歯列矯正中のゴムかけで頭痛!どうすれば痛みが解消する?鎮痛薬は?

歯列矯正中のゴムかけで頭痛!どうすれば痛みが解消する?鎮痛薬は?
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矯正の「ゴムかけ」で頭痛が起こる人がいます。かと思うと、少し違和感があると思うだけで、頭痛などの痛みを感じない人もいます。

頭痛がするのも、ゴムかけをやりはじめたばかりの1週間~2週間くらいだといいますが、我慢できないようなら早めに歯科に相談してくださいね。

今回は、矯正のゴムかけ頭痛がおこる理由と改善する方法について、お伝えします。

この記事がおすすめな人
    • 矯正のゴムかけで頭痛が起こるので止めたい。どうして痛みが出る?
    • 矯正のゴムかけで頭痛が起こるのを解消するためには、何ができる?
    • 矯正のゴムかけで頭痛がするので、市販の痛み止め薬を飲んでいい?
    • 頭痛が出るほど辛いのに、矯正のゴムかけってする意味があるもの?
    • そもそもゴムかけって、何のためにしているのかわからなくなった。
INDEX
  1. 矯正のゴムかけで頭痛がおこる理由
    1. 歯根が動き出している
    2. 筋肉のこりが酷い
    3. 就寝時に歯ぎしり
  2. 頭痛を改善するために、できること
    1. 歯科へ相談する
    2. マッサージで体をほぐす
    3. リラックスする
    4. 痛み止めの薬を飲む
  3. ゴムかけをがんばればいいことがある!
    1. 上下の噛み合わせの調整
    2. 全身の健康が回復・維持
    3. 虫歯や歯周病の予防
  4. 矯正がおわると頭痛や肩こりが治ることも!

矯正のゴムかけで頭痛がおこる理由

ネコさん

矯正のゴムかけを始めたら、頭痛がする~!ゴムをかけてるのは歯なのに、どうして頭が痛いの…?

矯正のゴムかけを始めたばかりの頃は、痛みが出ることがあるのですが、中には頭痛がするという人もいます。たいてい、1週間~2週間くらいで身体が慣れてきます。

ゴムかけで頭痛が出るのには、次のような理由が考えられます。

歯根が動き出している

ゴムかけは、上の歯と下の歯に端と端を引っ掛け、上下の噛み合わせを調整するために行います。

痛みは特に引っ掛けた瞬間に発生することが多いのですが、これは歯の根っこにゴムかけによる力が作用しているからです。つまり、移動させようとしている歯が動き始めているというわけです。

牧田先生

あまりにも頭痛がひどいようであれば、我慢のしすぎはよくありませんので、通っている歯科に相談してくださいね。

筋肉のこりが酷い

慣れない歯列矯正を長く続けていると、無意識のうちに身体が緊張します。長く放置していて、顎まわりの筋肉凝り固まってしまっていませんか?

それが全身に広がって、頭痛や不眠に悩まされているというケースは、実は珍しくありません。

牧田先生

もともと全身の筋肉が硬くなっていると、ゴムかけをしたことが引き金になって、ひどい頭痛が発生することがありますよ。

就寝時に歯ぎしり

就寝中、歯ぎしりや食いしばり癖が出ていませんか?寝ている最中のことですから、なかなか自分では気付きにくいかもしれません。

眠っているとき、自覚のないまま歯や顎の骨に強い力が加わるため、それが身体的ストレスとなって積もっていき、ゴムかけをした時、これがまたきっかけになって頭痛が起こることもあるのです。

牧田先生

歯ぎしりや食いしばりは、意外にも強い圧力を発するもので、時には100kgもの力を歯に加えていることがあります。

頭痛を改善するために、できること

ネコさん

矯正のゴムかけで頭痛するのは仕方がないとしても、あまりにも痛い時はゴムを外したくなっちゃう…!どうすればいいのかなぁ~?

矯正のゴムかけで頭痛が出るか出ないかには、個人差があります。なんとなく違和感はあっても痛みは無いという人もいれば、ひどい頭痛に悩まされる人もいます。

中には睡眠障害に陥ったり、湿疹がでたりする人もいます。

歯科へ相談する

顎間ゴムによるゴムかけは、矯正治療につきものといっていいほど一般的に行われています。多くの人が、多少の痛みがあったとしても我慢できないほどではなく使用できているものです。

