【最新版】最強の虫歯予防は「歯磨き」!5つのポイントと4つのNG

【最新版】最強の虫歯予防は「歯磨き」!5つのポイントと4つのNG
この記事の監修医情報を見てみる

最強の虫歯予防って何だと思いますか?それは、毎日の歯磨きです。

とはいえ、正しい方法でブラッシングしなければ十分な効果が得られません。

インターネット上で飛び交っているおすすめの歯磨きの方法というものには、信憑性のあるものから疑問が付きまとうものまで、さまざまな情報があります。

しかし、論理的な根拠のもと、明らかな効果が得られる歯磨きの方法は、すでに確立されています。

ここでは歯科医監修の元、虫歯予防を目的とした歯磨きの最新情報やポイントについて紹介します。

最後まで読んで、毎日の歯磨きのクオリティを、さらに高めてみませんか?

この記事がおすすめな人
    • 歯磨きしているのに、虫歯になってしまって困っている。
    • いつもの自分の歯磨きのやり方で問題ないのか知りたい。
    • 歯磨きの効果を高めるコツやポイントがあれば知りたい。
    • こんな歯磨きはNG!というダメな歯磨きについて知りたい。
    • どのタイミングで磨くのか歯磨きのポイントを知りたい。
INDEX
  1. 歯磨きは最強の虫歯予防法
  2. 虫歯ができるメカニズムを知ろう
    1. 食事をすると歯が溶け出す
    2. 食後は虫歯ができやすい
  3. 虫歯予防に効果あり!歯磨き5つのコツ
    1. 就寝前の歯磨きを大事にする
    2. 食後すぐに磨く
    3. 虫歯になりやすい部分を意識して磨く
    4. 軽く小刻みに磨く
    5. フッ素を口内に行き渡らせる
  4. 虫歯予防にNG!やめたい歯磨き習慣
    1. NG! ゴシゴシ力を入れて磨く
    2. NG!歯ブラシで舌を磨く
    3. NG!歯ブラシを長期間、使い続ける
    4. NG!歯ブラシ1本だけで歯磨きをする
  5. 正しい歯磨きで虫歯予防の効果アップ!

歯磨きは最強の虫歯予防法

さるくん

歯磨きって最強の虫歯予防の方法なんですかー?

長谷川先生

その通りです。虫歯予防の基本毎日の歯磨きですね。

さるくん

なんだ、歯を磨くだけでいいのかー、って思っちゃいそうですよね。

長谷川先生

ただ、やみくもに磨いていても、虫歯ができてしまうことがあります。本当に効果を出すためには、ポイントをおさえた磨き方をする必要がありますよ。

さるくん

やっぱ、そうっすよねー。最強になるためのコツを知りたいなぁー!

虫歯ができるメカニズムを知ろう

長谷川先生

ではまず、どうして虫歯ができるのか、虫歯ができるメカニズムを説明しましょう。

さるくん

あー、いいっすねー!メカニズムがわかれば、何を目的に磨いたらいいのかハッキリしそうですもん。

食事をすると歯が溶け出す

常時、口内のpH値は中性に保たれています。その環境では善玉菌と悪玉菌が、バランスよく存在しています。

しかし飲食をすると、口内のpH値が酸性に傾きます。歯の表面のエナメル質が、非常に溶けやすくなるのです。

酸性の環境では、悪玉菌の虫歯菌が活発化しやすいので、虫歯ができやすくなります。

食後は虫歯ができやすい

食後、虫歯の原因菌は、口内に残った飲食物の残滓を分解して、虫歯の元となる歯垢を作ります。

この時、口内の酸性への傾き拍車がかかり、さらに虫歯ができやすい口内の条件が揃ってしまうのです。

虫歯予防に効果あり!歯磨き5つのコツ

長谷川先生

歯磨きの役割は、「食べカスを除去する」「歯にフッ素をゆきわたらせる」の2つです。毎日、歯磨きを続けることが、虫歯予防の最善の方法なのです。

さるくん

毎日の継続かー。地道に続けるのが大事なんですねー!

長谷川先生

その通り!よくおわかりですね。それじゃあ歯磨きするときのポイントやコツを紹介しますね。ここを意識すれば、歯磨きのクオリティがさらに上がりますよ。

さるくん

おっ、いいっすねー。歯磨きの腕前、上げちゃおー!

