口臭予防の簡単な方法は7つ!今すぐできることから毎日の習慣まで

これから会議やミーティングで数人と顔を突き合わせなければならない、クライアントとの商談があるなど、人と接する機会に口臭が気になる人は多いものです。そんな時に、簡単に口臭を予防できればいいですよね。この記事では、気になる口臭をサッと消せる方法や習慣にすることで口臭を予防する方法をお伝えします。口臭が気になる人はぜひチェックしてみてください。
- 簡単に口臭を予防できる方法を知りたい。
- 口臭で困った時にすぐに消せる方法があればいいのにと思っている。
- 口臭予防の情報が多すぎて、何をすればいいのか迷っている。
- 歯医者さんがすすめる口臭予防法を知りたい。
口臭を簡単に予防できる7つの方法
まずは、口臭を簡単に予防する方法をご紹介します。
1.ガムを噛む


ガムを噛むといいのは、唾液がたくさん出るからです。
ふむふむ。
メントールなどのガムを噛むと息が爽やかになるのも事実ですが、ガムを噛むと唾液腺が刺激されて、唾液がたくさん出ます。唾液には口臭を抑制する抗菌作用があるため、唾液量が多いほど口臭を予防することができるのです。
おすすめのガムは、キシリトールが配合されたガムです。キシリトールは歯の石灰化を促す働きがあり、食事によってエナメル質が溶けた部分を修復します。細菌はエナメル質がなくなった部分から増殖するので、間接的に細菌が活動するのを抑えてくれるのです。
ただし、キシリトール配合のガムは食べすぎるとお腹がゆるくなるので気をつけましょう。
2.梅干しやレモンを想像する

梅干しやレモンに共通しているのは「酸っぱいこと」です。酸っぱいものを思い出すと、私達の脳は経験値から食べたときと同じような反応を起こし、唾液がたくさん分泌されます。試しに梅干しやレモンの味を思い出してみてください。唾液が出てきませんか?
ガムを噛めない、歯磨きができないという場面でも、酸っぱいものを想像するだけで唾液が出て、口臭を一時的に抑えることができます。

会議やプレゼン前に梅干しやレモンを想像するのもおすすめです。
ふむふむ。いい方法ですね。
3.ちょこちょこ飲みをする

ちょこちょこ飲みとは、水分をこまめに取るという意味です。黙々と仕事や作業をしている時、知らないうちに口の中が乾いていることがあります。口の中が乾くということは、唾液量が減っている証拠。数十分後もしくは数時間後に人と会話する時に、口臭を発しているかもしれません。
人との会話があまりない時や食間は、仕事や作業の合間にこまめに水分を口に含むようにしましょう。すると、唾液の成分がまんべんなく口の中に行き渡って口臭予防につながります。
しばらく話さない時は要注意ね。
4.含みうがいをする

含みうがいとは、口を閉じてする“ブクブクうがい”のことです。口臭の原因のひとつに歯の表面や粘膜にこびりついた細菌があります。水を口に含んで勢いよく歯や頬の内側に当てるようにすると、細菌が剥がれ落ちて口臭を軽減する効果が期待できます。
水うがいのことですか?

その通りです。水うがいの詳しいやり方は、以下のページで詳しく知ることができます。
5.清掃性食品を食べる

清掃性食品は、食べるだけで口の中の汚れをきれいにしてくれる食品のことです。たとえば食物繊維が豊富な生野菜などは、食物繊維が汚れを削り取ってくれます。また、歯ごたえの良い野菜や果物、こんにゃくなどは、咀嚼の回数が増えるので唾液腺を刺激して唾液を増やすことができます。

具体的にはリンゴ、ごぼう、レタス、セロリ、ニンジンなどです。歯ごたえのある生野菜のほとんどが当てはまります。
さっそく今夜の夕食に使いましょう。
6.歯磨きと舌磨きを見直す

毎食後の歯磨きを欠かさず行い、舌磨きだって一生懸命している…それでも口臭が改善されない場合は、歯磨きや舌磨きのやり方が間違っているのかもしれません。
正しい歯磨きと舌磨きの方法をご説明します。今までのやり方と違っている箇所があるかどうか、チェックしてみてください。
- 歯ブラシは柔らかめで毛先が細いものを選ぶ
- 歯ブラシは人差し指と親指でエンピツ持ち
- 歯と歯茎の境目に45度に当てる
- 細かく動かすように軽い力で磨く
- 歯磨きと同じブラシは使わず、舌専用のブラシを使う
- ガーゼなどの柔らかい布でも良い
- 舌磨きは1日に1〜2回
- 舌の奥から手前に軽くこするようにするだけ

ゴシゴシやるとかえって舌を傷つけて、口臭がひどくなってしまうことがあります。
そうですか。
7.乳酸菌を摂る

乳酸菌が腸内環境を整えることは広く知られていますが、乳酸菌は口内環境も整えるということがつい最近発見されました。乳酸菌は腸内と同じで、善玉菌と悪玉菌が同居しています。このうち善玉菌が増えれば悪玉菌が少なくなり、口内環境も整い口臭も改善されるのです。

特に口臭に効果的な乳酸菌が含まれているのはロイテリヨーグルトです。
ふむふむ。そうですか。
口臭の原因は唾液と細菌の関係にある
口臭と唾液とは、深い関わりがあります。
1.唾液量が細菌の活動を抑えている

唾液には複数の抗菌物質が含まれていて、悪玉菌が増えるのを抑えてくれています。つまり、唾液の量が増えれば抗菌物質も増えるというわけです。しかし、唾液量が減ればそれだけお口の中の抗菌作用も弱くなり、細菌(悪玉菌)が活発に活動します。
また、唾液の約90%は水分です。この水分によって細菌や古い角質、食べカスなどが流されて口の中を自然に洗浄してくれています。つまり、唾液の増減が口臭の鍵を握っているといっても過言ではありません。
唾液ってすごい役割があったのね。
2.細菌が付着する場所

口臭の原因である細菌は、お口の中の舌の表面や歯と歯の間、歯と歯茎の隙間、粘膜などに付着しています。食べ物を食べた後、歯で噛み砕かれたごく細かい食べカスは、通常は唾液によって洗い流されます。しかし、唾液量が少ないとこびりついたままになり、やがて細菌のエサとなってそこを拠点に増殖するのです。これが、いわゆるプラーク(歯垢)です。

プラークは細菌が作り出した産出物です。そして細菌の根城にもなります。
ふむふむ。そうですか。
こんな口臭は根本治療が必要!

予防だけでは改善できない口臭があります。それが病気による口臭です。具体的には歯周病、糖尿病、肝臓疾患、耳や喉の疾患、胃腸の疾患などがあります。
こういった病気の場合には、それぞれ特有の口臭があります。早めに病院に行って治療しましょう。
ふむ。ケアしても治らなければ病気かもしれないということですね。

そうですね。気になったらすぐに病院で相談するのがおすすめです。
口臭予防は意外と簡単!
今回ご紹介した口臭予防の方法は、特別なことをしなくてもすぐにできるものばかりです。まずは試してみて、それでも改善しない場合は病気の疑いもあるので、早めに該当する病院に相談しましょう。
- ガムを噛む
- 梅干しやレモンを想像する
- ちょこちょこ飲みをする
- 含みうがいをする
- 歯磨き&舌磨きを見直す
- 清掃性食品を食べる
- 乳酸菌を摂る