出っ歯の矯正法6選!骨格ごと治すやり方、短期間で矯正するやり方

出っ歯の矯正法6選!骨格ごと治すやり方、短期間で矯正するやり方
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出っ歯で悩んでいる人は、歯並びの不正がある日本人の13%というデータがあります。

八重歯などの歯並びのデコボコの次に多いのが、出っ歯となっています(厚生労働省 e-ヘルスネット:不正咬合の種類と実態より)。

そのため、出っ歯の矯正を考えたことがある人はそれなりに居らっしゃると思いますが、少し調べただけでもさまざまな矯正のやり方があるのが分かります。

そこで今回は、出っ歯の矯正にはどんなやり方があるのかまとめてみました。

ぜひ最後まで読んで、出っ歯の矯正のやり方の概要をつかんでくださいね。

この記事がおすすめな人
    • 出っ歯の矯正を考えている。どんなやり方があるのかが知りたい。
    • かなり重度の出っ歯なので、矯正で改善できる分からず悩んでいる。
    • 出っ歯の矯正で、歯科医がおすすめするやり方があれば知りたい。
    • 出っ歯の矯正のやり方で、短期間でできる方法があれば知りたい。
    • 出っ歯の矯正のやり方で、ストレスや痛みが少ない方法を知りたい。
INDEX
  1. 出っ歯の矯正、どんなやり方がおすすめ?
  2. 出っ歯の矯正・やり方①マルチブラケット矯正
  3. 出っ歯の矯正・やり方②マウスピース矯正
  4. 出っ歯の矯正・やり方③インプラント矯正
  5. 出っ歯の矯正・やり方④外科手術で矯正
  6. 出っ歯の矯正・やり方⑤セラミック矯正
  7. 出っ歯の矯正・やり方⑥軽度ならトレーニングで治す
  8. 出っ歯の状態に合ったやり方で矯正治療を!

出っ歯の矯正、どんなやり方がおすすめ?

ネコさん

出っ歯の矯正って、どのやり方を選べばいいのかなぁ~?できれば矯正中って分からない方法がいいけれど、早く矯正できる方法があれば、そのやり方もいいなぁ~!うーん、悩んじゃう…!

出っ歯は、上の前歯が前に突き出している状態のことで、歯科用語では「上顎前突症」といいます。

出っ歯には、歯に要因があるタイプと、骨格に要因があるタイプがあり、タイプ別・症状別に矯正のやり方が違います。

歯に要因がある出っ歯は、歯列矯正で治療を行いますが、骨格要因の出っ歯になると、外科的矯正といって手術を伴う場合があります。

ネコさん

歯医者さんからおすすめのやり方って、あるんですか~?

牧田先生

おすすめの矯正のやり方は、症状によって違います。では、出っ歯の矯正のやり方にはどんなものがあるのか、そのメリット・デメリットについても紹介しますね。

出っ歯の矯正・やり方①マルチブラケット矯正

マルチブラケット矯正は、歯1本に1つ、ブラケットという装置を接着させ、そこにワイヤーを通し、その弾力を活かして歯並びをキレイに整えていく治療法です。

歯列矯正というと、この治療法をイメージする人が圧倒的に多いのではないでしょうか?

それだけの知名度があるのは、マルチブラケット矯正は、幅広い症状に対応できるからです。矯正装置を用いて治療するケースでは、出っ歯を含めほぼすべての治療が可能です。

ネコさん

あぁ~、ギラギラ目立つ感じが苦手だなぁ~。でも矯正力が強いやり方なら、仕方ないかなぁ…。

牧田先生

従来のマルチブラケットは金属の装置が目立ちましたが、最近では歯の色に溶け込むホワイトワイヤーや透明のブラケットなど、目立たない矯正ができる選択肢が増えてきましたよ。

ネコさん

えっ!?それは嬉しいですね~!詳しく知りたいです~!

マルチブラケット矯正のメリット
    • もっとも歴史が長い矯正のやり方なので、治療実績が多くて安心
    • 難しい症例にも対応できるので、出っ歯の治療にも向いている
    • 矯正治療のやり方の中では、比較的費用がリーズナブル
    • 審美ブラケットやワイヤーでの目立たない矯正も可能(費用は別途)
マルチブラケット矯正のデメリット
    • 矯正装置が目立つ(金属製、表側につける場合)
    • 歯磨きしにくい。虫歯・歯周病リスクが高い
    • 取り外しできないので食事しにくい時がある

※目立たない矯正を含むワイヤー矯正の方法については下記の記事をご覧ください。

芸能人が選ぶ目立たない矯正も可能!ワイヤー矯正3つの種類と価格

※「矯正中と周りにばれたくない」という人には、歯の裏側に矯正装置をつける舌側矯正がおすすめです。

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出っ歯の矯正・やり方②マウスピース矯正

マウスピース矯正は、3Dスキャンで歯型を取ってコンピュータ上のシミュレーションに基づき、あらかじめ複数のマウスピースを作製します。

矯正期間中はマウスピースをどんどん付け替えていきますが、1枚替えると歯が0.25mmほど動くよう計算されていて理想の歯並びに近づけていきます。

牧田先生

透明のマウスピースなので、つけていても目立ちません。着脱自由なので便利ですよ。

ネコさん

食事の時に外せるのは嬉しいですね~!

