歯列矯正のリテーナーが痛い!もしかして後戻り?痛いときの対処法とは

歯列矯正のリテーナーが痛い!もしかして後戻り?痛いときの対処法とは
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歯列矯正後につけるリテーナーって、痛いもの?

リテーナーは、矯正が終わって歯並びがきれいになったタイミングで、歯の位置を固定するためにつける装置です。

歯列矯正そのものは、歯が動くタイミングで少し痛みが出るときがあるので、それをご存知の方は、特に「リテーナーはどうなの?矯正が終わったあとも装置をつけるなんて…」と、わずらわしく感じてしまうかもしれませんね。

ここでは、矯正後のリテーナーは痛みを伴うものなのか、痛みがあるときの対処法についても解説します。

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    • 歯列矯正が終わってからつけるリテーナーが痛いのか、気になっている。
    • 矯正後のリテーナーをつけ始めたが痛みがある。これって普通?
    • 矯正後のリテーナーを久しぶりにつけたら痛い。後戻りしている?
    • 矯正後のリテーナーをつけた時、痛みが生じる原因を知りたい。
    • 矯正後のリテーナーをつけて痛いときは、どのように対処すべき?
INDEX
  1. 歯列矯正後に使うリテーナーは痛いもの?
    1. 矯正装置なら最初は痛いことがある
    2. リテーナーは基本的に痛みはない
  2. 歯列矯正後に使うリテーナーが痛い!その原因は?
    1. 慣れておらず違和感があるだけ
    2. リテーナーが歯茎に当たっている
    3. リテーナーをつけていない期間があった
    4. リテーナーの装着時間を守っていない
  3. 歯列矯正後に使うリテーナーが痛いときの対処法
    1. 歯科医院に連絡・相談する
    2. 数日つけていれば慣れることも
  4. リテーナーを久しぶりにつけて痛いときは後戻りの可能性大!

歯列矯正後に使うリテーナーは痛いもの?

ネコさん

リテーナーって、矯正の後に歯並びを固めるためにつける装置ですよね~?痛みはあるんですか~?

牧田先生

リテーナーは基本的に、歯をその場で固定するための装置なので痛みはあまりないのが普通です。

ネコさん

そうなんですね~!それなら安心…えっ?でも、「あまりない」っていうことは「少しはある」ってことですか~?

牧田先生

リテーナーをつけて痛みが生じる場合は、何らかの痛みの原因があります。順を追ってチェックしていきましょう。

矯正装置なら最初は痛いことがある

リテーナーではなく、歯を動かすための歯列矯正の装置は、歯が動くようを掛けますので、痛みが生じることがあります。

矯正治療中は、歯が大きく動くタイミングでも痛みが生じることがあります。

リテーナーは基本的に痛みはない

歯並びがきれいになって、矯正装置が外れた後でつけるリテーナーは、歯が移動した新しい位置で固定させるためにつける装置です。

歯を動かすための装置ではないので、リテーナーが担うのは、痛みを伴う治療ではありません。基本的には、痛みがでることは、あまりないといえます。

歯列矯正後に使うリテーナーが痛い!その原因は?

ネコさん

う~ん、痛みがでる治療はしないはずのリテーナーで、痛みがでることがあるのは、どうしてかなぁ~?

牧田先生

本来、痛みを伴う治療をしないリテーナーですが、もしリテーナーをつけたとき痛みが出たなら、次のような原因が考えられます。

慣れておらず違和感があるだけ

リテーナーは、つけてみるとわかるのですが、口内でピタッと密着しているため、違和感を覚えやすい装置です。

歯の固定を目的としていることから、歯茎を覆う面積が広い装置であることが、その理由です。慣れるまでは異物感が拭えない人もいますが、それでも数日~2週間くらいで慣れるケースがほとんどです。

また、中には矯正力があるリテーナーも存在します。あと少しだけのすき間をリテーナーで調節するといった場合、リテーナーにも矯正装置のような役割があるので、痛みが生じることがあります。

どういう目的でリテーナーを選んだのか、歯科医師の説明をきちんと聞いておきましょう。

※リテーナーの種類については、下記の記事もご参照ください。

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リテーナーが歯茎に当たっている

リテーナーは矯正後にキレイになった歯の型取りをしてつくりますが、装置の端が歯ぐきに当たって痛みがでることがあります。

装置が当たったところに口内炎ができたり、傷から細菌が入り込んで炎症がおきたりするリスクがありますので、装置が当たって痛みがある場合は我慢せず、早めに歯科医に相談するようにしましょう。

