マウスピース矯正13種類を紹介! 部分矯正・全顎矯正、価格や選び方も

画像がありません
この記事の監修医情報を見てみる

歯の矯正をするとき「目立たない方法がいい」「周りに気付かれたくない」と思われる方は多いでしょう。そのため、透明で目立ちにくい矯正装置を使うマウスピース矯正は、人気を集めています。

歯並びをきれいにしたいといっても、「気になる前歯だけ」とか「上下の噛み合わせまで整えたい」とか、希望する矯正の程度は一人ひとり異なりますよね。

実は、マウスピース矯正にも、部分矯正タイプと、全顎矯正タイプがあります。種類がたくさんあぅて迷ってしまうという人のために、今回は、マウスピース矯正の種類をタイプ別に紹介します。

この記事がおすすめな人
    • マウスピース矯正の種類がたくさんあって迷う。
    • マウスピース矯正の違いが分からない。
    • マウスピース矯正の、部分矯正・全顎矯正って何?
    • 部分矯正なら矯正の費用が安くなるって本当?
    • マウスピース矯正の種類た特徴を知りたい。
INDEX
  1. マウスピース矯正には、どんな種類がある? 
    1. 全顎矯正タイプ
    2. 部分矯正タイプ
  2. 奥歯を含む全顎矯正ができるマウスピース矯正
    1. 幅広い歯並びの矯正ができる
      1. インビザライン
      2. DENマウスピース
    2. 比較的軽めの歯並びの矯正ができる
      1. クリアコレクト
      2. アソアライナー(クリアアライナー)
      3. イークライナー
      4. アクアシステム
  3. 前歯を中心とする部分的な矯正ができるマウスピース矯正 
    1. キレイライン矯正
    2. マウスピース矯正 ローコスト
    3. ウィ・スマイル矯正
    4. hanaravi(ハナラビ)
    5. DPEARL
    6. hanalove(はならぶ)
    7. Oh my teeth(オーマイティース)
  4. マウスピース型装置の共通点は?
  5. 自分に合ったマウスピース矯正の選び方
  6. 「目指す歯並びのゴール」を決めてマウスピースを選ぼう!

マウスピース矯正には、どんな種類がある? 

患者さん

マウスピース矯正っていっぱい種類がありますよね~!どれを選んでいいかわからないんです~!

柿木先生

まずは矯正の目的から選んでみましょう。どこを矯正されたいですか?

患者さん

前歯が出っ歯なので、治したいんです~!

柿木先生

前歯だけですね。それなら部分矯正タイプでできる場合がありますね。ただし、検査の結果、出っ歯の原因が顎や骨格全体にあれば、全顎矯正タイプを使用することになります。

患者さん

そうなんですね~!まずは検査しなきゃ!

マウスピース矯正には、部分矯正タイプと全顎矯正タイプがあります。

自分では前歯だけ気になっているから部分矯正タイプと思っていても、レントゲンやCT撮影などの検査の結果、原因が顎全体にある場合、全顎矯正タイプが適していることになります。

全顎矯正タイプ

 奥歯を含む全体的な治療ができるのは、全顎矯正タイプのマウスピース矯正装置です。

このタイプを選ぶと、幅広い不正咬合に適用します。横の歯並びを整えるだけでなく、上下の噛み合わせを整えるような大掛かりな矯正治療にも向いています。

さらには顎の骨格に問題があるような重度の不正咬合のケースでも、外科矯正で顎の骨を一部切除する手術を行った後、歯並びの調整に使用することも可能です。

柿木先生

かつてはワイヤー矯正歯科選択肢がなかったような症状でも、歯科医療の進歩により透明で目立たないマウスピース矯正を選べるようになっています。

患者さん

へぇー!長くかかる治療でも、目立たない装置でできるとストレスが軽くなりそうですね!

部分矯正タイプ

部分矯正タイプは、前歯を中心とする部分的な矯正に向いているマウスピース矯正です。

治療期間が短く、低価格なのが大きなメリットです。

部分的な矯正になるので仕上がりのクオリティはどうしても全顎矯正タイプよりも劣りますが、これまで高額で手が出なかった矯正治療を手軽に行えるのは大きな魅力といえるでしょう。

柿木先生

前歯の間に隙間がある、前歯が少し反っているといった軽い歯並びの不正なら、部分矯正タイプでも十分キレイに整えることができます。

患者さん

そうなんですねー!それなら気軽に矯正できそう!

