「歯のクリーニングは、どれくらいの頻度が効果的?」歯科医が回答!

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正しい歯のクリーニングの頻度をご存知ですか?

虫歯や歯周病を予防するために、歯のクリーニングを受けますが、どれくらいの頻度で受けると効果があるのか、わからない人も多いのではないでしょうか。

今回は、どんな人がどれくらいの頻度でクリーニングを受けるべきなのか解説します。

この記事がおすすめな人
    • 歯のクリーニングの頻度を知りたい。
    • 歯のクリーニングの効果を高める頻度を知りたい。
    • 歯のクリーニングが面倒だけど、虫歯や歯周病は予防したい。
    • 歯が痛くて辛い思いをしたくない。
    • 歯を白さをキープするためのクリーニングの頻度を知りたい。
INDEX
  1. 歯のクリーニングの頻度は、口内の状態によって異なる
    1. 歯周病にかかっている人:1~2カ月に1回
    2. 虫歯の再発を繰り返している人:1~2カ月に1回
    3. 磨き残しが多い人:2~3カ月に1回
    4. 歯を白くキレイに保ちたい人:2~3カ月に1回
    5. 歯磨きがしっかりできている人:3~6カ月に1回
  2. 歯のクリーニングの費用は?
    1. 保険診療のクリーニングは3000円~5000円
    2. 自費診療のクリーニングは5000円~2万円
  3. 口内環境が改善されれば、3~6カ月に1回が一般的!

歯のクリーニングの頻度は、口内の状態によって異なる

パンダ

先生、歯のクリーニングの頻度って、どれくらいが正しいんでしょうか?

柿木先生

一般的には3カ月に1回くらいですが、お口の状態によっても異なりますね。

パンダ

人によって違うってことですか?

柿木先生

そうですね。では、どんな人がどんな頻度でクリーニングを受けるべきなのか解説します。

歯周病にかかっている人:1~2カ月に1回

歯周病にかかっているという診断をうけた人は、一般的には1~2カ月に1回程度の頻度でクリーニングを受けるのが、おすすめです。

歯周病の進行度によっても最適な頻度が異なりますので、歯科医や歯科衛生士の指示に従って通院するようにしましょう。

虫歯の再発を繰り返している人:1~2カ月に1回

虫歯ができやすい人、虫歯の再発を繰り返しがちな人は、1~2カ月に1回くらいの間隔で、クリーニングに通うといいでしょう。

クリーニングを受ける際に、虫歯になっていないかチェックを受けられるので、もし再発していても早期発見・早期治療ができますから安心です。

磨き残しが多い人:2~3カ月に1回

歯磨きが苦手で、クリーニングのたびに歯石がたくさんついているという指摘を受ける人は、虫歯や歯周病のリスクが高い状態といえます。

一般的な頻度よりも少し多めの2~3カ月に1回くらいの頻度でクリーニングを受けておく方がいいでしょう。

歯を白くキレイに保ちたい人:2~3カ月に1回

歯に着色汚れがつきやすく、白さを保っておきたいという「見た目の美しさ」を目的とする場合は、健康な人が通うよりも多めの頻度でクリーニングを受けることをおすすめします。

ただし、美容・審美目的の場合は歯科治療に当たりませんので、健康保険の適用外となります。そうなると費用は患者さんの全額負担となりますので事前に確認しておきましょう。

着色汚れの原因になりやすい飲食物は下記のコラムを参照ください。白い歯をキープしたい人は、食生活にも配慮するとよいでしょう。

歯の着色汚れの原因
飲食物による着色汚れ(ステイン)の原因は、お茶やコーヒー、ワイン、チョコレートなどに含まれるポリフェノールやカテキン、カレー粉、ケチャップなど色の濃い香辛料、タバコのヤニなどです。
これらの成分が、歯の表面のペクリルという薄い膜と結びつくことで、着色汚れが発生します。

歯磨きがしっかりできている人:3~6カ月に1回

歯磨きがしっかりできていて、歯周病や虫歯ができておらず、口内環境が整っている人は、一般的に3カ月~6カ月に1回のクリーニングが適しています。

ただし、歯の治療跡がある人、差し歯やセラミック、インプラント治療をしている人は、1~3カ月に1回くらいの頻度でのクリーニングをおすすめします。

いずれも、お口の状態によって最適な頻度が異なりますので、診察を受けた上で、歯科医・歯科衛生士の指示に従って通院するようにしましょう。

歯のクリーニングの費用は?

パンダ

なるほど。歯のクリーニングの頻度は、人によってかなり違いますね。歯の健康に必要とわかっていても、あまり頻繁だと面倒ですね……。

柿木先生

最初は月1回の頻度だったとしても、何度か通っているうちに口内環境が改善されて、2カ月に1回、3カ月に1回と、ペースがゆっくりになっていきますよ。

パンダ

ほほーう、そうなんですね。そう考えるとモチベーションが上がりますね。

柿木先生

そうでしょう。それに、定期的なクリーニングで歯の健康を保っていれば、生涯医療費にも大きな差がでてきてしますからね。

パンダ

ほほーう、たしかに歯が悪くならなければ、入れ歯もインプラントも必要ありませんからね。となると、クリーニングにかかる費用が気になりますね。

柿木先生

では、クリーニングにかかる費用について解説します。

保険診療のクリーニングは3000円~5000円

歯周病の治療のために行うクリーニングであれば、健康保険が適用します。

患者さんの負担額は、3000円~5000円程度です。クリーニングにかかる時間は、30分程度です。

自費診療のクリーニングは5000円~2万円

美容・審美目的で歯を美しく保つためにクリーニングを受ける場合は、健康保険の適用外の「自費診療」になります。その場合、患者さんの負担額は、5000円~2万円程度です。

自費診療の場合は処置の工程が増えますし、じっくり時間をかけて施術を行いますので、1時間くらいです。

自費診療のクリーニングは、歯を自然な白さで美しく保ちたい人にはおすすめです。

口内環境が改善されれば、3~6カ月に1回が一般的!

パンダ

先生、歯の状態によって個人差があるのはわかりましたが、一般的な頻度は、どれくらいなんですか?

柿木先生

3カ月に1回くらいの頻度でクリーニングを受けるのが一般的ですね。状態がよくなってきたら、半年に1回でもよくなります。

パンダ

なるほどー。それで虫歯や歯周病で痛い思いをしなくて済むんだったら、行っておいた方がいいですねー。

●定期検診がめんどくさい、いう人は下記の記事をご覧ください。

やめたい!歯医者の定期検診。虫歯予防に歯のクリーニングって必要?

●歯のクリーニングで行う「歯石とり」については、下記の記事をご覧ください。

歯石とり、なぜ痛い?歯石とりをした方がいい理由、痛くなくなる方法

記事の重要ポイントをチェック!
    • 歯のクリーニングの頻度は、人によって違う。
    • 一般的なクリーニングの頻度は、3カ月に1回。
    • 歯周病の人、虫歯を再発しやすい人は1~2カ月に1回。
    • 歯を美しく保ちたい美容目的の場合は、自費診療になる。
    • クリーニングを重ねて改善すれば、半年に1回でもよくなる。