あなたもスメハラしてるかも!?女性の口臭の原因と5つの予防対策法

あなたもスメハラしてるかも!?女性の口臭の原因と5つの予防対策法

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鈴木志帆美先生
鈴木 志帆美 先生
専門:小児歯科・歯内療法
2015年 神奈川歯科大学卒業

口臭に悩む女性は意外と多いものです。毎食後に欠かさず歯磨きをしているのに口臭が消えないという人もいるでしょう。女性の口臭には、女性特有の原因があります。この記事を読むと、女性の口臭の原因や口臭を予防するための方法が分かります。口臭が気になる人はぜひチェックしてみてください。

この記事がおすすめな人
    • しっかり歯磨きしてるのに口臭がなくならない。
    • こんなに頑張っているのになぜ口臭が消えないのかと思っている。
    • 口臭がない人はどんなことをしているのか知りたい。
    • 専門家がすすめる口臭をなくす方法を知りたい。
INDEX
  1. 口臭の原因はこの3つ
    1. 女性ホルモンの関係で歯周病または予備軍になっている
    2. ストレスや不規則な生活で唾液量が少なくなっている
    3. 間違ったケアで舌苔が発生している
  2. 歯科医が教える口臭予防の5つの方法
    1. 丁寧な歯磨きで歯周病を改善する
    2. 正しい舌苔ケアをする
    3. 疲労やストレスを解消する
    4. 喫煙・飲酒を控える
    5. 定期検診でチェックしてもらう
  3. 口臭を気にせずイキイキとした毎日を送ろう!

口臭の原因はこの3つ

女性の口臭には3つの原因が考えられます。

1.女性ホルモンの関係で歯周病または予備軍になっている

女性ホルモンと口臭は一見関係がないように思いますが、実は深い関係があります。女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあり一定のリズムを保っています。この2つの女性ホルモンは脳の中に司令塔がありますが、ストレスの影響を受けやすい場所でもあります。そのためストレスを受けると女性ホルモンのバランスが崩れてしまうのです。

また、口臭の原因の多くは歯周病といわれていますが、口内細菌は黄体ホルモンが大好物です。つまり、黄体ホルモンが増えると細菌が増殖し、歯周病になりやすくなります。女性は思春期の体の変化月経、妊娠、出産、更年期などを経験する機会があるため、黄体ホルモンが優位になるタイミングが男性よりも多く訪れるのです。

このような理由から、女性の方が口臭を持つ人が多いことが考えられます。また、歯周病にまで発展していなくても歯茎下がり歯ブラシ時に出血するなど歯周予備軍の人も、口臭のリスクが高いです。

ぶたさん

まあ。知らなかったわ。

鈴木先生

意外に知られていない事実なんです。

2.ストレスや不規則な生活で唾液量が少なくなっている

唾液量が減少する原因のひとつに、ストレスや疲労があります。

仕事などの忙しさなどから、つい生活が不規則になってしまう人も多いでしょう。不規則な生活とは、睡眠不足食生活の偏り、運動不足などです。また、結婚すれば家事育児はまだまだ女性中心の家庭が多く、精神的・肉体的な負担を抱える女性も多いです。ストレスや疲労が重なると常に神経が休まらず、唾液が少なくなり口臭の原因となります。

鈴木先生

唾液は自律神経と深い関係があります。

ぶたさん

ふむふむ。心労やストレスも口臭に関係があるんですね。

3.間違ったケアで舌苔が発生している

舌苔も、歯周病と並んで口臭の原因の上位です。舌苔を取り除くために歯ブラシなどでこする人がいますが、この方法はおすすめできません。歯を磨くのと同じ硬い歯ブラシでゴシゴシ擦ると、かえって舌を傷つけて逆効果だからです。舌苔は細菌の塊です。細菌は凸凹した粘膜などに潜みやすいので、歯ブラシで傷をつければそこをまた棲家にしてしまう可能性があります。

