リテーナーの価格はどのくらい?矯正治療の料金が違う理由

リテーナーの価格はどのくらい?矯正治療の料金が違う理由
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リテーナーが壊れてしまった!作り直したいけれどいくらくらいかかるのだろうと心配していませんか?保証がきくのかどうかも知りたいところですよね。インターネットで検索してみると、5000円といっているところがあれば21万円と言われたという口コミもあります。

リテーナーの価格はどのくらいなのか、どのようにして価格が決まるのかなどをお伝えします。

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    • リテーナーの価格が歯医者さんによって違うのはなぜ?
    • リテーナーで高額の料金を請求された!
    • リテーナーを作り直すときの料金は?
    • リテーナーの価格は治療費に含まれているの?
    • そもそも矯正治療費が歯科医院によって違うのはどうして?
INDEX
  1. リテーナー費用の考え方は大きく分けて2つ!
    1. 総額制|保定装置も治療費の総額に含まれている
    2. 処置別制|保定装置が別料金
  2. リテーナーを作り直す場合
    1. ワイヤープレート型
    2. マウスピース型
    3. 固定式裏側ワイヤー型
  3. リテーナーを他院で作りたい場合
  4. 少しの破損なら修理だけで済むこともある
  5. 事前説明はよく聞いておくことがポイント!
  6. リテーナー費用は歯科医院によって設定が異なる

リテーナー費用の考え方は大きく分けて2つ!

リテーナーの価格には、大きく分けて以下の2つの考え方があります。

    • 総額制(トータルフィー)
    • 処置別制(処置ごとに支払う)

リテーナーを使うのは保定期間と呼ばれる期間ですが、医療機関の方針によって矯正治療費の総額に含むか、矯正後の処置費(調整料)に含むかで異なります。

MEMO
保定期間
矯正装置が外れた後、矯正した状態を安定させるためにリテーナーを利用します。一般的には、最初の1年〜1年半は月に1回程度、その後段々と間隔が空いていき、最終的には半年に1回程度の通院となります。リテーナーを指示通りに装着しないと矯正前に後戻りする恐れがあります。

総額制|保定装置も治療費の総額に含まれている

総額制とは、検査から保定期間の調整料、保定装置の料金に至るまで矯正治療にかかる費用がすべて含まれている全額制のことです。歯科医院によっては定期メンテナンスも含まれているところもあります。

矯正治療に必要な費用を事前に全額支払うので、もしも治療が長引いたりリテーナーの修理をしたとしても追加料金を支払う必要はありません

鈴木先生

先に全額払うといっても、ローンを組むことができます。

ネコさん

そうですよね。良かった〜。

処置別制|保定装置が別料金

検査費用・手術台・矯正装置代・調整料(処置料)・保定装置料など、かかる治療費がすべて別々になっているケースです。治療でかかった費用を、その都度支払います。従来はほとんどがこういった形でした。

保定期間は保定装置料通院ごとの調整料を支払います。
この場合の調整料は1回5000円程度が相場ですが、保定装置の費用はタイプなどによって1万円〜5万円くらいまでと様々です。

ネコさん

ってことは、治療が長引いたら金額も予想より大きくなるってことですよね。

鈴木先生

そうですね。最初の説明で治療計画や予想金額を教えてくれるので、しっかりと聞いておきましょう。

リテーナーを作り直す場合

リテーナーが破損した・しばらくつけ忘れていて合わなくなったなどで作り直しをする場合は、リテーナーのタイプによって費用が変わってきます。

タイプ別費用例
    • ワイヤープレート型:20,000円
    • マウスピース型(片側):5,000円
    • 固定式裏側ワイヤー型(片側):15,000円
鈴木先生

同じタイプでも歯科医院によって違うので、詳しくは歯医者さんに直接聞いてみてくださいね。

ネコさん

そうなんですね〜。ところで、どうして3タイプもあるんですか?