奥歯を含む全顎矯正ができるマウスピース矯正

患者さん

全顎矯正ができるマウスピース矯正には、どんなものがあるんですか~?

柿木先生

圧倒的シェアを誇るのは、インビザラインですね。ほかに、DENマウスピースという日本製のものもありますよ。

幅広い歯並びの矯正ができる

全顎矯正タイプのマウスピース矯正の魅力は、抜歯を伴ったり、アタッチメントなどを使用しつつ奥歯を後ろに動かさなければならない大掛かりな治療も可能な点です。

以前は、マウスピース矯正では軽い症例しか対応していませんでしたが、現在では軽度~重度まで可能になりました。そのため、大掛かりな矯正治療では諦めるしかなかった「つけていても目立たない」「食事や歯磨きの時に取り外しできる」といったメリットが得られます。

どんな種類があるのか見ていきましょう。

インビザライン

市場シェアナンバーワン。全世界の100万人以上の臨床データに基づき、信頼度の高い矯正治療が叶うマウスピース矯正です。

マウスピース矯正のパイオニアである米国アライン・テクノロジー社が提供。コンピューター上でシミュレーションし、3D画像でどんな歯並びになるのか目で見て確かめられ、デジタル撮影で歯型が採れるから嘔吐反射の不安がない画期的な矯正治療を可能にしました。

1日20~22時間の装着が基本です。

DENマウスピース

日本製のマウスピースで、1日の装着時間が短く、8~10時間でよいのが魅力です。帰宅してから就寝中つけているだけで少しずつ歯を動かしていけます。

ただし。2週間ごとに歯型をとって新しいマウスピースを作る必要があり、インビザラインと比べると治療期間が長くなる傾向があります。

まだ新しい矯正システムなので、対応している歯科は多くはありません。

比較的軽めの歯並びの矯正ができる

全顎矯正タイプの中でも、軽度~中程度の症状の改善に適しているマウスピース矯正を紹介します。

クリアコレクト

2006年にアメリカで生まれた矯正システムで、インプラントのトップランナーであるストローマン社が提携しているとあってインビザラインに継ぐ実績を誇っています。

薄くてしなやかなマウスピースで、歯肉を包み込む構造でフィット感が強いのが特徴です。

費用が控えめであることもあって、希望者が増えています。

アソアライナー(クリアアライナー)

アソアライナーは、1998年に韓国の矯正専門医が考案したクリアライナーを、日本の矯正装置を専門的に製作する技工所が製作している矯正システムです。1日の装着時間は17時間以上です。

歯型をとってからマウスピースができるまで10日間で、スピーディーに矯正を開始できます。市場シェア1位のマウスピースと比べても3分の1の早さです。

イークライナー

クリアライナーのコンセプトを活かし、より取扱いやすいシンプルなシステムとして誕生したイークライナーは、院内に備え付けたコンピューターシステムCAD/CAMでマウスピースを作成します。

そのため、歯型取りが1回だけなので通院回数が少なく、治療期間や治療費用の負担が少ないのが特徴です。

アクアシステム

アメリカのハーバード大学の日本人教授が開発した矯正システムです。少し厚みがありますが、費用を抑えたい方にはおすすめです。2週間~1カ月半ごとに歯型をとる必要があります。

前歯を中心とする部分的な矯正ができるマウスピース矯正 

患者さん

前歯だけっていうような軽めの矯正をしたい時は、どんな矯正装置を選べばいいですか~?

柿木先生

インビザラインなどの全顎矯正タイプでも対応できますが、軽度の矯正にはリーズナブルな格安マウスピース「LCM」があります。

患者さん

へぇ~!LCM?ローコストマウスピースですね~?