リテーナーをつけていない期間があった

リテーナーをつけるのをサボってしまったり、慣れる前につけるのを止めてしまったりした期間がある場合は、歯が後戻りしている可能性があります。

後戻りとは、矯正で動かした歯が元の位置に戻ろうとしている状態を指します。

後戻りのしやすさには個人差がありますので、矯正後、1週間くらいリテーナーをつけていなくても問題ない人もいれば、ほんの2時間くらいリテーナーをつけ忘れて外出しただけで後戻りする人もいます。

後戻りしている歯に無理矢理リテーナーをつけると、合っていないわけですから痛みが生じますし、後戻りがひどい時はリテーナーが入らないという事態に陥ります。

リテーナーの装着時間を守っていない

歯列矯正が終わったばかりの頃は、基本的にリテーナーを24時間つけるのが一般的です。取り外し式のリテーナーの場合は、食事と歯磨きの際は外します。

けれども、食事をする前にリテーナーを外したものの、食べ終わってからすぐにつけなかったり、外出時にひんぱんにつけ忘れたりしていると、リテーナーの装着時間を守っていないことになります。

たとえ毎日つけていたとしても、決められた装着時間を守らなければ、少しずつ歯並びが後戻りしてしまいます。その結果、リテーナーが合わなくなって痛いと感じようになるのです。

歯列矯正後に使うリテーナーが痛いときの対処法

ネコさん

リテーナーをつけて痛みがある場合は、何か理由があるんですね~!

牧田先生

そうですね。リテーナーは、本来は痛みを伴う治療をする装置ではないですからね。痛みが出たときは、かかりつけの歯科に相談しましょう。

歯科医院に連絡・相談する

リテーナーをつけて痛みがある時は、早めに歯科に相談してください。

リテーナーは、矯正した歯を移動した新しい場所で安定させるための装置なので、本来なら痛みが出ることは、あまりありません。つまり、その痛みには何らかの原因があるのです。

もし、歯茎や口の粘膜に当たって痛みが出ている場合は、リテーナーの一部を削るなどの対処をすることもできます。

数日つけていれば慣れることも

ただし、リテーナーをつけたばかりの頃は異物感がありますので、「なんだか痛い気がする…」と感じても、数日つけていば慣れることも多いです。

その慣れない痛みが、口内が過敏になっているせいで起こっている精神的なものなのか、もしくはリテーナーが物理的に口内を傷つけているのか、患者さんが自分で判断するのは難しいでしょう。

リテーナーをつけてみて、「おかしい」「不快」といった違和感がある時は、遠慮なく歯科医に申し出るようにしてください。

リテーナーを久しぶりにつけて痛いときは後戻りの可能性大!

矯正が終わって装置が外れると、「歯並びがキレイになった!」と感じますが、残念ながらまだ歯はその場所で安定していません。

リテーナーをつけないでいると、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が始まります。

面倒だからとか、つい忘れてしまったとか、リテーナーをつけない期間が長くなればなるほど後戻りが進み、久しぶりにリテーナーをつけたときは痛みがでます。

大きく後戻りしてしまった場合はリテーナーが入らず、リテーナーの作り直しになるか、ひどいときには矯正のやり直しになる可能性もあるのです。

ネコさん

わぁ~!リテーナーが面倒だからつけていないっていう友達がいるけれど、次につけた時は痛いかもしれないな~!教えてあげなくちゃ!

牧田先生

「痛いから…」と、リテーナーをつけるのを止めるのは後戻りのリスクが高い行為です。自己判断しないで、困ったことがあれば、遠慮なくかかりつけの歯科医に相談してくださいね。

ネコさん

それがいいですね~!せっかく歯列矯正したのに、失敗したくないですもん~!

※矯正の後戻りについては、下記の記事も参照してください。

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記事の重要ポイントをチェック!
    • リテーナーの役割は、歯列矯正のあとで歯を安定させること。
    • 矯正後にリテーナーをつけても、基本的に痛みはあまりない。
    • 矯正後のリテーナーで痛みが出ても、数日で慣れることもある。
    • リテーナーを暫くつけておらず痛い場合、後戻りの可能性がある。
    • リテーナーをつけて痛みがある場合は、歯科に連絡・相談を。