子どもが生まれてからの歯の成長スケジュールと検診のタイミング

子どもが生まれてからの歯の成長スケジュールと検診のタイミング
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子供が生まれると、喜びとともに色々な不安も出てきますね。歯の健康もそのひとつ。同じ時期に生まれた他の赤ちゃんと比べて歯が生えるのが遅いと不安になるし、歯の検診も自分が育った頃と違うので、親に聞いても分からないことが多いという人もいるでしょう。

ここでは、子供が生まれてからの歯の成長スケジュールと検診のタイミングについてご紹介します。もうすぐ赤ちゃんが生まれるという人も、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事がおすすめな人
    • 歯が生える順番は?
    • うちの子は他の赤ちゃんと比べて歯が生えてくるのが遅いので不安
    • 歯の検診はどのくらいのタイミングで行けばいいの?
    • 歯の検診では何をするの?
INDEX
  1. 子供が生まれてからの歯が生える順番
    1. 1- 6ヶ月前後
    2. 1- 10ヶ月前後
    3. 1- 1歳前後
    4. 1- 1歳半前後
    5. 1- 2歳前後
    6. 1- 2歳半前後
  2. 歯の検診のタイミングについて
    1. 2- 乳幼児の歯の検診は自治体によって違う
    2. 2- フッ素塗布は1回目は無料
  3. 歯の検診Q&A
    1. 歯の検診では、なにをするの?
    2. 歯の検診に予約は必要ですか?
    3. 有料のフッ素塗布の費用はいくらですか?
    4. なぜフッ素塗布が必要なのですか?
  4. 子供の歯で不安なことがあったら歯医者さんに相談するのがおすすめ

1. 子供が生まれてからの歯が生える順番

まずは、歯が生える順番について説明します。なお、歯が生える時期には個人差があり、1年程度の遅れなら気にすることはありません

1-1. 6ヶ月前後

最初に生えてくるのは、下の前歯2本です。6ヶ月前後に生え始める子供が多いです。

うさぎさん

うちの子はどうだったかしら…?

鈴木先生

多分、下の歯から生えたと思いますよ。今ちゃんと歯が生えているなら問題ありませんよ。

1-2. 10ヶ月前後

上の前歯2本が生えてくるのは、10ヶ月前後からです。

うさぎさん

下の歯から上の歯が生えるまでにけっこう時間が開くんですね。

鈴木先生

そうですね。歯の生え始めは歯がむず痒くなるので、歯固めなどを与えるのがおすすめですよ。

1-3. 1歳前後

1歳前後になると、前歯の両サイドも生えてきます。

うさぎさん

全部で8本ですね。

鈴木先生

はい。乳歯は全部で20本なので、1歳頃には約半分生えますよ。

1-4. 1歳半前後

1歳半前後には、最初の奥歯が生えてきます。

うさぎさん

最初の奥歯?

鈴木先生

はい。乳歯には第一乳臼歯と第二乳臼歯という2種類の奥歯があるんです。

うさぎさん

そうなんですね。一番奥の歯だけが奥歯っていうのだと思ってました。

鈴木先生

意外とそういう方、多いんですよ。

1-5. 2歳前後

2歳前後には、前歯と奥歯の間の犬歯(乳犬歯)が生えてきます。

うさぎさん

犬歯は後から生えるんですね〜。

鈴木先生

はい。咬み合わせに重要な歯で、根っこも太いんですよ。

うさぎさん

へぇ〜、そうなんですね〜。

1-6. 2歳半前後

2歳半前後に一番奥の第二乳臼歯が生えてきます。この歯が生えて、すべての乳歯が生え揃います。

鈴木先生

生える時期だけでなく、生える順番も多少異なることがあります。

うさぎさん

え?それって大丈夫なんですか?

