姿勢が悪いと、歯並びも悪くなる!?姿勢と歯並びの密接な関係とは?

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ごはんを食べるとき、足をブラブラ。いつも横向きやうつ伏せで寝ている。頬杖をついて本を読む。お子さんにそんな日常的な習慣はありませんか?

悪い姿勢や習慣は、歯並びの乱れにつながります

また、歯並びや噛み合わせが悪くなると、見た目の問題だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼすのです。

子供の歯並びを悪くしないために、正しい姿勢を目指しましょう。

この記事がおすすめな人
    • 子供の歯並びを良くしたい方。
    •  
    • 歯並びは姿勢の影響を受けるというのは、本当?
    • どんな姿勢が歯並びを悪くするのか、知りたい方。
    • 腰痛や肩こりがひどいのは、足を組むクセの影響?
    • 子供の姿勢を正す方法があれば知りたい。
INDEX
  1. 姿勢が悪い子供は出っ歯や受け口になる!?
  2. 歯並びが悪くなる「悪い姿勢」とは?
    1. 猫背になる
    2. 頬杖をつく
    3. 足をぶらぶらさせて食べる
    4. イスの上で足を組む、崩す
    5. 横を向いて寝る
    6. いつも同じ側で荷物を持つ
  3. 子供の姿勢を直す方法
    1. 良い姿勢のメリット・デメリットを伝える
    2. 正しい姿勢とは何か具体的に伝える
  4. 頭の傾きが少し変わるだけでも歯並びに影響あり!

姿勢が悪い子供は出っ歯や受け口になる!?

患者さん

先生、姿勢が悪いと、歯並びが悪くなるんですか?

柿木先生

姿勢は、歯並びに影響します。姿勢が悪い歯並びや噛み合わせが悪くなりやすいですし、健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。

患者さん

やっぱりそうですかー。子供の姿勢のこと、気になっていました。どんな姿勢だと、歯並びが悪くなりやすいですか?

姿勢が悪い子供は、受け口や出っ歯などの歯並びの乱れを招きやすいことがわかっています。

どんな姿勢が歯並びを悪化させるのか、チェックしてみましょう。

歯並びが悪くなる「悪い姿勢」とは?

食事中や睡眠中など、日常生活でクセになっている姿勢の悪さが原因で、歯並びが悪くなる現象は珍しいことではありません。

猫背になる

猫背になると、身体がバランスをとるために自動的に、頭が前に突き出した姿勢になります。

同時に口元も前へ突出しますので、出っ歯や受け口になっていくのです。

猫背は口を閉じにくくなるため口呼吸が増えますので、上下の歯が噛み合わずに開いたままになっている「開咬」という歯並びの乱れをも招きます。

頬杖をつく

姿勢が傾いている、身体の中心がズレている子供は、頬杖をつくクセがあるケースが多いといえます。

何かに集中するときに頬杖をつくクセは自覚なく頻繁に行われますので、そのまま続けていると、じわじわと身体が歪んでいくのです。

柿木先生

まだ骨が柔らかい発育途中の子供の場合は、顔の形が左右非対称になってしまうこともあるので要注意です。

患者さん

わぁ、頬杖ってそんな怖いことにつながるんですね~!

足をぶらぶらさせて食べる

食事中、足は床についていますか?

子供の場合は、床に足が届かず、ぶらぶらさせたまま食べているケースは少なくないかもしれませんが、歯並びや嚙み合わせの乱れにつながります。

足が床についていない状態で食事をすると、しっかりと噛めません。噛む力が鍛えられないので、顎の筋肉が弱くなり、歯がキレイに並ぶための顎が未発達になってしまう恐れがあるのです。

柿木先生

イスがテーブルが高くて足が床につかない場合は、足がのせられる台を用意てくださいね。

患者さん

足置き台がある方がいいんですね~。

イスの上で足を組む、崩す

イスの上であぐらをかいたり、足を崩したりして食事をすると、身体の歪みの原因になります。

長く続けていると、噛み合わせのバランスが悪くなるだけでなく、肩こりや腰痛の慢性化につながります。

柿木先生

足を組んだほうが楽という場合は、長年の習慣の影響で、すでに身体が歪んでいるのかもしれませんね。

患者さん

わぁー、うち、まさにそれです。足組むの止めなきゃ~!

