すきっ歯の矯正方法を徹底比較!費用や期間、メリット・デメリットまで

すきっ歯の矯正方法を徹底比較!費用や期間、メリット・デメリットまで
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「彼・彼女はできないのは前歯にすきっ歯のせい?」
「すきっ歯はどうすれば一番安く簡単に治せるの?」
すきっ歯を治すには、どんな方法が一番いいのか悩みますね。

すきっ歯を治すには矯正治療が必要ですが、矯正治療にもいくつかの種類があります。ただ、自分に合った治療法を探すのに何度も検索するのは手間ですね。

そこで、この記事ではすきっ歯の矯正方法を集めて費用や治療期間などを比較しました。メリットやデメリットが分かれば、自分にピッタリの治療法が分かりますよ。

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    • すきっ歯を治したいけどどんな治療法があるか知りたい
    • すきっ歯の治療法を簡単に比較したい
    • すきっ歯の治療法のそれぞれのメリットとデメリットが知りたい
INDEX
  1. すきっ歯の治療法4つの比較表
  2. ワイヤー矯正
    1. 1-ワイヤー矯正のメリット
    2. 1- ワイヤー矯正のデメリット
    3. マウスピース矯正
    4. 2-マウスピース矯正のメリット
    5. 2- マウスピース矯正のデメリット
  3. ラミネートベニア
    1. 3- ラミネートベニアのメリット
    2. 3- ラミネートベニアのデメリット
  4. ダイレクトボンディング
    1. 4- ダイレクトボンディングのメリット
    2. 4- ダイレクトボンディングのデメリット
  5. すきっ歯を自分で矯正するのは危険!
  6. すきっ歯は矯正治療で改善しよう

0.すきっ歯の治療法4つの比較表

まずは、すきっ歯の矯正方法を一覧表にまとめたので見てみましょう。

ワイヤー矯正マウスピース矯正ラミネートベニアダイレクトボンディング
矯正方法ワイヤーの力で歯を動かすマウスピースで歯を動かすセラミックの板を歯に貼るレジンで隙間を埋める
費用相場60〜90万円程度30〜100万円5〜15万円程度2〜5万円程度
治療期間1〜1年半程度半年〜1年程度2週間程度1日
治療中の見た目―(即日で終わるため)
治療後の改善の度合い
歯へのダメージ
治療中の痛み歯が動く時に痛みを感じる締め付けられるような痛みを感じる歯を削る時に痛みを感じることがある

矯正治療は基本的に健康保険が使えません。ただし、高額になった場合には分割払いが可能になり、医療費控除や高額療養費制度の対象になるので、ある程度節約もできます。

MEMO
医療費控除とは、確定申告で申請すると、税金分がいくらか安くなるというシステムです。医療費にかかったお金が年に100万円以上、または所得の10%以上の場合に控除の対象となります。
患者さん

これだけ見るとダイレクトボンディングが一番いいみたいに見えるけど…。

鈴木先生

表だけだと情報が少ないので、それぞれの特徴についてもっと詳しく知っていきましょう。

1.ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は昔ながらの矯正方法です。歯の表面1つ1つにブラケットというボタンを付け、そこにワイヤーを通してワイヤーの力でゆっくりと歯を動かします。

1-1.ワイヤー矯正のメリット

    • 出っ歯や乱杭歯も同時に矯正できる
    • 一番確実に計画通りに歯を動かせる

ラミネートベニアやダイレクトボンディングはすきっ歯のみの処置ですが、ワイヤー矯正は歯列全体を調整していくため、仕上がりの歯並びがとてもきれいになります。

鈴木先生

全体の歯ならびを整えながらすきっ歯もなくしていけますよ。

患者さん

それはすごく嬉しいですね!

1-2. ワイヤー矯正のデメリット

    • 見た目がよくない
    • 矯正中は歯磨きが大変
    • 長期間かかる

ワイヤー矯正のデメリットはなんといってもその見た目。ギラギラした銀色のワイヤーというイメージを持っている人も多いでしょう。

しかし、現在では白や透明のワイヤーとブラケットがあり、そうしたワイヤー矯正を希望する人が多いです。

患者さん

今は自宅以外では常にマスクをしてるし、そんなに気にならないかも!