鈴木先生

それじゃ、それぞれのタイプについて詳しく説明していきましょう。

ワイヤープレート型

ワイヤープレート型とは、その名の通りワイヤーとプレートが合体しているタイプです。表側の歯並び全体ワイヤーが包み込み、裏側からはプレートが歯列を抑えてホールドします。自分で着脱でき、装着時も上下の歯が直にふれあいます

ネコさん

プレートは何でできてるんですか?

鈴木先生

医療用の薄いプラスチックです。

ネコさん

じゃあ強い力をかけたらすぐ割れちゃいそうですね〜。

鈴木先生

そうなんです。丁寧に扱ってくださいね。

マウスピース型

マウスピース型は、薄くて弾力のあるシリコンで作られたリテーナーです。歯ぐきや歯をスッポリと覆うため、上下の歯が直接触れ合うことはありません。金属を使わないので外から分かりにくく、装着時の痛みや違和感も少ないです。

ネコさん

金属も色もついてないのがいいですね。

鈴木先生

マウスピース型はつけていることが分かりにくいので人気があります。

固定式裏側ワイヤー型

固定式裏側ワイヤー型は、歯の裏側に専用の接着剤でワイヤーを固定するもので、自分では取り外しができないタイプのリテーナーです。主に前歯の矯正でよく使われます。

鈴木先生

通常のリテーナーよりも小さいので、目立ちにくいです。

ネコさん

歯の裏ですしね。

リテーナーを他院で作りたい場合

リテーナーは原則として矯正治療をした歯科医院で作ります。もし後戻りや失敗をしたときに、責任の所在が矯正治療をした医療機関と保定期間をした医療機関とであいまいになってしまうからです。そのため、矯正治療を始めたら最後まで一貫して同じ医療機関で行うのが望ましいのです。

ただし、治療した医療機関や歯科医師に不満や不信感がある、遠方に引っ越して物理的に通えないということなどもあるでしょう。

そういった場合には、矯正専門の歯科医院であれば作れる可能性があります。もっとも良いのは、最初の医療機関と連絡を取り合って、引き継ぎをしてもらうことです。カルテや検査の情報などが分かれば、リテーナーも作りやすくなります。

ただし、リテーナーを作り直すには、再度歯型をとったりする必要があります。保定装置料のほかに検査料や診察料がかかることを頭に入れておきましょう。

ネコさん

矯正専門の歯科医院っていうのがあるんですね。知りませんでした〜。

鈴木先生

そうなんです。矯正の専門的な勉強をした専門医がいますよ。

少しの破損なら修理だけで済むこともある

プレート部分に亀裂が入った、ワイヤーが外れてしまったなど、少しだけ破損した場合には、調整や修理だけで済むこともあります。

鈴木先生

安く済むのは歯型を取り直したりしないからです。

事前説明はよく聞いておくことがポイント!

矯正治療を受ける際には、問診やカウンセリング時に治療の流れ具体的な施術内容、全体でかかる料金などを詳しく説明してくれます。そのときに、リテーナーについてもよく聞いておきましょう

ほとんどの人は治療装置が外れると、開放感から「やっと終わったー!」と思ってしまうのですが、そのままにしておくと治療前の歯列に後戻りしてしまうので、保って安定させる「保定」はとても重要です。そして、保定期間は治療期間と同じくらいかかるので、リテーナーは思ったより長く使います。

リテーナーを使用する期間やかかる費用、壊れた場合にかかる金額なども確認しておくのがおすすめです。

鈴木先生

リテーナーは矯正の仕上がりを左右するのでとても大切なんです。

ネコさん

そうなんですね〜。気をつけます。

リテーナー費用は歯科医院によって設定が異なる

リテーナーの費用は、歯科医院によって治療費全体に含まれている場合と作ったときに支払う場合があります。タイプによっても異なりますし、歯科医院によってもリテーナーの価格は違うので、よく確認しましょう。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 矯正治療が総額制の場合は保定装置料も含まれる
    • 処置料が別の場合には、保定装置料は別途支払う
    • リテーナーの種類によって金額が異なる
    • 他院で作る場合には矯正専門の歯科医院を探す
    • 少しの破損なら調整や修理だけで済む場合もある