いつから?子供の歯医者デビュー!虫歯予防のために家族みんなで定期検診

いつから?子供の歯医者デビュー!虫歯予防のために家族みんなで定期検診
この記事の監修医情報を見てみる

子供の虫歯予防のために、歯医者さんに通うのは、いつから?歯医者さんデビュー」をさせたほうがいい、と聞くけれど、どうして?

子供をもつ保護者さんなら、「歯医者さんデビュー」について一度は考えたことがあるかもしれませんね。

この記事では、子供の「歯医者さんデビュー」に適した年齢やタイミング、また、どうして「歯医者さんデビュー」をさせたほうがいいのかを解説します。

子供の歯を虫歯から守りたい、子供に生涯、良い歯で幸せに暮らしてもらいたい、と願う保護者さんは最後まで目をを通してくださいね。

この記事がおすすめな人
    • 子供が歯医者さんに通うのはいつから?と考えている方。
    • 子供の歯を虫歯にさせたくない保護者の方。
    • 子供が一生、歯が健康であるよう願っている方。
    • 子供を歯医者に連れて行くベストタイミングを知りたい方。
    • 歯医者デビューがどうして必要なのかわからない方。
INDEX
  1. 「感染の窓」とは?子供に虫歯になりにくい口内環境を贈るために
  2. 子供の歯医者デビューは「乳歯が生え始めた頃」
  3. 子供が歯医者に行くタイミングは、いつ?
    1. 生後6カ月ころ「乳歯が生えてくる時期」
    2. 1歳半~3歳ころ「乳歯が生えそろう時期」
    3. 6歳~12歳ころ「乳歯から永久歯へ生え変わる時期」
  4. 周囲の大人が子供の歯を守ってあげましょう!

「感染の窓」とは?子供に虫歯になりにくい口内環境を贈るために

患者さん

感染の窓」って何?子供の虫歯を防ぐためには、感染の窓が開く前に歯科検診に行った方がいいって聞いたけど……?

櫻井先生

感染の窓というのは、赤ちゃんが虫歯菌に感染しやすくなる時期を指します。乳歯が生えて虫歯になりやすいタイミングです。

患者さん

わぁ、気をつけなくちゃ。感染の窓は、具体的にはいつ頃ですかー?

櫻井先生

感染の窓は、1歳半~3歳くらいまでといわれていますよ。

生後6カ月頃になると、赤ちゃんが生まれてくるときにお母さんから受け継いだ免疫が切れ、初めての乳歯が生えてきます。

この頃から虫歯になるリスクはありますが、そのピークになるのが1歳半~3歳くらいまでといわれています。

乳歯は前歯から奥へ向かって順に生えていき、初めての奥歯が生える1歳半になる頃、感染の窓が開き虫歯リスクが高まるのです。

子供の歯医者デビューは「乳歯が生え始めた頃」

患者さん

じゃあ、初めての歯科検診は、いつがいいんでしょう?

櫻井先生

乳歯が生え始めた生後6カ月ころから始めるといいですね。

患者さん

歯医者さんデビューは、生後6カ月からですね!でも、上の子供はもうすぐ小学校なんですけど、いまから歯医者さんデビューするのでは遅いでしょうか?

櫻井先生

いえいえ、そんなことはありませんよ。今からでも遅くないので、早めに歯医者デビューしてくださいね。

患者さん

そうなんですね。よかった……!

もし生後6か月をとうに過ぎてしまっていても手遅れということはありません。できるだけ早く歯医者さんデビューするといいでしょう。

また、子供のお口の環境は一緒に暮らしているご家族と似ています。

周りの大人から虫歯菌がうつるというのもありますが、生活習慣が似てくると、お口の環境も似てくるのです。

ですから、子供の虫歯予防をしたいからといって、子供だけ歯医者に通えばいい、というわけではありません。

家族全員が口内環境を衛生的に保つことが大切なのです。

ぜひ、家族全員で定期的に、歯科検診&クリーニングに通うようにしましょう。

子供の「歯医者さんデビュー」って何をするの?
「初めての歯医者さん」が歯が痛くなってからだったら、治療が怖くて子供が「歯医者ギライ」になってしまう恐れがあります。
もし歯医者さんに苦手意識がついてしまったら、子供は将来なかなか歯医者に行けず、歯がボロボロになってしまうかもしれません。
そんな事態を回避するためにも、適切な時期に歯医者さんデビューをし、少しずつ歯医者さんの雰囲気に慣れることで歯医者への抵抗をなくすのが目的です。
定期検診や歯のクリーニングなど予防のために、子供が自主的に歯科に通えるようになれば、将来も歯を健康に保てます。
三つ子の魂百までということわざにもあるように、子供の頃の歯医者デビューの経験はとても大切なのです。

子供が歯医者に行くタイミングは、いつ?