横を向いて寝る

横を向いて寝る姿勢も、長期間続けていると顎や身体の歪みを引き起こします。

なるべく正しい姿勢で寝るほうがいいのですが、入眠の妨げになる、安眠には横を向いて寝るのがいちばん、という場合。いつも同じ方ばかり向くのではなく、違う方を向いてみるなど、ひとつの姿勢だけを長く続けないように気を付けるとよいでしょう。

柿木先生

お子さんは、ご両親と一緒に寝ていると、親のいる方をむく傾向があります。可能であれば、日によって、お母さんお父さんが添い寝する位置を変えてみてくださいね。

患者さん

親が寝る位置を変えて、子供の姿勢が偏らないように工夫するんですね。それ、いい方法ですね~!

いつも同じ側で荷物を持つ

片方の肩にばかり重い荷物を掛けるなど、荷物を同じ方でばかり持つクセがあると、身体のゆがみの原因になります。

身体のバランスが崩れると、噛み合わせの悪化にもつながります。

荷物は同じ方でばかり持たず、持ち変えるように気を付けてください。

柿木先生

背骨からの歪みを引き起こしかねませんので、こまめに持ち変えるようにしてくださいね。

患者さん

ついやってしまいがちですよね、このクセ!子供にも気を付けるように言います~!

子供の姿勢を直す方法

患者さん

足を組むとか横向き寝とか、うちもついやってしまってますね。気をつけなくちゃー

柿木先生

お子さんのクセはご両親や周りの大人からうつることが多いですよ。

患者さん

そうなんですね。子供の姿勢を直すためには、どうしたらいいでしょう~?

歯並びや噛み合わせは両親からの遺伝で子供に受け継がれるケースが少なくありませんが、骨格などの身体の形だけでなく、日頃のクセが子供にうつる「生活習慣の伝染」によって、歯並びの悪化を招くことがあるのです。

子供に姿勢の悪いクセがつかないように、日頃から良い姿勢と悪い姿勢について、わかりやすく話してあげるようにしましょう。

良い姿勢のメリット・デメリットを伝える

「姿勢良くして!」と言われても、子供は悪い姿勢の方が楽だからそうしているのです。

楽な方に身体が動いてしまうのは自然なこと。根気よく、どうして良い姿勢にしなければならないのか、悪い姿勢でいたらどんなデメリットがあるのか、しっかり伝えるようにしましょう。

悪い姿勢を長く続けていると歯並びが悪くなることについても、インターネットの歯科サイトにある出っ歯や受け口の画像を見ながら説明するのもひとつの手です。

正しい姿勢とは何か具体的に伝える

子供に「姿勢をちゃんとして!」と叱っても、実はどんな姿勢が正しいのか、子供がしっかり把握していないことがあります。

足を床につける、背筋を伸ばすなど、子供と一緒に正しい姿勢を保ってみるなどしながら、具体的に伝えるようにしましょう。

頭の傾きが少し変わるだけでも歯並びに影響あり!

柿木先生

猫背で頭が前に出るだけでも、長く続けていると歯並びに影響が出てきますから気をつけてくださいね。

患者さん

そうなんですねー。子供の姿勢を正すなら、親も一緒に正しい姿勢にならないとダメですね。うちも、足を組むクセを治すように気を付けます。

柿木先生

いいですね。姿勢の悪さは、大人の歯並びの悪化にも影響がありますので、お母さんも一緒に正しいし姿勢を目指していただくのは、とてもいいことですよ。

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記事の重要ポイントをチェック!
    • 姿勢の悪さは、噛み合わせや歯並びを悪化させる。
    • 猫背、頬杖などを長期間続けると歯並びに影響する。
    • 食事をする時は、足を床につけて食べるようにする。
    • 子供に、正しい姿勢とは何か、具体的に伝える。
    • 口呼吸になると歯並びに悪影響があるので要注意。