「高速水うがい」で簡単に虫歯予防!自宅でできる虫歯の予防法を大公開

「高速水うがい」で簡単に虫歯予防!自宅でできる虫歯の予防法を大公開

この記事の監修医師一覧

櫻井祐弥先生
櫻井 祐弥 先生
所属:エムズ歯科クリニック下落合
専門:デジタル
東京都出身。東京医科歯科大学を卒業し、インプラント専門医の下で臨床研修を行った後に医療法人社団翔舞会エムズ歯科クリニックに入社。現在、エムズ歯科クリニック下落合院長として診療をする傍ら、子育てと趣味の読書と最近習い始めたゴルフに奮闘している。
鈴木志帆美先生
鈴木 志帆美 先生
専門:小児歯科・歯内療法
2015年 神奈川歯科大学卒業

虫歯の予防は「うがい」でもできると思いますか?

歯磨きが虫歯予防に何より大事ということは常識ですが、やり方によっては「うがい」でも虫歯予防ができるという研究が進んでいます。

しかし、ただ軽くお口をゆすぐ程度では、あまり意味がありません。

今回は、うがいでできる虫歯予防の正しいやり方をはじめ、歯磨き以外の予防法についても紹介します。

ぜひ、最後まで読んで、毎日の虫歯予防に役立ててくださいね。

この記事がおすすめな人
    • 徹底的に虫歯予防したい。何かいい方法があれば知りたい。
    • 自宅で簡単にできる虫歯予防の方法があれば実践したい。
    • 「歯磨きをしっかりする」以外にも虫歯予防の方法ってある?
    • 水でうがいするだけでも虫歯予防に有効と聞いたけど、本当?
    • 虫歯予防に効果的な「うがい」の方法を詳しく知りたい。
INDEX
  1. 「高速水うがい」が虫歯予防に効果あり!
    1. マウスウォッシュが歯磨き代わりはNG!
    2. 歯磨きの後のうがいは1回だけでOK!
  2. 歯磨き以外にできる虫歯予防とは?
    1. ライフスタイルを変えてみる
    2. 野菜をたくさん食べるようにする
    3. 甘い飲物のダラダラ飲みをやめる
    4. 赤ちゃんにはむやみにキスしない
    5. 基本は、毎日の歯磨き!
  3. 自宅での虫歯予防+歯科医院の定期検診で安心

「高速水うがい」が虫歯予防に効果あり!

キリンさん

先生、「うがい」が虫歯予防に効くって聞いたんですが、本当ですか?

櫻井先生

高速水うがい」なら、虫歯の予防にも有効という研究が進んでいますね。やり方にコツがあります。

キリンさん

へー!高速水うがいっていうんですか!ぜひ、やり方を知りたいなぁ!

櫻井先生

要は、激しく口をゆすぐのです。グチュグチュと激しくゆすいで強い水流を起こし、お口の中の汚れを根こそぎ流し去るという方法です。

「高速水うがい」の正しいやり方
    • 水を口に含み、高速で激しくグチュグチュします。
    • 歯列のすべての場所に、激しい水流を打ち付る感覚でグチュグチュします。
    • 上の歯、下の歯、歯の表、歯の裏、歯と歯の隙間など、1カ所ごとに打ち付けます。

「高速水うがい」を上手にできると、歯と歯の隙間に挟まっていた頑固な食べカスが水流の勢いで流し去られたり、歯磨きで汚れを落としやすくなったりするので、虫歯予防に役立ちます。

もちろん、うがいだけで虫歯予防を完全にできるわけではないので、歯磨きと併用することがポイントです。高速水うがいで、虫歯予防を強化してください。

マウスウォッシュが歯磨き代わりはNG!

マウスウォッシュで軽くくちゅくちゅお口をゆすいで、歯磨きの代わりにしようとするのはNGです。マウスウォッシュでは、歯磨きの代わりにはなりません。

マウスウォッシュをオーラルケアに取り入れるのは有効ですが、あくまで補助的な存在としての利用に限ります。

歯磨きの後のうがいは1回だけでOK!

歯磨き粉に配合されたフッ素の予防効果を高めるためには、歯磨きの後、口をゆすぐのは軽く1回だけでOKです。

「歯磨き粉の味が残ってしまうのでは?」と気になるかもしれませんが、残るくらいがちょうどいいのです。口内にフッ素の成分を行き渡らせることで、予防効果を高めます。

フッ素の効果を歯全体に浸透させるために、歯磨き後30分程度は、飲食を控えましょう。

歯磨き以外にできる虫歯予防とは?

キリンさん

先生、うがい以外にもおすすめの虫歯予防のためにできることってありますかぁ?

櫻井先生

はい、いろいろありますよ。

キリンさん

おおっ、どんなのだろう?気になるなぁ!

