矯正のリテーナー中に引っ越し!歯科を転院するにはどうしたらいい?

矯正のリテーナー中に引っ越し!歯科を転院するにはどうしたらいい?
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矯正の終盤では、保定期間をもうけてリテーナーをつけるように言われます。しかし、リテーナー中に引っ越しなどで転院しなければならなくなったら、他の歯科医院でも診てもらえるのか、途中で歯医者さんが違ってしまうことに問題はないのだろうかと不安になりますね。ここでは、リテーナー中の転院について、詳しくご紹介していきます。

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    • リテーナー中だけど引っ越しすることになった…
    • リテーナーって他の歯科でも診てもらえるの?
    • リテーナーから別の歯医者さんにお願いすることはできる?
    • 転院したいけど手続きの方法が分からない
    • もうリテーナーだけだし引っ越しを機にやめても大丈夫?
INDEX
  1. 保定期間中の引っ越しはけっこうよくある
  2. 保定期間中に引っ越す場合
    1. 転院先に引き継ぎをしてもらう
    2. 引き継ぎの流れ
  3. 治療費はどうなるの?
    1. 多くの歯科医院は払い戻してくれる
    2. 転院先ではリテーナー代を支払う
  4. リテーナーが引き継げない場合もある!
  5. 引っ越しだけじゃない!治療中の転院
    1. セカンドオピニオンを使うケース
    2. セカンドオピニオンの流れ
    3. セカンドオピニオンを利用するときの注意点
  6. リテーナーを勝手にやめると矯正が台無しに!

保定期間中の引っ越しはけっこうよくある

保定期間中に引っ越さなければならなくなると焦ると思いますが、実はよくあるケースです。リテーナーは矯正期間と同じくらいの時間をかけるため、1年〜3年ほどかかります。その間に転勤や結婚などで引っ越すことになるというのは十分ありえることです。

鈴木先生

歯科医師のほうでもこうしたケースには慣れているので、心配いりませんよ。

ネコさん

そうなんですね〜。よかった〜。

保定期間中に引っ越す場合

保定期間中に引っ越すことになったら、以下のことに注意してスムーズにことをすすめましょう。

転院先に引き継ぎをしてもらう

まずは、担当医に引っ越すことを伝えます。引っ越しの時期が詳しく分かれば、できるだけ詳しく伝えます。また、早めに相談すれば転居先の歯科医院に連絡をとって引き継ぎをしてくれる場合がありますので、余裕を持って相談しましょう。

鈴木先生

転居先の歯科医院は、言えば探してくれる場合も多いです。

ネコさん

その方が自分で探すより安心な気がしますね〜。

引き継ぎの流れ

引き継ぎは、以下のような流れで行います。

保定期間の引き継ぎの流れ
    • 引っ越し・転院の希望があることを伝える
    • 転院先を紹介してもらう・または自分で探す
    • 引き継ぎのための診断書を用意してもらう
    • 引っ越し
    • 診断書や紹介状などの資料を持って転院先に行く
    • 保定期間を再開する
鈴木先生

中には同じグループ会社の歯科医院もあって、そういうところだとよりスムーズです。

ネコさん

へぇ〜、そういうこともあるんですね。

治療費はどうなるの?

ネコさん

先生、別の歯医者さんになる場合、治療費はどうなるんですか?

鈴木先生

いい質問ですね。それはですね…。

治療費は、ざっくりというと転院前の歯科医院と転院後の歯科医院とで、治療費が異なります

矯正治療は、それぞれの歯科医師の考え方があります。転院先で使うリテーナーの種類や治療時間などが異なり、追加費用が発生することがあるということも頭に入れておくと良いでしょう。

多くの歯科医院は払い戻してくれる

ただ、最初に一括で治療費全体を支払っている場合は、保定期間の分を払い戻してくれる可能性が高いです(治療の進度にもよります)。少なくとも、二重払になるような心配はありません。

また、多くの歯科医院では保定期間も治療費に含んでいますが、だからといって転院先ですべての矯正治療費を請求されることはまずありません。保定にかかる分だけ計算されて、支払うことになることが多いです。

鈴木先生

引き継ぎで必要になる資料は、資料費として請求するところもあります。

ネコさん

紹介状なんかはどこでも有料ですよね。

転院先ではリテーナー代を支払う

先述したように、矯正治療は歯科医院や歯科医師によって考え方が異なります。転院前の歯科医院から情報を引き継いだといっても、まったく同じように行うかといえば、そうとは限りません。大抵の場合、リテーナーは何度が修正したり作り直したりしますが、作り直す段階で新たなリテーナーを作ることもあり、リテーナー代を請求されることがあります。

ネコさん

リテーナーって修理や作り直すことがあるんですね。

鈴木先生

リテーナーは矯正装置より弱いので、ずっと使っていると亀裂が入ったりすることがあるんです。

ネコさん

もちろん、そのまま使い続けちゃダメなんですよね?