櫻井先生

お子さんの虫歯リスクが高まるタイミングは、3回ほどあるんですよ。

患者さん

えっ、そうなんですか?

櫻井先生

はい。特に下記の期間は、積極的に歯科検診に通うことをおすすめします。

生後6カ月ころ「乳歯が生えてくる時期」

生後6か月頃になると、初めての乳歯が生えてきます。この頃の赤ちゃんは唾液がたくさん出るため、自浄作用で虫歯を予防できているものですが、離乳食が始まる時期でもありますので、中には虫歯になってしまう子もいます。

赤ちゃんは、もともとお口の中に虫歯菌を持っていません。母子感染で虫歯菌がうつるパターンがもっとも多く、次いで同居する大人からうつります。

大人と同じスプーンで食べせたり、フーフーした時の唾液の飛沫に細菌が混ざっていたりして、赤ちゃんに虫歯菌がうつることもあります。

赤ちゃんとのスキンシップはとても大切ですが、感染リスクは常につきまといます。生後6か月頃には小児歯科を受診して、赤ちゃんのお口の衛生環境を守りましょう。

1歳半~3歳ころ「乳歯が生えそろう時期」

さきほど紹介した「感染の窓」が開き、もっとも子供が虫歯になりやすい時期です。

乳歯が生えてくる途中の段階は、歯に歯茎がかぶさっている時間が長いため、そこに細菌が溜まりやすくなります。

特に奥歯の噛む面には大人よりも深いデコボコがありますので、歯磨きをしても磨き残しが多くなってしまうのです。

大人が必ず仕上磨きをしたとしても、それでも磨けない部分がありますので、定期的に小児歯科でプロによるお口のクリーニングを受けましょう。

6歳~12歳ころ「乳歯から永久歯へ生え変わる時期」

6歳頃になると、初めての永久歯が生えてきます。一番最初に生えてくる「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯は、乳歯が抜けて生え変わるわけではありません。歯列の奥歯のさらに奥に生えてくるため、なかなか気付きにくいという特徴があります。

しかも1年くらいかけてゆっくり生えてくるので、気付いた時には虫歯になっていた、ということも少なくないのです。この6歳臼歯を発端として、虫歯がお口全体へ広がってしまうこともあります。

6歳~12歳ころは、歯が生え変わる準備のため抜けた歯があったり、歯と歯のすき間が一時的に広がっていたりします。

そこに汚れがたまりやすく、非常に虫歯リスクが高まりますので「もう大きくなったから一人で歯磨きできるよね」と放任せず、しっかりと周りの大人が磨けているかチェックし、必要に応じて仕上磨きをしてあげてください。

周囲の大人が子供の歯を守ってあげましょう!

患者さん

小さい子どもの虫歯って、周りの大人の影響が大きいんですね。びっくりしました。

櫻井先生

そうですね。歯医者デビューをして歯科検診に通うようになれば、その時のお口の状態に合った歯磨きの方法のアドバイスを受けられます。磨き残しやすいところを知れますしね。

患者さん

へぇ~、そうなんですね。歯磨きが上手になりそう!

櫻井先生

はい、その通りです。お子さんの歯医者デビューには早すぎる、遅すぎる、なんて心配は要りませんので、周りの大人が、予防を習慣化できるように手助けしてあげてくださいね。

記事の重要ポイントをチェック!
    • 子供の虫歯予防のために、歯が生え始めたら歯医者デビューを。
    • 子供が虫歯になりやすい時期には、歯医者で定期検診を受けよう。
    • 虫歯リスクが高いのは生後6カ月頃、1歳半~3歳頃、6歳~12歳頃。
    • 永久歯へ生え変わるまで、周りの大人が仕上磨きをするのが理想。
    • 子供の口内環境は家族に似る。家族みんなで定期的に歯科検診。