鈴木先生

そうですね。あとは、食後の歯磨きを丁寧にすることに気をつけるくらいです。

2.マウスピース矯正

矯正計画に合わせた20個程度のマウスピースを作り、徐々に付け替えていくことで歯を動かしていく治療法です。24時間つける必要がありますが、着脱可能なのでいつも清潔を保てます。

鈴木先生

マウスピース矯正もワイヤー矯正と同様、歯列全体を動かせます。ただし、出っ歯や乱杭歯などが強い場合には使えません

患者さん

へぇー、そうなんですね。

2-1.マウスピース矯正のメリット

    • 歯列全体を整える
    • 透明なので装着しても外からは分からない
    • 着脱可能で清潔を保てる
患者さん

着脱可能っていうことは、自分で装着する時間を管理することでもありますね。

鈴木先生

まさにそのとおりなんです。ですからどちらかというとマメな人向きですね。

2-2. マウスピース矯正のデメリット

    • 強い出っ歯や乱杭歯には不適応
    • 長期間かかる
患者さん

すきっ歯だけの矯正なら問題ないということですか?

鈴木先生

そうですね。すきっ歯の原因になっている軽度の歯並びも治せますよ。

3. ラミネートベニア

歯の表面を薄く削ってセラミックでできた板を貼り付けるので、セラミック矯正とも呼ばれています。

鈴木先生

歯の表面に、歯の形の板を貼り付けることで、すきっ歯を隠してしまう方法です。

患者さん

歯並びを治すのとは違う考え方なんですね。

鈴木先生

そのとおり。

3-1. ラミネートベニアのメリット

    • 歯と歯の隙間や小さな穴が空いている歯、欠けた歯をカバーできる
    • 変色しにくいので美しさを長い間保てる
    • 微妙な色合いが出せるので、他の歯との自然な調和がとれる
患者さん

ラミネートベニアは前歯だけの治療法なんですか?

鈴木先生

主に前歯4本の治療に使われますよ。

3-2. ラミネートベニアのデメリット

    • 貼り付ける歯を削る必要がある
    • エナメル質を削るので歯が弱くなる
    • セラミックが欠けることがある
鈴木先生

セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃に弱いので大きな力が集中的にかかると欠けることがあります。

患者さん

例えば歯ぎしりとか食いしばりですか?

鈴木先生

そうですね。あとはスポーツ事故なんかもよくありますね。

ネコさん

あー、なるほど〜。

4.ダイレクトボンディング

コンポジットレジンという詰め物を、すきっ歯の隙間に直接詰めていく治療法です。型取りをせずに行うので、治療する医師の技量によって仕上がりが異なります

患者さん

直接詰めるから”ダイレクト”なんですね〜。

鈴木先生

いわば職人技ですね。

4-1. ダイレクトボンディングのメリット

    • 治療費が安い
    • 虫歯と一緒なら保険適用となる
    • 1、2回の通院で終了する
    • 基本的に歯を削らない
患者さん

虫歯と一緒ならっていうのはどういうことですか?

鈴木先生

すきっ歯が虫歯になっていた場合です。虫歯の治療を兼ねていれば、保険がききますよ。

4-2. ダイレクトボンディングのデメリット

    • 強度が低い
    • 色の調整の幅が狭い
    • 経年変色する可能性が高い
鈴木先生

コンポジットレジンは歯科用のプラスチックなので、使っていくうちに着色汚れが出てきてしまいます。

患者さん

そういうことなんですねー。

すきっ歯を自分で矯正するのは危険!

よく、輪ゴムを使ってすきっ歯を自分で治す動画などがありますが、これは絶対にしてはいけません。歯は1本だけでなく他の歯と連動しているので、計画もなしに動かせば他の歯並びも悪くなります。

鈴木先生

下手に力をかけると、すきっ歯が治るどころかねじれたり傾いたりする危険があります。

患者さん

それは…やめたほうがいいですね。

すきっ歯は矯正治療で改善しよう

すきっ歯をどの方法で矯正するにしても、近所の一般歯科よりは矯正について詳しく学んでいる矯正歯科医が常駐している歯医者さんを探しましょう。虫歯治療を主に行う一般の歯科では、矯正の設備が整っていないことがあるからです。

矯正専門の歯医者さんでは、すきっ歯を含めたお口の状態を把握しながら、経済的な事も含めて治療方法の相談に乗ってくれますよ。

記事の重要ポイントをチェック!
    • ワイヤー矯正は、すきっ歯を含めたどんな歯並びでも同時に矯正することができる
    • マウスピース矯正は、軽度な歯並びの悪さからくるすきっ歯を目立たずに矯正できる
    • ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り板を貼り付けてカバーできる
    • ダイレクトボンディングは、歯科用プラスチックを詰めて隙間を埋める
    • 自力ですきっ歯を治そうとすると歯並びが悪くなる危険性がある