自宅で簡単に歯周病予防!おすすめホームケア&市販アイテム12選

日本人が歯を失う原因として最も多い「歯周病」。若い頃は虫歯のリスクが高いのですが、年齢を重ねると歯周病で歯を失う人が増えます。このことは、厚生労働省の健康情報サイトe-ヘルスネットでも報告されています。
歯周病を予防するためには、歯垢を除去することが大切です。自宅で行う毎日の歯磨きが最も重要といえます。
ここでは、ホームケアを快適かつ効果的に行うための市販グッズや、おすすめのケア方法について紹介します。
- 歯周病かもしれない。自宅で日頃からできるケアの方法を知りたい。
- 歯周病の予防を自宅で行う方法って、歯磨き以外にあるなら知りたい。
- 歯医者さんがおすすめする歯周病の予防に効くアイテムを知りたい。
- 市販の歯周病ケアグッズでは、まずは何を買えばいいのか知りたい。
- アイテムを買わずにできる歯周病の予防法があれば、それも知りたい。
歯周病予防におすすめ!簡単に入手できる市販グッズ

先生!歯周病の予防に効くっていう歯磨きグッズ、たくさん市販されてますけど、先生のおすすめアイテムって何ですか~?

そうですね、歯周病の予防の基本は歯磨きなので、歯ブラシやデンタルフロス、磨き残しがわかる染め出し液ですね。乳酸菌タブレットやお口の体操もおすすめですよ。
おおー!いい情報をいっぱい教えてもらえそう!!ワクワクしますねー!

キリンさんは歯磨きグッズがお好きなんですよね。きっとご存知のアイテムも出てきますよ。
ホントですかー!おれっちがチェックしているアイテムもあるかなぁ?楽しみ~!
自宅でできる歯周病の予防には、有効成分が配合された歯磨き粉やマウスウォッシュを使用する方法のほかにも、歯ブラシやデンタルフロスなどのアイテム選び、乳酸菌タブレットや歯槽膿漏薬を取り入れるなど、いろいろな方法があります。
「歯ぐきトラブル」専用の歯磨き剤
ビタミンE+ビタミンB6のダブルビタミン効果で、歯ぐきを内側から強化して歯周病を予防します。歯周病の原因菌の殺菌、炎症・出血の抑制成分が配合されています。加えて高濃度のフッ素が、歯の表面の修復をサポートします。
- 代謝を助けてハグキを活性化する「ビタミンB6」配合
- 血行を促進しハグキの防御力を強化する「ビタミンE」配合
- 歯周病菌を殺菌する「殺菌剤CPC」配合
- ハレ・出血を抑制する「抗炎症剤β-GR」配合
「生薬・天然成分」配合の歯磨き
6種類の天然由来成分が配合された歯磨き粉です。生薬の作用で歯ぐきの血流を促進、炎症を防ぎます。歯を磨いたあとは、天然ハーブのさわやかさが残ります。
- 歯ぐきの炎症を抑え、歯周病(歯槽膿漏)を防ぐ「6つの天然植物由来成分」配合
- 歯ぐきの炎症を防ぐ「オウバクエキス、カンゾウエキス」配合
- 天然植物由来の2つの収れん成分「ローズマリーエキス、セージエキス」配合
- 2つの保湿成分「ニンジンエキス、オウゴンエキス」配合
- 歯ぐきの出血を防ぐ「トラネキサム酸」配合
「毛先が極細タイプ」の歯ブラシ
歯ブラシ職人、田辺重吉氏が監修。植毛の配列、毛穴の大きさなど、70年以上に渡って研究を重ね、磨きやすさにこだわって製作されました。奥歯まで届きやすく、歯と歯のすき間を磨きやすい毛先極細タイプなので、歯周病の予防に大切な細かい部分まで磨きやすい歯ブラシです。
「歯間ケアできる」デンタルフロス
歯ブラシ1本だけの歯磨きでは、約40%の磨き残しが出てしまうといわれています。
歯周病の原因になる歯垢を除去するために、デンタルフロスや歯間ブラシを最低でも1日1回以上取り入れた歯磨きを行いましょう。
「磨き残しがわかる」染め出し剤
染め出し剤を使えば、歯磨きで落としきれていない歯垢(プラーク)が赤く染まるので、どこが磨けていないかセルフチェックできます。歯磨きの苦手な部分部分が、はっきりと目に見えてわかります。
歯磨きの成果を高めるモチベーションアップにもつながります。
「殺菌効果の高い」薬用成分の洗口剤
- 殺菌作用がある「塩酸クロルヘキシジン」配合
- 天然植物由来の2つの収れん成分「ローズマリーエキス、セージエキス」配合
- 抗炎症作用がある「β-グリチルレチン酸」配合
- 歯石の付着を抑制する効果がある「ポリリン酸ナトリウム」配合
食後の歯磨き剤として、1日2~3回ほど使用します。歯磨きの後で使用すれば、フッ素コート剤として歯を守る効果を発揮します。歯科でも歯周病の予防に有効と信頼されている歯磨き剤です。
「口内の細菌を減らす」乳酸菌タブレット
乳酸菌には、口内の菌環境を改善し、歯周病の原因菌を減少させる働きがあります。プラークコントロールのためには歯磨きが欠かせませんが、その補助アイテムとして乳酸菌タブレットを使用すると、歯周病予防に効果的です。
「歯垢が落としやすくなる」キシリトールガム
歯科専売品で、甘味料にキシリトールが100%配合されたガムです。食後に1回1粒ずつ噛めば、プラークが落としやすい状態になりますので、歯周病の予防に効果的です。
「生薬の成分が歯周組織に効く」歯槽膿漏薬
天然の植物性の生薬由来の効果で、歯周病菌「ジンジバリス菌」に対する抗菌作用、抗炎症作用、腫れを鎮める作用があります。歯ブラシにつけて、1日2回、歯ぐきをマッサージするように磨くだけで、歯周病のさまざまな症状に効果を発揮します。
歯周病予防におすすめ!自宅でできる簡単ケア法