ライフスタイルを変えてみる

虫歯は感染症なので、虫歯予防のためには風邪やインフルエンザの予防と同じように、細菌に負けない健康な身体づくりが大切です。

櫻井先生

夜更かしや睡眠不足などで生活習慣が乱れていると、虫歯になりやすいといえます。規則正しい生活を心がけることが大切です。

キリンさん

わぁ、すごく基本的なことですね!

野菜をたくさん食べるようにする

虫歯予防のためには、唾液を増やすことも大事です。

野菜は、噛んで唾液をたっぷり出せる食材なのでおすすめです。野菜中心の食事にして、唾液の分泌を促進しましょう。

唾液は、殺菌作用や自浄作用があり、細菌を洗い流して口内を清潔に保ちます。唾液は、虫歯予防において、非常に重要な役割を果たすのです。

キリンさん

へー!野菜に唾液を増やす働きがあるなんて知らなかったなぁ!

櫻井先生

大根、ゴボウ、レンコンなどの根菜も、よく噛む必要があるのでおすすめですよ。

甘い飲物のダラダラ飲みをやめる

甘い飲物を、ダラダラと口にしてしまうことはありませんか?

デスクワークをしながら、長い時間をかけて甘いペットボトル飲料などを飲んでいると虫歯リスクが高まります。

虫歯菌は、口内に残された糖を取り込んで繁殖します。甘い飲物をダラダラ飲み続けていると、常に口内に糖がある状態になってしまい、虫歯菌にとって繁殖しやすい快適な環境が作られます。

甘い飲み物は、時間を決めてサッと飲むようにしましょう。飲み終わったら歯を磨いたり、高速水うがいをしたり、残滓を口内に残さないようにすることが大切です。

櫻井先生

飲物を、緑茶やウーロン茶に変えるのもおすすめですよ。ポリフェノールの殺菌作用でお口の環境改善に役立ちます。

キリンさん

ポリフェノールって健康にいいイメージある!

赤ちゃんにはむやみにキスしない

キスで虫歯菌がうつることがあるのですが、赤ちゃんや小さいお子さんの場合です。

赤ちゃんは無菌の状態で生れてきますから、もちろん虫歯菌も持っていません。一緒に生活する大人から感染するのが、ほとんどのケースです。

3歳くらいまでに虫歯菌に感染しなければ免疫力がついて、大人になっても虫歯になりにくい体質になれるといわれています。

キリンさん

えっ!キスで虫歯ってうつるんですかー?知らなかったなぁ!

櫻井先生

大人の場合は、そこまで心配することはないですよ。

キリンさん

えっ、そうなんですか?

大人同士のキスでは虫歯菌がうつることがあっても、それが原因で虫歯になるとは考えにくいでしょう。

無菌で産まれてくる赤ちゃんと違い、大人の口の中には既に虫歯菌が常駐しています。そこへ別の虫歯菌が侵入してきても、常駐する虫歯菌が侵入してきた虫歯菌の繁殖を防ぐことがあります。

基本的な免疫力が身についていて、毎日の歯磨きをしっかりと行っていれば、虫歯菌が入ってきたとしても発症を防ぐことができます。

感染を恐れてキスやスキンシップを避けるのは、少しやりすぎの対策といえるでしょう。

それよりも、毎日の歯磨き、高速水うがいなどのオーラルケアを徹底するほうが有効です。

基本は、毎日の歯磨き!

「高速水うがい」「生活習慣の改善」「赤ちゃんにキスしない」など、自宅で簡単にできる虫歯予防の方法を紹介しました。

とはいえ、虫歯予防の基本は、歯磨きです。

歯と歯の隙間、歯と歯ぐきの境い目、、歯が重なった部分など、歯垢がたまりそうなところを中心に、しっかりと磨くようにしましょう。

継続していけば、磨き残しもだんだん少なくなって、口内の虫歯菌が減少していきます。

自宅での虫歯予防+歯科医院の定期検診で安心

キリンさん

歯磨きのほかにも、自宅で虫歯予防のためにできることはいろいろありますねー!

櫻井先生

そうですね。自宅でのケアに歯科での定期検診とメンテナンスををプラスすることを習慣化すれば、口内に何か異変があった場合も早期に発見・対策できますよ。

キリンさん

早期発見!それは安心だなぁ!

記事の重要ポイントをチェック!
    • 「高速水うがい」なら、虫歯予防に有効なセルフケアができる。
    • コツは、口内で激しい水流をつくり、歯列にまんべんなく当てる。
    • 口内で激しい水流をつくり、歯列にぶつける容量で口をゆすぐ。
    • 水うがいやマウスウォッシュでは、歯磨きの代わりはできない。
    • 虫歯予防の基本は歯磨き。その補助としての水うがいは有効。