牧田先生

1日の装着時間が決まっていますので、外したらつけるのを忘れないでくださいね。

マウスピース矯正のメリット
    • 矯正中だと周りに気付かれにくい
    • 自分で着脱できるので、食事や歯磨きをしやすい
    • 痛みが少ない
    • ホワイトニングも同時に行えるタイプのものがある
マウスピース矯正のデメリット
    • 極端な出っ歯には対応できない
    • 着脱自由なので、自己管理力が必要
    • マルチブラケット矯正よりも高額

※マウスピース矯正については、こらの記事も参考になります。

【保存版】マウスピース矯正のメリットとデメリット!種類・期間・費用も紹介

出っ歯の矯正・やり方③インプラント矯正

インプラント矯正は、マルチブラケット矯正と組み合わせて行う補助的な治療法です。

アンカースクリューという直径わずか1~2mm、長さ6~10mmの極小さなネジを奥歯の歯茎に埋め込み、そこをワイヤーを引っ張る力の固定源にします。

マルチブラケット矯正よりも強い力で歯を動かせるので、出っ歯のような難易度の高い矯正でも、短時間で治療が可能です。

牧田先生

インプラント矯正を併用すると、マルチブラケット矯正だけで行う矯正の半分くらいまで治療期間を短縮できるんですよ。

ネコさん

早く矯正が終わるのは、すごくいいですね~!惹かれます~!

インプラント矯正のメリット
    • 難しい症例の出っ歯でも矯正できる
    • ヘッドギアなどの大掛かりな矯正をせずに済む
    • 治療期間を大幅に短縮できる
    • 抜歯せずに出っ歯の治療が可能になることがある
インプラント矯正のデメリット
    • アンカースクリュー(ネジ)の埋入手術が必要
    • 手術といっても抜歯程度の処置だが、麻酔を使う
    • 治療中、アンカースクリューが抜けることがある
    • 歯磨き不足になると歯周病のリスクが高まる

※インプラント矯正については、こらの記事も参考になります。

【インプラント矯正】メリット・デメリットや治療方法を詳しく説明

出っ歯の矯正・やり方④外科手術で矯正

顎の骨が前へ突き出している、歪んでいる、といった骨格要因で出っ歯になっている場合は、これまで紹介した矯正装置では治せないことがあります。

その場合は、外科的矯正といって、顎の骨の一部を切除する手術を行います。

口腔外科医と矯正医が連携しながら、治療を進めます。

手術の前後にマルチブラケット矯正を併用して、歯並びを整えます。

牧田先生

限られた症例にはなりますが、骨の手術を伴う場合、保険適用になるケースがあります。詳しくは下記の記事をご覧くださいね。

※外科的矯正で保険が適用になるケースについては、こちらの記事が参考になります

噛み合わせ矯正で保険を使えることがある!?保険適用できる3つのケース

外科的矯正のメリット
    • 顎の骨から矯正できるので、治療効果が大きい
    • 歯を抜かずに出っ歯を治療できることもある
    • 手術前後のブラケット矯正の期間を短縮できることがある
外科的矯正のデメリット
    • 手術・入院が必要(全身麻酔を行う)
    • 手術前の準備段階の矯正で一時的に歯並びが悪くなる場合もある
    • 一般的な手術と同様に、術後の回復には多少の時間が必要になる

※外科的矯正については、こらの記事も参考になります。

出っ歯を矯正できないと言われた!手術を伴う外科的矯正ってどんな治療?

出っ歯の矯正・やり方⑤セラミック矯正

他の矯正治療とは一線を画すのですが、歯を動かさず、出っ歯になっている前歯を少し削って、セラミックの被せ物を装着するやり方があります。

前歯が大きすぎて出っ歯に見えているケースや、前歯2本の間が空いているすきっ歯などの場合、歯の大きさや形を整えることができるので矯正効果が得られます。

ネコさん

えぇ~!?数回の通院だけで出っ歯がキレイになるなんて、夢のようですね~!

牧田先生

そうですね。ですが、セラミック矯正は健康な歯を削るといったリスクもありますので、しっかりと説明を聞いて検討してくださいね。

セラミック矯正のメリット
    • 歯を動かさず、削って被せるだけなので、治療期間が圧倒的に短くて済む
    • セラミック製の義歯にすると、自然な歯の色を選べて見た目もキレイになる
    • 痛みがほとんどない
セラミック矯正のデメリット
    • 健康な歯を削らなければならない
    • 噛み合わせの治療をしないので、改善しない
    • 経年劣化すると再治療が必要になる

※セラミック矯正については、こらの記事も参考になります。

歯列矯正の治療期間はどれくらい?スピード矯正や早くできる方法を解説

出っ歯の矯正・やり方⑥軽度ならトレーニングで治す

軽度な出っ歯の場合は、口周りの筋力トレーニングで改善を図るやり方もあります。

特にお子さんの場合は、日頃の生活習慣や口・舌の癖が出っ歯の原因になっていることがあるので、よくない癖の改善を目指します。

牧田先生

トレーニングは、歯並びが悪くなる舌癖などにアプローチしますので、ブラケットやマウスピースなどの矯正と併用して行うのもおすすめです。

※セルフトレーニングの方法については、下記の記事が参考になります。

歯並びの矯正は自力でもできる?具体的な改善トレーニング法も紹介!

出っ歯の状態に合ったやり方で矯正治療を!

ネコさん

目立たないやり方とか、早くできるやり方とか、出っ歯の矯正には色んなやり方があるんですね~!それぞれの短所や長所が分かったので、具体的に考えてみます~!

牧田先生

出っ歯の症状や原因に合わせた治療法を選ぶといいですよ。歯科医と相談しながら、治療のやり方を決めてくださいね。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 出っ歯の矯正のやり方は、歯要因と骨格要因とで治療法が異なる。
    • 歯要因の出っ歯の矯正は、どのやり方でも、ほぼ治療可能。
    • 骨格要因の出っ歯の矯正は、顎骨の外科手術を伴うケースが多い。
    • セラミック矯正なら、リスクは多いが短期間でスピード矯正できる。
    • 目立たない矯正、前から見えにくい矯正のやり方でも治療できる。