ぶたさん

ふむふむ。きれいにするつもりが逆に棲家を提供していたなんて。

鈴木先生

舌磨きも歯磨きも、力を入れるのはよくありません。

歯科医が教える口臭予防の5つの方法

女性の口臭を防ぐには、以下のような方法が効果的です。

1.丁寧な歯磨きで歯周病を改善する

歯周病を防ぐためには、通常の歯磨きに加えて歯周病を予防するための歯磨きをする必要があります。歯周病予防の歯磨きをする場合は、歯ブラシを歯と歯茎の境目45度の角度に当てて、小刻みに動かします。こうすることで歯周ポケットに入り込んだ食べカスやプラークを除去することができ、口臭予防にもつながります。

鈴木先生

小学校で習う歯磨き法とは違うので、プラスアルファの磨き方が必要です。

ぶたさん

ふむふむ、そうですか。危なく知らないままでいるところでした。

2.正しい舌苔ケアをする

舌苔のケアは、柔らかめの歯ブラシか舌用ブラシ1日に1〜2回ほどこするだけでOKです。その際、奥から手前に軽く撫でるようにこするのがコツです。ブラシでなくガーゼなどの柔らかい布でも代用できます。

鈴木先生

普段は口内の自浄作用で自然にきれいになるので、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。

ぶたさん

そうですか。だから1日1回程度でいいんですね。

3.疲労やストレスを解消する

食生活や睡眠が不規則な人は見直して改善し、少しでも口臭の原因を取り除きましょう。特に食生活では歯ごたえのあるものを食べると、顎をよく使うので唾液腺を刺激できます。また、心身の健康を保つためには適度な運動も必要です。

ストレスが多い人はストレスを解消したり、リラックスする時間を作ったりするのがおすすめです。忙しい人でも、寝る前の10分間や入浴時なら、自分の時間を作りやすいでしょう。好きな音楽を聞いたりマッサージなどをしたりし、自分をリラックスさせてあげたいものです。

ぶたさん

ご褒美のスイーツはどうかしら。

鈴木先生

そういう人も多いですよね。食べたらよく歯を磨いてくださいね。

ぶたさん

ダメと言われなくて良かったわ。

4.喫煙・飲酒を控える

タバコやお酒は口臭の原因のひとつです。タバコに含まれるタールやニコチンは、歯や歯茎や舌にこびりついて直接口臭の元になります。また、血管を収縮させるので血の巡りを悪くするうえ唾液を減少させます。

お酒は利尿作用があるので、体内の水分が減るのに伴って唾液量も減ってしまいます。さらに、お酒には糖分が含まれているので歯周病にもなりやすくなり、口臭を引き起こします。大量にお酒を飲むと肝臓がアルコールを分解しきれず、翌日まで口臭や体臭として残ります

タバコとお酒、どちらか片方だけでも口臭の原因になりえますが、両方たしなむ人はより口臭になりやすいため、気をつけましょう。

鈴木先生

お酒を飲む時は水や烏龍茶をチェイサーとして飲むといいですよ。

ぶたさん

ふむふむ。お水や烏龍茶を時々挟むのね。

5.定期検診でチェックしてもらう

口臭が気になる人は定期検診を受けることをおすすめします。歯医者さんは虫歯や歯周病ができたら行くものという認識の人が多いですが、口臭の相談にも乗ってくれます。特に口臭が気になる人は、定期的に検診を受けることで口内のトラブルをいち早く見つけ、対処することができます。

鈴木先生

予防や相談も歯医者さんの仕事なんです。

ぶたさん

ふむふむ。治療だけだと思っていました。

口臭を気にせずイキイキとした毎日を送ろう!

口臭は様々な原因があり、原因別に対応することが肝心です。特に女性は自分が知らないうちに口臭を発生している場合があるので、時々口に手を当てて息を吐き、自分でチェックしてみましょう。

鈴木先生

口臭は健康管理のポイントにもなりますよ。

ぶたさん

お友達にも教えます。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 女性ホルモンの変化やストレスや疲労は口臭の原因
    • 間違った舌ケアはかえって逆効果
    • 丁寧な歯磨きで歯周病を改善すると口臭予防になる
    • 舌苔ケアは柔らかいブラシや布で軽くこするのが正解
    • 口臭を抑えるにはリラックスして唾液量を増やすと良い
    • 喫煙・飲酒は口臭を引き起こすのでほどほどに