えますからね。

ネコさん

あぁ~、なるほど。そういうことですね!早く相談しておけば慌てなくていいですもんね。

塩野谷先生

矯正は、大人と違ってお子さんにとっては自分からやりたいことではありません。でも歯医者に早くから慣れて親しみを覚えていれば、矯正治療にも積極的に取り組めますしね。大事なことなんですよ。

ネコさん

小さい頃から歯医者さんに慣れていると、苦手意識を持たなくなるかもしれませんね~。

子どもの矯正治療「3つの段階」
    • 予防矯正:4〜6歳
    • 一期治療(小児矯正):6〜12歳
    • 二期治療(成人矯正):13歳〜

子どもの歯列矯正は、3つの段階に分かれています。
始める時期によって、行う治療の内容が違います。

①や②のような早い時期から矯正に取り組むと、さまざまなメリットがありますが、矯正が早く終わるというわけではありません。

個人差はありますが、さらに③の時期にも本格的な矯正治療を行うケースがあります。

①予防矯正:4〜6歳

乳歯だけの時期から始めると、歯並びがデコボコになる予防を行うことができます。噛み癖や舌の癖、口呼吸などで歯並びが乱れる可能性が高いのですが、そういった原因を取り除いて健やかなお口の状態を保ちます。

予防用の矯正装置をつけることもあります。

②一期治療(小児矯正):6〜12歳

乳歯と永久歯が混在している時期です。正しい歯並びになるように、歯がキレイに並ぶスペースを確保するために、顎の成長をコントロールするといった治療を行います。

この時期から治療を始めると、抜歯をせずに矯正できる可能性が高まります。健康な歯を失わずに済むかもしれないことは、大きなメリットといえるでしょう。

③二期治療(成人矯正):13歳〜

この時期になると、すべて永久歯に生え変わっています。ここから、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで、実際に歯を動かしていきます

この段階では顎の大きさをコントロールできないので、歯がキレイに並ぶスペースが足りなければ、抜歯する必要があります。

歯並び矯正の相談は早い方がお得!3つのメリット

ネコさん

歯医者さんに矯正の相談をするのは、やっぱり早い方がいいんですね。

塩野谷先生

そうですね、早くから相談を始めることで、たくさんのメリットが得られます。

ネコさん

やっぱりメリットが大きいんですね。例えばどんなことですか?

塩野谷先生

①歯並びが悪くなる前に予防できる
②抜歯や手術をせずに済む可能性が高い
③虫歯・歯周病リスクが下がる
以上の3つです。下記をご覧ください。

歯並びが悪くなる前に予防できる

早めに治療を始めると、まだ体が成長段階にありますので、永久歯が正しい位置に生えるように誘導できます。また、歯がキレイに並ぶスペースがあるように、顎の大きさやバランスを整えることができます。

抜歯や手術をせず済む可能性が高い

成長期に矯正を始めれば、体が正しく成長するように促すといった予防ができるので、抜歯をして歯が並べるスペースをつくったり、骨を切除したりといった手術をしなくて済む可能性が高まります。

虫歯・歯周病リスクが下がる

早くから歯並びを整えておくと、汚れが溜まりにくく歯磨きがしやすいため、お口の中を清潔に保つことができます。虫歯や歯周病のリスクも下がり、歯をキレイに保てます。

大人になってからの矯正も問題なくできる

ネコさん

先生、矯正ってやっぱり小さい頃から始めないと不利なんでしょうか?

塩野谷先生

いいえ、矯正は何歳からでも始められますよ。むしろお子さんと違って大人は、自分の意思で計画的に進められるのはメリットといえますね。

ネコさん

あぁ、たしかに、それはありますね。すごく歯並びをキレイにしたいですもん!歯並びさえ治せたら、可愛くなれると思うんですよね…!

矯正は子どものころからするものというイメージがあるかもしれませんが、実は、何歳からでも始められます。

中高年になってから、歯の大切さに気付いて矯正を始める人もいるくらいです。

大人は自分の意思で前向きに治療に取り組めますので、長期間かかる矯正治療でもスムーズに進められる傾向にあります。

早めに歯科医院に相談するべき!4つのケース

塩野谷先生

お子さんの矯正は、早く治療を始めればいいというものではないですが、相談や検診は早いほうがいいでしょう。

ネコさん

治療というよりも、相談や検診は早い方が良い、ということですね。

塩野谷先生

そうですね。ただし、次のようなケースは早期治療できたほうが良いでしょう。
①親も歯並びが悪い。
②乳歯が早く抜けた。
③受け口になっている。
④口呼吸のクセがある。

親も歯並びが悪い

歯並び、顎の形状は遺伝することがあります。家族に歯並びが悪い人がいる場合は、遺伝する可能性がありますので、早期治療がおすすめです。

乳歯が早く抜けた

乳歯が1本だけ早く抜けてしまうと、空間ができてしまいます。そうすると、永久歯が生えてくる前に隣の歯がだんだん倒れてきてしまい、永久歯が本来の場所へ生えてこれず。歯並びがデコボコになってしまうリスクが高まります。

生えたばかりの永久歯の向きや形が不安な場合は、早期に歯科医院で対応を検討してもらいましょう。

受け口になっている

受け口は、早期治療がおすすめのケースです。顎の成長をコントロールすることで、将来、本格的な矯正治療を始める際に、外科手術が必要になるリスクを下げます

ほかにも、舌を前に出す癖や下顎を前に出す癖を長年続けていると受け口になりやすいので、そうした悪い習慣の改善も行います。

口呼吸の癖がある

お子さんの口呼吸はさまざまな健康上のリスクがありますが、歯並びが悪くなる原因にもなります。

出っ歯や受け口などになりやすい生活習慣ですので、早いうちに鼻呼吸に戻すことが大切です。

子どもの頃から歯科へ定期検診に通うことが大切!

塩野谷先生

お子さんの歯並びが気になってから歯科医院に行くのではなく、定期的に検診やクリーニングを受けるようにすることが理想的といえます。

ネコさん

定期検診ですね!わかりました~!虫歯予防もできるし、一石二鳥ですね!

記事のポイントをチェック
    • 歯列矯正は、何歳からでも始められる。大人になってからでも問題ない。
    • 歯列矯正を子どものころから始めると、抜歯や外科手術をせずに済む可能性が高まる。
    • 受け口や乳歯が早く抜けてしまった時など、早期治療が良いケースもある。
    • 歯並びが気になってから歯医者に行くのではなく、定期検診に通うことが大切。