マウスウォッシュの正しい使用タイミングや選び方

マウスウォッシュの正しい使用タイミングや選び方
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お口のケアにマウスウォッシュを取り入れたいと思っても、どれを選べばいいのかわからなかったり、どのタイミングで使うべきなのか迷ってしまったり。そんな、知っているようで知らないマウスウォッシュに関する疑問をスッキリ解消しませんか?

現役歯科医が、マウスウォッシュの効果を得やすいタイミングや、口臭や歯周病の予防など、目的に合わせた選び方のコツについて解説します。

記事の後半では歯科医おすすめのマウスウォッシュも紹介しますので、最後まで読んでみてくださいね。

この記事がおすすめな人
    • マウスウォッシュの種類がたくさんあって、選び方がわからない。
    • マウスウォッシュを使うタイミングって、いつ?歯磨きの前?後?
    • 口臭予防、歯周病予防など、目的に合わせた選び方を知りたい。
    • どんな成分がマウスウォッシュの効果を発揮するのか知りたい。
    • 歯科医おすすめのマウスウォッシュがあれば、教えてほしい。
INDEX
  1. マウスウォッシュを使用するタイミング
    1. 歯磨きの後
    2. 就寝前
    3. 歯磨きができない時
  2. マウスウォッシュの選び方
    1. 効能で選ぶ
      1. 歯周病の予防
      2. 口臭を予防
    2. 殺菌成分で選ぶ
    3. 香りで選ぶ
  3. 歯科医推奨のマウスウォッシュ「コンクールF」

マウスウォッシュを使用するタイミング

患者さん

口臭予防のために、マウスウォッシュは使った方がいいのかしら?

柿木先生

そうですね。口臭が気になるなら、歯磨きのサポートとしてマウスウォッシュを取り入れるといいですね。

患者さん

あら、歯磨きのサポートなんですか?歯磨きの代わりにはならないの?

柿木先生

はい。口臭の予防効果を得るためにも、歯磨きをきちんとすることが基本です。マウスウォッシュの使用は、次のようなタイミングがいいですね。

歯磨きの後

マウスウォッシュは、あくまで歯磨きのサポート的な役割とするのが正しい使い方です。

口臭・虫歯・歯周病などを防ぐためには、歯と歯のすき間や歯と歯茎の境い目に溜まった歯垢を取り除かなくてはなりません。ニオイの元になる細菌の温床を除去しなければ、予防ができないからです。

そのため、まずは歯磨きでしっかりと汚れを除去し、その後でお口の殺菌のためにマウスウォッシュを使用するとよいでしょう。

就寝前

就寝前も、マウスウオッシュを使うタイミングとして、おすすめです。

就寝中は、唾液の抗菌パワーを得られなくなるため、細菌を減らしておくとよいでしょう。寝ている間は唾液の分泌量が減って口内が乾燥するため、1日のうちで最も細菌が繁殖しやすいタイミングだからです。

ただし、毎食後、間食、寝る前のタイミングでマウスウォッシュを使うのは、やりすぎです。マウスウォッシュの適切な使用頻度は、1日2~3回までです。

あまり頻繁に使用すると、かえって口内環境を悪くする原因になりますので気を付けましょう。

歯磨きができない時

外出先などで歯磨きができない時、マウスウォッシュを使用するということもあるでしょう。

ただし、マウスウォッシュでは歯と歯の間についた汚れや歯垢を取り除けませんので、歯磨きの代わりにはなりません

やむを得ずマウスウォッシュで口をゆすいだ後、歯磨きができる環境になったら早めにブラッシングしましょう。

マウスウォッシュの選び方

マウスウォッシュの他にも、液体のオーラルケアアイテムには、デンタルリンス(液体歯磨き)が存在します。こちらは歯磨きの前に使います。

マウスウォッシュはパッケージ裏側などの成分表の近くに「洗口液」と記載されています。購入の前には、デンタルリンスと間違えないようチェックしてみてください。

患者さん

あたくし、口臭予防にマウスウォッシュを使いたいんですけど、選び方がわからなくて。種類がたくさんあるんですもの。

柿木先生

選び方のコツは、殺菌作用があるマウスウォッシュを選ぶことです。商品の裏側などにある成分表を確認して、殺菌成分が含まれているものを選びましょう。

患者さん

殺菌成分?薬用って書いてあるマウスウォッシュのことかしら?

