歯磨きイヤイヤ期を親子で楽しく乗り切る7つのアイデアをご紹介!

子どもにいわゆるイヤイヤ期が到来し、歯磨き時にも口を開けてくれない、嫌がって逃げる、毎日がプロレス状態…と悩む親御さんが多いです。ここでは、時期に歯磨きをさせる方法を知りたい!という人に向けてイヤイヤ期の歯磨きのアイデアをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 子どもが仕上げ磨きをさせてくれない
- 歯磨きの時間になると子どもが逃げ回る
- 抑え込んで無理に磨かせているけど本当にこれでいいの?
- 歯磨きの時間はいつもプロレス状態
- 無理に歯磨きをすると歯磨きが嫌いな子になりそう…
魔の2歳児!イヤイヤ期は当たり前

今まで何でも素直に言うことを聞いていたのに、理由もなく「イヤ!」を連発されると戸惑ってしまいますね。しかし、イヤイヤ期ははじめて自我が芽生える成長の証。心の発達の第一歩と言えます。
この頃は同時に大人の真似もしたがる時期でもあります。これを上手に利用して、楽にイヤイヤ期を乗り切りましょう。
うちの子も何をするにも嫌がって、親を困らせるためにわざとやってるんじゃないかと思いましたよ。

皆さんそうみたいですね。でも、ママだけでなく周囲への関心も広がっていく時期なので、これを利用しない手はありませんよ。
そうなんですね。もっと早くに知りたかったです〜。
子どもに歯磨きの重要性を説明しよう

幼い子は何も分からないと思いがちですが、大人が真剣に話をすればその真剣さは伝わるものです。内容を100%正確に理解することはできないかもしれませんが、歯磨きの重要性についてきちんと話をしましょう。
話す際にも「虫歯になると痛いよ」などと脅すのではなく、「ヒーロー(お姫様)の歯が白くてきれいなのと、黒くて汚いのではどっちがカッコいい?」などと子どもに分かりやすい例を挙げるのがおすすめです。

虫歯の子どもの写真などを見せながら「虫歯はこういうもの」と説明するのもいいですよ。
なるほど!今はインターネットで画像を探せますよね。
イヤイヤ期を楽しく乗り切るコツ
イヤイヤ期を乗り切るには、子どもをうまく巻き込んで楽しんでしまうのが一番です。ここからは、親子で楽しく歯磨きができる7つのアイデアをご紹介します。
1.動画やテレビを利用する

一番手っ取り早いのが、キャラクターや同年代の子どもが、歌に合わせて歯磨きをするテレビや動画を利用することです。子ども向けのテレビや歯磨き動画を見せながら一緒に歯磨きをすると、それが毎日の楽しみのひとつとなることも多いです。
これは本当に助かりますよね〜。

そうですね。歯の磨き方も自然に覚えられますね。
2.とにかく褒めまくる

歯磨きができたら「よくできたね!」「すごい!」ととにかく褒めまくる作戦です。子どもは親に認めてもらうのが大好き。上手にできなくても「やる気」に対して褒めることが大事で、自主性を伸ばして歯磨きも好きになってもらいましょう。
”やった”ということがすでにすごいってことですね。

そうですね。やったという事実だけでもすでに素晴らしいと認めることが重要です。
3.ぬいぐるみや家族と一緒にする

大人の真似をしたがる心理を利用する方法です。歯磨きの時間を決めて大人と一緒に歯磨きをするのはおすすめです。
また、子どもがぬいぐるみや人形に歯磨きをさせるのは、よく見る光景ですね。子どもにとってみれば歯磨きは受動的なものですが、それを今度は自分が逆の立場になってするということ。歯磨きを嫌がったら「○○(ぬいぐるみや人形の名前)も上手にできてたね。●●(子ども)ちゃんもやろうね」と言うと、歯磨きに応じることが多いです。

