最強の口臭対策!歯医者さんが教える口臭の原因別「8つの予防と対策」

最強の口臭対策!歯医者さんが教える口臭の原因別「8つの予防と対策」
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口臭ケアを心がけている人は、こまめな歯磨きやマウスウォッシュの使用などを心がけていますよね。その方法で、口臭は改善できていますか?もし不安が残るとしたら、もしかすると口臭の原因に適した対策ができていないのかもしれません。

口臭の原因を元から取り除かなければ、ただのごまかしです。本当に口臭対策したいなら、原因を知って、そこに確実にアプローチする方法をとらなければなりません。

そこで今回は、歯医者さんの監修のもと、本当に効果がある原因別の予防と対策について紹介します。口臭予防の参考にしてみてください。

この記事がおすすめな人
    • 口臭が気になっている。予防法があれば知りたい。
    • 口臭が発生するのは、そもそも何が原因なのか知りたい。
    • 口臭の原因を知って、原因別に効果的な口臭予防の方法を知りたい。
    • 歯医者さんに口臭の原因や、口臭予防の方法を教えてもらいたい。
    • なんとしても口臭をなくしたい。そのための情報を集めている。
INDEX
  1. まずは「口臭の原因」の種類を知ろう!
    1. 誰にでもある「生理的口臭」
    2. 病気が原因の「病的口臭」
    3. 食事などが原因の「物理的口臭」
  2. 「生理的口臭」に効果的な6つの予防法
    1. 歯磨きを徹底する
    2. 舌磨きをする
    3. 唾液量を増やしてお口を潤す
    4. 薬用の歯磨き粉やマウスウォッシュを使う
    5. 生活習慣の改善・生活リズムを整える
  3. 「病的口臭」に効果的な2つの対策
    1. 歯周病や虫歯の治療を受ける
    2. 内臓の病気を治療する
  4. 歯科医院で定期検診・クリーニングを受けよう!

まずは「口臭の原因」の種類を知ろう!

ぶたさん

口臭が気になっているんですけれど、あたくし何もケアできていなくって…。

田村先生

そうですね。そういう方は少なくないかも知れませんね。

ぶたさん

先生、そもそも口臭って、どうして発生するのかしら…。

田村先生

口臭にはいろいろな原因がありますが、大きく分けると原因は3種類です。誰にでもある「生理的口臭」と、病気が原因の「病的口臭」、そして食事などが原因の「物理的口臭」です。

ぶたさん

まぁ、口臭には、いろんな原因があるんですね。あたくしは、どれかしら…?

田村先生

では詳しく説明しますので、下記をご覧くださいね。

1.誰にでもある「生理的口臭」

生きていると誰にでも発生する口臭が「生理的口臭」です。

生理的口臭の種類
    • 起床した時
    • 空腹の時
    • 緊張した時
    • ストレスを感じた時、疲れた時
    • 年齢による口臭(思春期、成長期、女性の月経中や更年期、老齢期など)

生理的口臭が起こるのは、上記のようなタイミングや時期です。こまめに歯みがきや口臭ケアをしていても、すぐに口臭が復活しがちなのは、常に緊張感を伴う環境にいたり、ストレスや疲労が蓄積されていたりするからでしょう。

こんなタイミングに決まって口臭が強くなるのには、理由があります。

それは、唾液の分泌量が減少しているからです。

唾液は天然のデンタルリンスともいわれるほどで、殺菌・抗菌作用をもっていて、たっぷり分泌することでお口の中をきれいに浄化します。

逆に緊張やストレスに見舞われた時には口の中が乾いてネバネバしてくることがありますが、唾液の分泌が減少しているからです。そうなると、口臭が悪化します。

体調不良になると、舌の上に白い苔のような舌苔が発生し、揮発性の強い口臭を発生させるときがあります。これは細胞の死がいと細菌のかたまりで、歯垢とほぼ同じものです。舌苔が気になったら、デリケートな舌を傷つけないよう、舌ブラシで優しく磨くようにしてください。

2.病気が原因の「病的口臭」

病的口臭は、病気が原因で発生する口臭です。ほとんどが口内のトラブル「歯周病」が原因といわれています。

歯周病菌は強烈なにおいの毒素を発生します。ここに、生理的口臭が発生する条件が重なって唾液の量が減ると、歯周病菌が増殖して歯垢をつくりだします。その際に発生する揮発性硫化物がツンとくる強いガスで、ひどい口臭の正体です。

病的口臭の種類、においの特徴
    • 歯周病:ドブのような臭い
    • 消化器系の病気(胃・食道など):卵や肉が腐ったようなにおい
    • 呼吸器系の病気(肺):卵や肉が腐ったようなにおい
    • 耳鼻科系の病気(耳・喉):卵や肉が腐ったようなにおい
    • 咽頭・気管支・肺カンジダ:甘いにおい
    • 糖尿病:甘酸っぱいにおい
    • 肝臓の病気:アンモニア臭
    • トリメチルアミン尿症:生魚のようなにおい

病的口臭は、においが何らかの病気のサインになっていることもあります。自分では判断が難しいことですので、もし思い当たるようであれば、お医者さんに相談してみましょう。

3.食事などが原因の「物理的口臭」

ニンニクたっぷりのギョウザなど、においが強いものを食べたときや、喫煙・飲酒をした後は、一時的に口臭が強くなりますが、これを物理的口臭といいます。

時間がたつと消えるのが、物理的口臭の特徴です。ただしタバコは長期間吸い続けると、においの元になる成分が口内に残留物としてこびりついてしまい、時間が経っても消えない場合があります。