1.就寝前の歯磨きを大事にする

意外かもしれませんが、最も大切なのは夜寝る前の歯磨きです。

就寝中は口を動かさなくなるので、口内の殺菌や浄化のために活躍していた唾液がゆきわたりません。そうなった口内では、虫歯や歯周病の原因となる細菌が活発化するのです。

夜寝ている間に虫歯が悪化しないよう、できるだけ口内の細菌を減らす、細菌のエサになる飲食物の残滓を取り除く、ということを意識しながら歯を磨きましょう。

2.食後すぐに磨く

歯磨きの目的で大切なのは、虫歯の原因になる食べカスの除去です。

食後すぐに磨くと、歯が溶け出して修復される脱灰再石灰化のサイクルをサポートできるので、非常に有効といえます。

脱灰は、食事を始めて3分くらいから始まるといいます。ですから、食べ終わったらなるべく早く歯を磨くのがおすすめです。

食後すぐの歯磨きで細菌の活動を抑え、歯磨き粉に含まれるフッ素で歯を守り、強化しましょう。

3.虫歯になりやすい部分を意識して磨く

虫歯になりやすい場所は、歯と歯の隙間、歯と歯ぐきの境い目、そして歯の噛み合わせ部分です。

この3カ所には歯垢が溜まりやすいので、しっかりとブラッシングして、歯垢を取り除きます。

歯間は歯ブラシだけでは届きにくいため、デンタルフロス歯間ブラシを使いましょう。

こうした歯間清掃器具を取り入れた丁寧な歯磨きを、1日1回以上行うことをおすすめします。

4.軽く小刻みに磨く

歯ブラシは人差し指と親指でペンを持つくらいの感覚で軽く持ち、ブラシの毛先を歯面につけて、震わせるようにしながら優しく磨きます。

強くゴシゴシと磨くより、小刻みに磨くほうが、歯のデコボコに毛先が入り、しっかりと磨くことができます。

5.フッ素を口内に行き渡らせる

市販されているほとんどの歯磨き粉には、フッ素が配合されています。

フッ素には細菌の活動を抑制し、歯を強化する役割があります。

しかし、歯磨きの後で何回も口をゆすぐと、せっかくのフッ素が排出されてしまいます。

歯磨き後のゆすぎは、軽く1回に留めるのがおすすめです。虫歯予防の先進国のスウェーデンでは、イエテボリテクニックといって歯磨き後は全く口をゆすぎません。

フッ素の成分を歯の表面に長く留めることで、虫歯予防の効果を高めているのです。

虫歯予防にNG!やめたい歯磨き習慣

さるくん

逆に、やっちゃいけないNGな歯磨きってありますかねー?

長谷川先生

わかりました。では、ダメな歯磨きのやり方を紹介しますね。

NG! ゴシゴシ力を入れて磨く

歯ブラシを歯に押し付け、ゴシゴシとこするブラッシングはNGです。

歯ブラシを押し付けると、毛先に圧がかかって反り返ってしまうので、毛先が磨きたい部分に当たらなくなります。

力を入れてこすると歯の表面や歯茎を傷つけることがあります。

歯面にデコボコができてしまうと、そこから虫歯に侵されやすくなるので、せっかく歯磨きをしても逆効果になってしまいます。

NG!歯ブラシで舌を磨く

歯磨きをしているいつもの歯ブラシでそのまま舌磨きをするのはNGです。

舌にも歯垢に似た「舌苔」がつくことがありますが、舌磨きをする時は、舌ブラシ柔らかい毛先の歯ブラシなどを使うようにしましょう。

舌はデリケートな部位なので、硬い歯を磨くのと同じブラシで磨くと傷つけてしまい、味覚などにも影響することがあります。

NG!歯ブラシを長期間、使い続ける

歯ブラシを数カ月にわたって交換せずに使い続けていませんか?

毛先が開いてきたら使えないことはわかっていても、見た目に異変がない限りは使い続けてもいいと思いがちです。

しかし、目には見えませんが歯ブラシ自体でも、口内から移った細菌が繁殖しています。歯ブラシは、1カ月に1回、交換するのが理想的といえます。

NG!歯ブラシ1本だけで歯磨きをする

歯と歯の隙間には食べカスが詰まりやすく、歯磨きをしても取り除きにくい部分ですよね。

実は、歯ブラシ1本だけの歯磨きでは、磨き残しが40%くらい残ってしまうという研究データがあります。

磨き残しがあると、そこから歯垢がつくられて虫歯の原因になってしまいます。

1日1回以上は、歯間ブラシやデンタルフロスなどの清掃補助アイテムを取り入れて、丁寧に歯みがきを行うようにしましょう。

正しい歯磨きで虫歯予防の効果アップ!

さるくん

コツやNGが色々わかっちゃったなー!歯磨きって奥深いですねー!

長谷川先生

正しい歯磨きのやり方を身につけて、ご自宅での歯磨きをパワーアップさせてくださいね。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 歯磨きは正しい方法で継続すれば、最強の虫歯予防の方法になる。
    • 夜寝る前と、食後すぐが、歯磨きにおすすめのタイミング。
    • 歯と歯の隙間など、虫歯になりやすい場所を意識して磨く。
    • 1日1回以上は、デンタルフロスなど歯間清掃具を使って磨く。
    • 歯ブラシは1カ月に1回くらいのペースで新品に取り替える。