このくらいの年齢は、自分より下の者の世話をやりたがったりして、自分も大人のように振る舞いたがります。
あ〜、それで自分も大人の仲間入りしたような気分になるのかもしれませんね。
4.時には親の歯を磨いてもらう

これも大人の真似をしたがる気持ちを利用して、さらに親の歯を磨いてもらうという方法です。毎日だとちょっときつい、時間がないという場合は時々でも良いでしょう。

子どもは動きが雑なので痛いかもしれませんが、そこはがまんです。
あはは。歯磨き好きになってもらうなら耐えるしかないですね。
5.子ども用の歯ブラシをもたせながら

2歳頃になると、自分で磨きたがります。ぜひ、子どもが持つためだけの歯ブラシを用意しましょう。子どもが自分用の歯ブラシで磨いている間「一緒に磨こうね」と、もう1本の歯ブラシできちんと磨きます。子どもが持つ用の歯ブラシは、口の奥まで入らないタイプの歯ブラシにしましょう。
つまり、お口の中に2本の歯ブラシが入っているっていう状態ですか?

そうですね。子どもはまだ真似事ですが、自分もやっている感覚を味わえます。
6.競争やクイズなど遊びにしてしまう

リビングから洗面所に行くまでを「どっちが先に行けるか」と競争にしたり、「今日はどの歯から磨くでしょうか?」とクイズにしたりするのもおすすめです。
子どもは遊びが好きですもんね。

させられると思うと嫌がっていたけど、遊びにして楽しい雰囲気を醸し出したら乗ってきたという人も多いんです。
7.歯磨き粉の味を選ばせる

子ども用の歯磨き粉は果物のフレーバーなどが豊富ですね。何種類かフレーバーを用意して、毎回子どもに選ばせるというのもおすすめです。これは営業でもよく使う方法で、「歯磨きしなさい」はYes・Noという選択肢になりますが、「今日はどの味で磨くの?」というと、磨くことを前提に選ばざるを得なくなります。
これは目からウロコです〜。

そうですね。それに、自分で選ぶという行為は子どもが主役にもなれます。
1日の回数より寝る前にしっかりできればOK!

毎食後の歯磨きは格闘になって大変!という人もいると思いますが、実は歯磨きは夜寝る前にしっかりと磨けば十分という考え方もあります。虫歯は食べた後すぐになるものではなく、まずは虫歯の原因菌が食べカスを歯垢に変えます。歯垢を放置しておくと虫歯になりますが、1日1回、しっかりと歯垢を取り除けば、虫歯を予防することができます。
夜寝る前に歯を磨くのがいい理由は、虫歯の原因菌がもっとも増えるのが寝ている間だからです。唾液には抗菌作用があります。昼間は食べたり話したりして唾液がお口の中を循環していますが、夜はお口の活動がストップするので唾液が循環しません。そのため、夜寝る前にじっくりと歯を磨くのが効果的なのです。

親子で寝る前に時間をとってじっくり丁寧に磨く習慣をつけるのがベストです。
親が率先してやっていれば、子どももそういうものだと自然に思うかもしれませんね〜。
イヤイヤ期でも歯磨き時間を楽しく過ごそう
イヤイヤ期の歯磨きはなかなか大変ですが、やはり歯磨きは虫歯予防に一番適した方法です。今回ご紹介したアイデアをぜひ試し、チャレンジしてみてください。親が積極的に虫歯予防をしていれば、必ずお子さんにも伝わるでしょう。親子で楽しく歯磨き習慣を実践してくださいね。
- イヤイヤ期は親の真似をしたがる時期でもある
- 歯磨きの重要性を真剣に伝える時間を設ける
- テレビや動画を利用してキャラクターと一緒に磨かせる
- やる気や自主性を褒める
- ぬいぐるみや大人と一緒に磨かせる
- 時には親の歯を磨いてもらう
- 子どもが持つための歯ブラシを用意する
- 歯磨きを遊びにする
- 歯磨き粉のフレーバーを選ばせる
- 寝る前にしっかりと磨くのが重要