また、お酒には糖分が含まれているので、細菌のエサとなって増殖させます。お酒には水分を排出させる作用があるので、唾液の分泌量も減る生理的口臭を発生させる環境も同時に作りだします。

歯周病にかかっている時に喫煙・飲酒をすると、病的口臭と物理的口臭、そして生理的口臭がすべて混ざり合い、さらにひどい口臭を発生させることになるので、要注意です。

「生理的口臭」に効果的な6つの予防法

ぶたさん

ふむふむ。口臭には色々な原因があるのですね。あたくし朝起きた時に口臭があるのですが、どうやって対策すればいいのかしら。

田村先生

口臭予防の基本は、歯磨きの徹底ですね。歯磨きは、口臭の原因になる細菌を除去し、歯垢をつくらせないために、磨く場所を意識しながら行うといいですよ。

ぶたさん

ふむふむ。そうですか。やっぱり歯磨きが大事なのですね。どう磨けば効果的なのか、もっと詳しく知りたいです。

田村先生

では、口臭の種類別の予防法について説明しますね。下記をご覧ください。

1.歯磨きを徹底する

歯磨きは、口臭予防のために欠かせません。効果アップのためには、汚れや歯垢がたまりやすくて細菌の温床になりやすい場所を意識して磨きます。

歯垢がつきやすいのは、歯と歯のすき間歯と歯ぐきの間の歯周ポケット、奥歯の噛み合わせの面、昔の歯科治療で入れた詰め物や被せ物と歯の境い目などです。

普通の歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを取り入れて、しっかりと汚れを取り除きましょう。

2.舌磨きをする

舌の上に白いつぶつぶしたものができたら、舌苔かもしれません。歯垢と同じような細菌のかたまりで、強い口臭が発生します。健康な時もできることはありますが、一般的に体調が悪いとできやすいといわれています。

ケアは、専用の舌ブラシで行うようにしてください。舌はデリケートなので、歯ブラシでこすると傷ついてしまいます。そうなると口臭悪化の原因になりますので、やわらかい毛先の舌ブラシで磨くようにしましょう。

3.唾液量を増やしてお口を潤す

唾液には天然の抗菌・殺菌作用があって、口内を清潔に保ちます。たっぷりと唾液を分泌させると口臭予防の効果が上がりますので、唾液の分泌量を高めることが大切です。

唾液の量を増やすためには、梅干しやレモンといった酸っぱいものを食べたり、思い出したりするだけでも効果があります。また、生野菜や根菜といった歯ごたえのあるものを食べる、水を少しずつ飲む、といった方法がおすすめです。

4.薬用の歯磨き粉やマウスウォッシュを使う

マウスウォッシュやデンタルリンスを利用する時は、薬用と明記された口臭予防のための有効成分が入ったものを選ぶようにしましょう。特に、歯周病の予防効果があるものを選ぶと、口臭予防に役立ちます。

5.生活習慣の改善・生活リズムを整える

「口臭を治したい」「唾液を増やさなきゃ」と、口内だけにとらわれすぎた考え方になってしまうのも、よくありません。身体が健康でなければ、口臭予防できないからです。

いくら口臭ケアをがんばりたくても、睡眠不足で疲れやストレスがたまった状態であったり、偏った食事で栄養不足になってしまったりすると、唾液が減少し、口臭が悪化してしまいます。

できるだけ生活リズムを整え、睡眠不足や不規則な食生活を見直し、心身ともに健康でいられるように心掛けましょう。

「病的口臭」に効果的な2つの対策

ぶたさん

もし病気が原因の口臭だったら、どうすればいいですか?病的口臭の口臭予防って、難しそうなイメージがあるわ…。

田村先生

病的口臭への対策は、口臭の原因になっている病気を治療することですね。根本から治療すれば、自然と口臭も治まります。

ぶたさん

ふむふむ。たしかにそうですね。病気の治療=口臭予防というわけですね。

田村先生

その通りです。早めに病院へ行ってくださいね。

1.歯周病や虫歯の治療を受ける

口臭の最も多い原因は、口内のトラブルです。歯周病や虫歯を放置していると、口臭がどんどん強烈になっていきいます。

歯周病や虫歯が悪化すると、口臭が増す、痛みがでる、といった口内だけの問題ではなく、命に係わる全身疾患につながる恐れがありますので、十分注意してください。早めに歯科医院で治療を受けましょう。

2.内臓の病気を治療する

内臓の病気が原因の口臭は、口臭ケアをしても消えません。口臭が何らかの病気のサインかもしれませんので、気になる場合は、病院で検査を受けるようにしてください。

原因を取り除けば、口臭も自然となくなっていきます。

歯科医院で定期検診・クリーニングを受けよう!

田村先生

口臭予防の方法を7つ紹介してきました。8つ目の対策は歯科医院で、定期検診・クリーニングを受けることです。

ぶたさん

それは、生理的口臭?それとも病的口臭?どちらですか?

田村先生

どの口臭予防にも、定期検診はおすすめです。気になることがあれば、歯科医師に相談することもできますからね。

ぶたさん

ふむふむ。それは最強の口臭予防ではないかしら。先生、あたくし、さっそく歯医者さんに通うことにします。

田村先生

こまめな歯磨きと、唾液を増やす生活習慣も忘れないでくださいね。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 口臭には、誰にでもあるもの、病気が原因、食事などが原因のものがある。
    • 口臭予防の基本は、歯磨き。細菌を減らし、歯垢をつくらせないために行う。
    • 口臭の原因は口内にあることが多い。特に、歯周病が原因の口臭は強くなる。
    • 病気が原因の口臭は、原因となっている病気を治療することが口臭予防の近道。
    • 最強の口臭予防の方法は、こまめな歯磨き+唾液を増やす+定期検診。