ですから我慢できないほど痛みがでる、頭痛がひどいという場合は、何か他の原因があるのかもしれません。一度、通っている歯科に相談して、検査を受けてみてください。

牧田先生

歯列矯正は専門的な知識や技術を要する歯科治療です。矯正治療の専門医や認定医がいる歯科など、確かな治療を受けられる歯科医療機関を選んでくださいね。

マッサージで体をほぐす

矯正中は、自覚がなくても緊張で身体が強張ってしまうものです。

顎まわりの筋肉、肩こり、腰痛など、全身の筋肉が硬くなっていると、ゴムかけが痛みの引き金をひいてしまうことがあります。

牧田先生

できるだけ筋肉をほぐし楽な状態でゴムかけを受け入れられるように、こまめにマッサージやストレッチで身体をやわらかく保つようにしましょう。

リラックスする

矯正中は装置をつけていなくてはならないストレスから心身ともに凝り固まってしまいがち。ふだんなら頭痛が起こらないはずなのに、過敏になっているせいで痛くなることもあります。

矯正中・ゴムかけ中は、ストイックに挑まなければならないことが多い時期です。だからこそ、他の面では自分を甘やかしてリラックスできるよう心がけてください。

牧田先生

入浴はシャワーだけで済まさず、湯ぶねに浸かると筋肉がほぐれますし、リラックスにつながりますよ。自律神経のバランスが整えられますので、頭痛を和らげ、入眠しやすくなります。

痛み止めの薬を飲む

歯科医の治療方針にもよりますが、痛み・頭痛がひどいときは、鎮痛剤を処方されることがあります。歯科医に確認すれば、市販の薬を飲むこともできます。

牧田先生

あらかじめ、痛みが出た時にどうすればいいか、歯科医に聞いておくといいですね。矯正の状態や治療方針にもよりますが、何らかの対処法を提案されるはずですよ。

ゴムかけをがんばればいいことがある!

ネコさん

頭痛はするし、ごはんは食べにくいし、ゴムかけって大変~…!これを乗り越えれば、キレイな歯並びになれるんだから、がんばりたいけど~!

牧田先生

ゴムかけを続ければ、矯正装置だけでは得られない、いいことがたくさんありますよ。

ゴムかけは、つけているうちに身体が慣れてくるとはいえ、スタートしたころは「続けられるかな?」と不安になった人もいたでしょう。

特に年齢を重ねてからの矯正は、子どもや若者よりも歯が動きにくくなっているのは確かなので、あまり強い力をかけると痛みがでることもあります。

どうしても頭痛は治まらないときは無理をせず、できる範囲でゴムかけをがんばっていきましょう。ゴムかけをがんばれば、いいことがたくさんありますよ。

上下の噛み合わせの調整

矯正装置では横の歯並びがキレイになっていきますが、ゴムかけは上下の歯にひっかけるものなので、噛み合わせの修正が目的です。

ゴムかけをするのは、ほんの数カ月間のことですが、その間に、ちょっとした歯の隙間や前歯の出っ張りなどが引っ張られて噛み合わせが整っていきます。

牧田先生

噛み合わせのバランスが崩れていると、顔の輪郭に影響することがあります。個人差はありますが、顔の歪みやシワをすっきりさせる効果にも期待できますよ。

全身の健康が回復・維持

噛み合わせのバランスが整うと、全身の健康にも良い影響が出てきます。

慢性的な肩こりが和らぐこともありますので、よく眠れるようになるでしょう。

そうすると腸内環境が整い、身体の中の老廃物をうまく排出できるようになって免疫機能が高まり、風邪や感染症にかかりにくくなる…といった嬉しい健康サイクルが回り始めます。

牧田先生

噛み合わせは健康の要といっても過言ではないほど、重要な役割を担っているんですよ。しっかり噛めると認知症になりにくいという研究も進んでいます。

虫歯や歯周病の予防

噛み合わせや歯並びが改善され、正しい咀嚼ができるようになると、以前のように汚れや歯垢がたまりにくくなります。

そうすると、虫歯や歯周病を予防しやすくなり、健やかできれいな歯を長く保てるようになります。

牧田先生

歯並びや噛み合わせが正常になると、歯磨きもしやすいですよ。

矯正がおわると頭痛や肩こりが治ることも!

ネコさん

やっぱりゴムかけ、しっかりやった方がお得ですね~!

牧田先生

矯正治療が終わると、頭痛や肩こりが治ることもありますよ。慢性化していた人も、歯列矯正後は楽になったそうです。

ネコさん

頭痛とか面倒なこととか、たくさんあるけど、がんばってやり遂げたいと思います~!

牧田先生

ぜひ、がんばってくださいね。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 矯正のゴムかけをしていて頭痛がするのは、歯根が動いているから。
    • ゴムかけの頭痛を解消するために、マッサージでリラックスしよう。
    • ゴムかけの頭痛には、市販の鎮痛薬を飲んでいいか歯科医に相談を。
    • もともと筋肉が硬くなっていると、頭痛が起こりやすい。
    • 矯正が終わると、頭痛や片こりがサッと治っていることがある。