鈴木先生

変形や破損の元になるし、壊れた状態の歯列になってしまうので、それはやめたほうがいいですね。

ネコさん

うわ〜、それは大変ですね〜。

リテーナーが引き継げない場合もある!

例えば、転院前はマウスピースのリテーナーを使っていたのに、転院先の地域ではどこの歯科医院もプレート型しか扱っていないといったことがあります。そういった場合には一からリテーナーを作らなくてはならないので、注意しましょう。

ネコさん

転院後はその歯医者さんの方針で進められるってことですね。

鈴木先生

だからといって仕上がりが違ってしまうことはありません。治療を成功させるためにも、引き継いでもらうことは重要なんです。

ネコさん

なるほど〜。

鈴木先生

もし分からないことがあれば、納得できるまで説明してもらってくださいね。

引っ越しだけじゃない!治療中の転院

転院は、引っ越しのタイミングだけとは限りません。中にはどうしても治療に不満がある・信頼関係が崩れてしまったという場合もあります。そういった場合には、セカンドオピニオンを求めることができます。

セカンドオピニオンを使うケース

セカンドオピニオンを使うケースは、以下のような例があります。

    • 何度リテーナーを調整してもらっても違和感や痛みがある
    • 口元が説明の仕上がりと違い不安がある
    • 途中から歯科医師とウマが合わなくなってしまった
    • 指示通りにしているのに思ったような効果が出ていない

上記のようなことがある場合、同じ歯科医院で治療を続けるのは難しいでしょう。そんなときは、セカンドオピニオンを紹介してもらい、診断してもらうことができます。

鈴木先生

セカンドオピニオンは患者さんの権利なので、気にせず申し出てくださいね。

ネコさん

なんだか悪い気がするけど、いいんですね。

鈴木先生

基本的にはどの歯医者さんも協力してくれるはずですよ。

セカンドオピニオンの流れ

セカンドオピニオンを利用する際の、具体的な流れは以下になります。

セカンドオピニオン利用の流れ
    • セカンドオピニオン希望することを担当医に伝える
    • 診断書などを作製してもらう
    • セカンドオピニオンを紹介してもらう・セカンドオピニオンを行っている歯科医院を自分で探す
    • 予約を入れ、予約当日に診断書を持って来院する
    • 診断書を渡し、セカンドオピニオンを受ける
鈴木先生

セカンドオピニオンを受けた結果、納得できればそれでいいし、転院したいなら担当医に伝えてください。

セカンドオピニオンを利用するときの注意点

    • セカンドオピニオンを行っているかどうか確認する
    • セカンドオピニオンは3院くらいにとどめる
    • 不安や疑問に思っていることをメモしておく
    • 別の治療法を探している場合には、事前にメモしておく

セカンドオピニオンは、どの歯科医院も行っているわけではありません。自分で探す場合には、セカンドオピニオンを行っているかどうかを、まず確認しましょう。また、セカンドオピニオンを受ける目的を明確にしておけば、受付先の歯科医院でも答えが出しやすくなり、より的確な説明を受けることができます。

ネコさん

へぇ〜、セカンドオピニオンってひとつだけとは限らないんですね〜。

鈴木先生

なかにはドクターショッピングのようになってしまう人もいるんです。

ネコさん

だから、聞きたいことをあらかじめメモしておくといいんですね。

リテーナーを勝手にやめると矯正が台無しに!

引っ越しなどで歯科医院に通えなくなり、なんとなくリテーナーをやめてしまうと、せっかく長い時間かけて治療をしてきた歯列が、元に戻ってしまうリスクが高いです。

リテーナーは指示されたとおりに最後までしなければ、理想の歯並びになりません。転院する場合は早めに申し出て引き継いでもらい、最後までしっかりと行って理想の歯並びを手に入れましょう。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 保定期間中の転院は珍しいことではなく医師も了解している
    • 保定期間中に引っ越すことになった場合は、引き継ぎをしてもらう
    • 治療費は、元の歯科医院では保定期間の分が払い戻される事が多い
    • 転院先では保定期間分だけ請求される
    • リテーナーは歯科医院によって方針が違う
    • 転院先でリテーナー代を請求されることもある