市販の歯磨きグッズを取り入れる方法のほかに、口の体操やうがいといった方法でのケアもできますよ。
おぉー、それも興味あります!自宅でできるんですよね?ぜひ知りたいー!

では、歯ぐきマッサージと高速うがい、口の体操を紹介しますね。
歯ぐきマッサージ
歯ぐきのマッサージで歯周病を予防する方法には、2通りあります。ひとつは歯医者さんで歯科衛生士による歯ぐきのマッサージ。もうひとつは、ホームケアで歯ブラシによるマッサージです。
歯ブラシでマッサージを行う場合は、歯ぐきを傷つけないよう、やわらかい毛先の歯ブラシを選びましょう。
高速うがい
「高速うがい」は、ただのうがいではなく、口に含んだ水を歯列にぶつける勢いで、激しくぐちゅぐちゅゆすぐ方法です。
高速の水流で、歯と歯のすき間や、歯と歯ぐきの境目などについた食べカスや歯垢を除去します。歯周病の予防効果もありますし、舌や口周りの筋肉を激しく動かすため、フェイスラインをすっきりさせる小顔効果もあります。
口の体操
口の周りや顔の筋肉を動かす「口の体操」は、唾液の量を増やしたり、舌の動きや飲み込む力を鍛えたりするのに役立ちます。
唾液は、天然のデンタルリンスともいわれ、優れた殺菌・抗菌作用があります。唾液の量を増やせば歯周病の予防にも効果がありますし、口臭改善にもつながります。
自宅で簡単に歯周病ケア!末永く自分の歯を残そう

自宅でも、歯周病ケア、いろいろできそうですねー!市販グッズを選ぶのも楽しいけど、体操やうがいだけでも効果がありそうだなぁ!

そうですね。歯周病で最も大切なのは、毎日のセルフケアです。歯磨きをベースに、色々なアイテムやケア方法を取り入れて、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。
了解でーす!
- 歯周病の予防の基本は歯磨き。歯垢を取り除くことが大切。
- 有効成分が配合された歯磨き粉を選べば、歯周病予防に効果的。
- 歯ブラシやデンタルフロスなど清掃器具の選び方も大事。
- 染め出し剤を使えば、磨き残しをセルフチェックできる。
- 歯ぐきのマッサージや口の体操などのケアも取り入れよう。