柿木先生

そうです。殺菌作用のある薬用成分ですね。薬用、医薬部外品、第3種医薬品と表示のあるマウスウォッシュを選ぶのがコツです。

効能で選ぶ

マウスウォッシュは、使用目的に合った効能があるかどうかを確認して選ぶと良いでしょう。

効能によって、医薬品や医薬部外品といった表示の基準が医薬品医療機器法(旧薬事法)で定められています。

表示による効能の違い
    • 薬用/医薬部外品と同じ。症状の防止・衛生が目的。
    • 医薬部外品/症状の防止・衛生が目的。
    • 第3種医薬品/治療を目的としているが、副作用の心配や薬剤師からの説明を必要としない医薬品。

歯周病の予防

歯周病の予防のためにマウスウォッシュを活かしたい場合は、歯磨きをした後で使います。

歯磨きをしっかりと行った後、歯周病・歯槽膿漏の予防向けの殺菌成分が含まれるマウスウォッシュを使用してください。

また、歯茎に炎症が起きている場合は、ノンアルコールタイプを選びましょう。低刺激なので、清涼感が強すぎてピリピリするマウスウォッシュが苦手な人にもおすすめです。

口臭を予防

口臭は、口内の細菌量が増えると悪化する傾向がありますので、歯周病や虫歯の原因菌を殺菌すると、口臭が改善されるケースはよくあります。薬用成分が含まれたマウスウォッシュを選ぶと良いでしょう。

口臭予防だけを目的としたマウスウォッシュには、薬用成分が含まれず、香りづけ用のアロマオイルのみが含まれている化粧品に分類されるタイプがあります。しっかり確認した上で、選ぶようにしましょう。

殺菌成分で選ぶ

細菌の繁殖を防いで口臭を予防するために、殺菌成分を配合しているものを選びましょう。

主な殺菌作用がある成分は、下記を参照してください。購入前にマウスウオッシュの成分表をチェックして、効果がある成分が含まれているか確認しましょう。

おすすめの「殺菌作用」がある成分
    • CPC(塩化セチルピリジウム)
    • BTC(塩化ベンゼトニウム)
    • GK2 (グリチルリチン酸ジカリウム)
    • グルコン酸銅(ニオイの元を吸着して落としやすくする)
    • チモール(タイムやオレガノなどのハーブに含まれるエッセンシャルオイル)
    • 1,8-シネオール(ユーカリに含まれるエッセンシャルオイル)
    • L-メントール(ハッカからとれるエッセンシャルオイル)
    • 緑茶カテキン

香りで選ぶ

マウスウォッシュは、毎日継続して使うことが大切です。そのためには快適な使用感のものでなくては、続けられません。

味や香りが好みであることも、マウスウォッシュを選ぶ大切なポイントになります。

お好みにもよると思いますが、植物の天然の香り成分であるエッセンシャルオイルを配合したものなら身体にもよく、心地よく使えるのではないでしょうか。

歯科医推奨のマウスウォッシュ「コンクールF」

ウエルテック コンクールF 100ml ×3 本 医薬部外品
患者さん

ふむふむ、これが歯医者さんおすすめのマウスウォッシュなんですか?

柿木先生

はい。グルコン酸クロルヘキシジンが、虫歯・歯周病・口臭の原因になる細菌の繁殖を最大12時間、防ぎます。緑茶抽出液とL-メントール配合で、使い心地も快適ですよ。

患者さん

ふむふむ、とてもよさそうですね。使ってみたいわ。どこで買えるのかしら?

柿木先生

歯科医院の専売品として取り扱っていますが、インターネット通販でも購入できますよ。

患者さん

そうですか。さっそく、かかりつけの歯医者さんに聞いてみますわ。

記事の重要ポイントをチェック!
    • マウスウォッシュを使用するタイミングは、歯磨きの後。
    • 殺菌作用がある成分が含まれたマウスウォッシュを選ぶこと。
    • 殺菌効果があるマウスウォッシュを選べば、口臭予防もできる。
    • 歯磨きの代わりにはならない。あくまで歯磨きの補助として使う。
    • 毎日使い続けるために、味や香りが好きなものを選ぶのも大切。