2017年以降、主に前歯12本だけの治療に対応する部分矯正タイプの低価格なマウスピース矯正が数多くリリースされました。3Dシミュレーションで、どんな歯並びになれるか確認できます。

代表的な7ブランドをチェックしてみましょう。

キレイライン矯正

費用の目安は10万円~30万円程度。マウスピースの装着時間は20時間以上です。

ローコストマウスピース(LMC)の中では、患者数や症例数が多い矯正システムです。

マウスピース矯正 ローコスト

費用の目安は10万円程度。国内生産のマウスピースです。

全国に250医院以上の提携歯科クリニックがあります。

ウィ・スマイル矯正

費用の目安は10万7800円~31万3500円程度。この中に、調整量や管理料を含みます。

同時にホワイトニングができるというメリットがあります。

hanaravi(ハナラビ)

費用の目安は33万円~66万円程度。マウスピースの装着時間は20時間以上です。

しっかり矯正できるアタッチメントや、矯正と同時にできるホワイトニング剤をプレゼントしてもらえます。

DPEARL

費用の目安は30万8000円~69万3000円程度。装着は1日18~20時間を目指します。

LINEアプリで矯正が進んで理想の歯並びに近づいていく様子を、3Dシュミレーション動画で確認できます。

hanalove(はならぶ)

費用の目安は19万8000円~77万円程度。マウスピースの装着時間は、20時間以上です。

世界各国で1万件以上の実績があります。

Oh my teeth(オーマイティース)

費用の目安は33万円~66万円程度。装着は1日20時間以上が目安です。

東京・表参道と大阪・心斎橋に対応サロンがあります。通院は、最初の歯型取りの後は基本的に不要です。

マウスピース型装置の共通点は?

マウスピース矯正には様々な種類がありますが、共通するデメリット・メリットは次の通りです。

マウスピース型装置に共通するデメリット
    • 指定の装着時間を守らなければ効果が出ない
    • すべての歯並びの対応できない場合がある
    • つけたまま食事や間食ができない
    • 奥歯を大きく動かす治療に向かないマウスピースが多い
    • 紛失・置き忘れしやすい
    • 自己管理能力が必要
マウスピース型装置に共通するメリット
    • 矯正装置が透明で目立ちにくい
    • 食事をいつも通りに楽しめる
    • 歯磨きしやすくて虫歯のリスクが軽減
    • 一時的に自分で取り外せる
患者さん

透明で目立ちにくくて取り外しできることは、マウスピース矯正の大きなメリットですね~!

柿木先生

そうですね。ただし、指定の時間装着しなければ矯正の失敗につながるので、自己管理能力が必要な点も共通していますね。

自分に合ったマウスピース矯正の選び方

たくさんの種類の中から自分に合ったマウスピース矯正を選ぶために、下記のセルフチェックをしてみましょう。

自分が矯正で何を重視しているのか、優先度がわかります。

    • 治療にかけられる予算は?
    • 治療にかけられる期間は?
    • どんな歯並びを目指すのか?
    • 前歯だけなど軽度な矯正をしたいのか?
    • かみ合わせをしっかり整えたいのか?
    • 費用を抑えて気になる部分だけ治したいのか?
    • 時間や費用をかけても全体的に治したいのか?
患者さん

なるほどー、予算が少ないから少し前歯を揃える軽度な矯正でいいという場合は、部分矯正タイプのLCMを選んでも良さそうですね。

柿木先生

そうですね。どんな歯並びを目指したいのか、どうなりたいのかを明確にして、マウスピースを選んでくださいね。

「目指す歯並びのゴール」を決めてマウスピースを選ぼう!

歯並びや噛み合わせをキレイに整えたいとはいえ、矯正治療はまとまった治療費がかかる高額な治療です。

まずは歯科医と相談して、予算・ライフスタイルなどを考慮し、目指す矯正のゴールを決めましょう。

そうすると、目指すゴールに合った矯正システムを洗い出せるので、マウスピース矯正をどれにするのか選びやすくなります。

LINE相談できる矯正システムもたくさんありますが、安易に決めてしまうと後から後悔するので慎重に選びましょう。

間違ったマウスピース矯正選びをしないように、セカンドオピニオンを活用するのもおすすめです。

画像がありません

歯の治療法に迷う!専門家に相談したい!オンライン診療でセカンドオピニオン

記事の重要ポイントをチェック!
    • マウスピース矯正の種類は、矯正のゴールに合わせて選ぶこと。
    • 安さだけで選ぶと自分がなりたい歯並びを目指せないことがある。
    • 歯科医と、予算内でどこまで理想の歯並びに近づけるか相談を。
    • LINE相談できるシステムもあるが、安易に決めてしまわないよう注意。
    • セカンドオピニオンを活用して、複数の歯科医に相談してみよう。