鈴木先生

咬み合わせに問題がなければ大丈夫ですよ。不安なら歯医者さんに相談してみてくださいね。

2. 歯の検診のタイミングについて

次に、気になる歯の検診です。乳幼児の歯の検診は、平成30年から乳幼児健診の項目に加えられました。

2-1. 乳幼児の歯の検診は自治体によって違う

歯の検診は、ほとんどの自治体で1歳6ヶ月、3歳児検診で行います。ただ、それ以外は各自治体に委ねられているので、検診のタイミングも様々です。

例えば浜松市の場合は、3歳までは1歳6ヶ月・2歳・2歳6ヶ月、3歳と1歳半ごとの歯科検診が実施されています。
一方、新宿区では、1歳6ヶ月と3歳児検診の他に、1歳児を対象に虫歯チェックや歯のケアなどの「はじめて歯科相談」、2歳児を対象におやつや歯磨きについての「にこにこ歯科相談」など、成長に合わせた歯科相談を実施しています。

自分の住んでいる地域の歯科検診は、自治体のホームページなどを調べると分かります。

うさぎさん

自治体によってけっこう違うんですね〜。

鈴木先生

はい。ただ、どの自治体も成長に合わせた月齢や内容でやっているので、そういった機会に心配事も相談できますよ。

うさぎさん

無料で歯医者さんに相談できるのはいいですね。

2-1. フッ素塗布は1回目は無料

歯へのフッ素塗布は虫歯予防に効果があるのでおすすめです。歯の検診では、1回目のフッ素塗布は無料で行っています。自治体によっては2回目まで無料で行っているところもあるので、是非チェックしてみてください。

鈴木先生

仕上げ磨きが嫌いなお子さんでも、フッ素塗布をしていれば虫歯を防げますよ。

うさぎさん

フッ素塗布はどのくらいのペースですればいいんですか?

鈴木先生

だいたい年に3〜4回です。季節ごとにすると覚えておくと分かりやすいですよ。

うさぎさん

そうなんですね〜。

3. 歯の検診Q&A

歯の検診ではどんなことをするの?こんなこと聞いていいの?など、子供の歯の検診でよくある質問をまとめました。

歯の検診では、なにをするの?

歯の検診では、虫歯のチェック、咬み合わせのチェック、歯の成長に応じた仕上げ磨きの指導、食事やおやつのとり方などを指導してくれます。

例えば、磨き残しをしやすい部分や歯ぎしりなどへのアドバイスなども行ってくれますよ。

うさぎさん

これは助かりますよね〜。

鈴木先生

歯科衛生士さんからも、歯の健康に関して色々とアドバイスをしてもらえるので、分からないことがあればどんどん質問してくださいね。

歯の検診に予約は必要ですか?

自治体によって異なります。集団検診は会場や時間が定められているので、指示どおりに行ってくださいね。

鈴木先生

広報にも載ってると思いますし、自治体からお知らせが来ると思いますよ。

うさぎさん

そういえば、うちもまとめて封書でお知らせが来てました〜。

有料のフッ素塗布の費用はいくらですか?

だいたい500〜600円くらいです。検診とは別に歯医者さんでやってもらう場合は、1回1000円くらいのところが多いです。

なぜフッ素塗布が必要なのですか?

生えはじめの柔らかい歯は、虫歯ができやすいです。フッ素は歯の表面のエナメル質を強くし、歯の再石灰化を促して初期虫歯を治します。また。虫歯菌の活動を抑えるため、虫歯になりにくくなります。

フッ素塗布はできれば永久歯が落ち着く15、6歳くらいまで続けるのがおすすめです。

うさぎさん

へぇ〜、小学校に上る前まででいいのかと思ってました。

鈴木先生

生えはじめの永久歯も柔らかいので、虫歯ができやすいんですよ。大人になってからも定期的にしている方もいますよ。

うさぎさん

そうなんですね〜。

4. 子供の歯で不安なことがあったら歯医者さんに相談するのがおすすめ

歯の萌出は個人差があるので、それほど神経質になることはありません。ただし、生えるのが遅すぎる、出っ歯や受口が気になる、いつまでたっても生えてこない歯があるといったようなことがあれば、歯科検診を待たずに歯医者さんを受診して相談してみましょう。丁寧で分かりやすい説明や、必要な対処をしてくれるはずです。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 歯が生える順番の目安は次の通り
    • 6ヶ月で下の前歯、10ヶ月で上の前歯
    • 1歳で両サイド、1歳半で前の奥歯
    • 2歳で犬歯、2歳半で後ろの奥歯
    • 歯科検診のタイミングは各自治体によって異なる
    • ほとんどの自治体で1歳半と3歳の時には行っている