目立たない矯正も可能!ワイヤー矯正3つの種類や価格

目立たない矯正も可能!ワイヤー矯正3つの種類や価格

この記事の監修医師一覧

杉田大先生
杉田 大 先生
所属:杉田歯科医院(千葉県船橋市)
専門:保存修復
2013年 東京歯科大学卒業。現在は杉田歯科医院での臨床のほか、株式会社DoctorbookでDental事業部のマネージャーを務める。

大人になってから歯列矯正をする人が増えています。というのも、子どもの頃はワイヤーが恥ずかしくて矯正しなかったけれど、大人になってからやはり歯並びが気になるという人が多いからです。

大人になってからの歯列矯正にはワイヤー矯正が適しています。歯列矯正にはワイヤーのほかにマウスピースがありますが、マウスピースは歯を大きく動かすには不向きな上、外すと元に戻りやすいため、かかる期間も費用も多くなりがちです。

そこで、今回は人に知られずにできるワイヤー矯正や、価格をご紹介します。

ワイヤー矯正の3つの種類

3本指

ワイヤーの役割は、歯を動かすための装置(ブラケット)を通して固定・移動させるためのものです。

ワイヤー矯正にはメタルワイヤー・裏側矯正・ホワイトワイヤーの3種類の方法があります。詳しく見てみましょう。

1.メタルワイヤー

メタルワイヤー

メタルワイヤーは、もっとも一般的でよく知られる金属のワイヤーのことです。丈夫で歯にかける力が強いため、様々な歯列矯正に用いることができます。

金属は、スチールとステンレス、ニッケルとチタンなど性質の異なる2種類の合金が、矯正方法やシステムによって使い分けられます。

メタルワイヤーは審美性に欠けるという難点がありますが、価格は矯正装置の中ではもっとも安価です。

また、歯に力をかけやすいので比較的短期間での治療が可能なので、もっとも適用されています。

2.裏側矯正

歯の裏側に矯正装置を設置する矯正方法で、舌側矯正とも呼ばれます。表からは見えないので希望する人が多いですが、リンガルブラケットという特殊な装置を使うので、限られた矯正歯科しか対応していないため注意が必要です。

また、高度な技術が必要なため、信頼の置ける医療機関で行うのがおすすめです。価格はやや高めですが、見た目が仕事に影響する接客業の人などに人気があります。

3.ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤー

銀色の金属色が気になるという人は、ホワイトワイヤーがおすすめです。ホワイトワイヤーを使う際には、ブラケットも透明か白色を用いることが多く、至近距離で見ないとわからない程度になります。

ホワイトワイヤーは金属の上に白くコーティングしたものが一般的ですが、医療機関によって白色コーティング・銀色をくすませたもの・レモンゴールド色などと取り扱う種類は様々です。ホワイトワイヤーで治療する際には、どんなホワイトワイヤーを使っているかを聞いてみるのが良いでしょう。

ワイヤー矯正の価格

ワイヤーの種類が分かったところで、次は気になる価格について説明します。

価格は、矯正する範囲や使用する器具・期間によって異なります。治療期間中は定期的に通院してワイヤーを修正する必要があり、診療のたびに3000〜5000円程度かかります。治療期間が長引けば、それだけ費用もかかることも念頭に入れておきましょう。

1.メタルワイヤーの価格

保険適用

メタルワイヤー矯正の価格は60〜120万円程度です。

メタルワイヤーは強度が強く細かな調整もできるので、比較的短い期間で済ませることができます。

「銀色のワイヤーは目立つ」と敬遠する人も多いかもしれません。ですが、矯正面積を大きく占めるブラケットを歯の色に近いホワイトセラミックにすると、それほど目立たなくなります。最近ではメタルワイヤー&ホワイトブラケットを選択する人も多くなっています。

2.裏側矯正の価格

目立たない矯正

裏側矯正の価格は、およそ80〜150万円です。歯の裏で矯正する場合、人には矯正していることを全く知られずに行えます。

ただし、先述したように、対応している矯正歯科が限られているので、近隣にない場合は通院が大変になる可能性があります。

また、歯の裏に器具があるのでブラッシングがしにくく、虫歯になりやすい・前歯の裏側に歯肉炎ができやすいという弱点があります。

3.ホワイトワイヤーの価格

ワイヤー矯正中

ホワイトワイヤーで行う矯正の価格は、50〜150万円程度です。ホワイトワイヤーは取り扱う歯科によってメーカーが異なるため、コーティング素材によっても価格が変わります。

目立たないのは裏側矯正、早く終わるのはメタルワイヤー矯正!

ワイヤー矯正は、メタルワイヤー・裏側矯正・ホワイトワイヤーの3種類があります。なかでもメタルワイヤーは比較的低価格です。

目立たないという観点からすると、審美的には裏側矯正がもっとも優れています。しかし、価格はより高めになるため、低価格でできるメタルワイヤーと、歯の色に近いホワイトブラケットの組み合わせもおすすめです。

ほとんどの矯正歯科には実際の見本が置いてあるので、迷ったときは見本を見せてもらい、目で見て判断するのも良い方法ですよ。