虫歯にならない子どものおやつ!虫歯予防できる間食の摂り方選び方

虫歯にならない子どものおやつ!虫歯予防できる間食の摂り方選び方
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子どもが歯を痛がるのを見るのはとても切ないですね。できれば虫歯にならないように、注意してあげたいものです。虫歯予防というと歯みがきのイメージがありますが、実は、子どもの虫歯は毎日のおやつや食事のコントロールが何よりも大切。そこで今回は、虫歯になりにくいおやつ・間食とり方や選び方についてお伝えします。

この記事がおすすめな人
    • 子どもにはどんなおやつがいいのかと悩んでいる。
    • 虫歯になりにくいおやつってどんなもの?と思っている。
    • 虫歯になりやすい子となりにくい子の差って?
    • 虫歯になりにくいおやつの食べさせ方があるなら知りたい。
    • おやつは手作りがいいことは分かっているけど毎回は難しい。
INDEX
  1. 大人と違う子どもにとっての間食の目的
  2. 子どもの間食で注意すること
    1. おやつタイムは時間を守る
    2. おやつの後にはお茶または水を飲ませる
  3. おすすめのおやつ・間食
    1. 砂糖が入っていないおやつ
    2. 歯ごたえのあるおやつ
    3. 食物繊維を多く含むおやつ
    4. インターネットで買える「キシリトール入りのおやつ」
  4. こんなおやつは虫歯になりやすい!
  5. 間食を賢く利用して子どもを虫歯から守ろう

大人と違う子どもにとっての間食の目的

大人は小腹が空いた時や口寂しくなった時に間食をしますが、子どもにとってのおやつは大事な栄養源です。子どもの胃は小さいため、一度の食事でたくさん食べることができません。そのため間食で栄養を補うのです。おやつには満腹感を得られ、栄養価の高いものを選びたいものです。

稲吉先生

大人のおやつといえばお菓子が定番ですが、子どものおやつは炭水化物やイモ類などがありますね。

うさぎさん

うちも時々小さなおにぎりなんかを作ってます。

子どもの間食で注意すること

子どもの間食での注意というとアレルギーや添加物をイメージしますが、虫歯予防という観点からは、以下のようなことに気をつけることも重要です。

おやつタイムは時間を守る

おやつは1日2回など、決まった時間を設定することが重要です。おやつを不定期にダラダラ食べていると、お口の中は常に汚れにさらされている状態になります。食べカスが歯などについていると、虫歯菌が食べカスを酸性に変えて歯のエナメル質を溶かします。これが虫歯の始まりですが、通常は唾液が持つ「溶かされた歯を修復する働き(再石灰化)」によって、虫歯になるのを防いでいます。

唾液の再石灰化は食後30分後くらいから始まるといわれています。しかし、ダラダラと食べて常に口の中に食べカスがある状態だと、再石灰化の働きが追いつかなくなり、虫歯を防ぎきれなくなるのです。

稲吉先生

おやつはだいたい10時と3時が理想ですね。

うさぎさん

食事と食事の中間で、ちょうどお腹が空く時間ですね。

おやつの後にはお茶または水を飲ませる

おやつを食べた後には、コップ1杯程度の水分をとらせましょう。単に水分補給という意味だけでなく、飲むことでお口の汚れを一緒に洗い流すという役割もあるからです。水分は甘いジュースなどではなく、糖分やカフェインが入っていない麦茶や水が適しています。

稲吉先生

水分は唾液の分泌をうながす働きもあります。

うさぎさん

そうなんですか〜。それは一石二鳥ですね。

おすすめのおやつ・間食

ここからは、具体的にはどんなおやつがいいのかをご紹介します。

砂糖が入っていないおやつ

砂糖は虫歯菌にとってごちそうです。ぜひ、砂糖が入っていないおやつを考えましょう。子どもの手の大きさに合わせたおにぎりやサンドイッチ、焼き餅、食べやすい大きさに切ったリンゴなどがおすすめです。

稲吉先生

子どものおやつは「剥くだけ・焼くだけ・蒸すだけ」といいます。なるべく加工されていないものがベターですね。

うさぎさん

なるほど!その覚え方は簡単ですね。

歯ごたえのあるおやつ

歯ごたえのあるおやつは、よく噛んで顎を動かすため唾液腺が刺激され、唾液をたくさん分泌することができます。

歯ごたえのあるおやつでおすすめなのは、リンゴや柿などの果物、生のキュウリをスティック状にしたものなどです。また、歯ごたえのあるおやつは顎を強くし、将来の歯並びにも良い影響を与えます。

稲吉先生

食物繊維を多く含むフルーツや野菜は、歯の汚れを落とす役割も兼ねています。

うさぎさん

子どもも喜んで食べるし、いいですね〜。

食物繊維を多く含むおやつ

食物繊維を多く含む食べ物は、歯の表面の汚れを落としてくれるほか、腸内環境やお口の中の環境も整えてくれます。腸内環境が整うと免疫力もあがり、虫歯になりにくくなるのです。お口の中の環境は腸内環境と似ていて、唾液には免疫物質も含まれています。

食物繊維を多く含むおやつでおすすめなのは、焼き芋やふかし芋、リンゴ、柿、スティック野菜などです。さつまいもは皮に整腸作用が含まれるため、皮ごと食べさせると良いでしょう。

稲吉先生

腸内もお口の中も、環境を整えるとは善玉菌と悪玉菌のバランスを保つということなんです。

うさぎさん

へぇ〜、そうなんですね〜。

インターネットで買える「キシリトール入りのおやつ」

手作りのおやつがいいことは分かっているけど、毎回つくるのは大変…という人には、歯医者さんがつくった「キシリトール入りのおやつ」がおすすめです。

キシリトール 100% 歯医者さんが作った チョコレート 60g 1個
稲吉先生

キシリトール100%なので、虫歯になる心配がありません。

うさぎさん

虫歯にならないチョコなんていいですね〜!

MEMO
キシリトールは摂りすぎるとお腹がゆるくなります。1日の摂取量をよく読んで食べさせましょう。

こんなおやつは虫歯になりやすい!

虫歯になりやすいおやつは、糖分が含まれている食べ物や飲み物や、歯にくっつきやすい食べ物です。

虫歯になりやすいおやつ
    • ヌガー
    • キャラメル
    • アメ
    • チューインガム
    • クッキー
    • スナック菓子
    • ドーナツ
    • 果汁100%ではないジュース
    • スポーツ飲料

歯にくっつきやすいおかしは、たいてい砂糖もたくさん使われています。特にヌガーやキャラメルは歯にこびりついて、お口の中で溶けるまでに時間がかかり、歯みがきでも取れにくいお菓子です。

うさぎさん

市販のものは手軽だけど、これからは注意しなくちゃ。

間食を賢く利用して子どもを虫歯から守ろう

子どもにとって間食は栄養面で重要ですが、生活の中での楽しみのひとつでもあります。今回ご紹介した内容を参考にして、色々と工夫して楽しくおいしく、虫歯を予防しましょう!

記事の重要ポイントをチェック!
    • 子どもにとって間食は第2の栄養源
    • ダラダラ食べは虫歯を作る
    • おやつの後にお茶や水を飲むと食べカスを流せる
    • おやつの基本は剥くだけ・焼くだけ・蒸すだけ
    • 歯ごたえのあるリンゴや柿は唾液を促し顎も強くする
    • 食物繊維が豊富な食べ物をおやつにすると良い
    • 虫歯予防を目的としたおやつはインターネットで買える
    • 虫歯になりやすいのは歯に残るものと砂糖が多い食べ物