インプラントが割れた!応急処置の方法は?どの病院に行けばいいの?

インプラントが割れた!応急処置の方法は?どの病院に行けばいいの?
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もしインプラントが割れてしまったら、慌てず騒がず、まずはこの記事を読んで応急処置をしてください。「インプラントが割れたらすぐに手術が必要!?」と思うかもしれませんが、ご安心を。インプラントが割れるほとんどのケースは、人工歯(被せもの)の欠損です。新しい人工歯と交換したり、修復したりすることで治療できますので、基本的には手術が必要になることはありません

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    • インプラントが割れてしまったのでとりあえずどうすればいいか知りたい
    • インプラントが割れた時の応急処置の方法を知りたい
    • インプラントが割れた時どの病院に行けばいいのかと思っている。
    • インプラントが割れた原因はなんなのか知りたい。
INDEX
  1. インプラントが割れた時の応急処置
  2. インプラントが割れたらどの病院に行くべき?
    1. 保証期間内なら治療した病院へ
    2. 保証が切れている場合は同じメーカー取り扱い病院へ
  3. 受診までに気をつけること
  4. インプラントが割れた時の費用
  5. インプラントが割れた原因
  6. インプラントが割れないようにするには?
    1. 定期的にメンテナンスを受ける
    2. 歯みがきを怠らない
    3. 硬すぎるものを噛まない
    4. 歯ぎしり・食いしばりを改善する
  7. インプラントが割れたら早めに病院へ!

インプラントが割れた時の応急処置

インプラントが割れてしまったときは、できるだけ早急に主治医に連絡しましょう。すぐに受診できる場合は良いですが、日数が空いてしまう場合には電話で指示をあおぎ、汚れが溜まらないようにしましょう。割れたり欠けたりした部分が残っているなら、チャック付きのビニール袋などに保管して、受診の時に持っていってください。

藤本先生

インプラント本体は骨に埋もれているので、よほどのことがない限り欠損することはありません

ライオンさん

なるほど、普通の歯が欠けたり割れたりするのと同じような感覚ですね。

インプラントが割れたらどの病院に行くべき?

インプラントが割れたら、できればすぐ近くの病院に駆け込みたい心境になるかもしれません。しかし、よく調べてから行くのが、スムーズに治療を受ける近道です。

保証期間内なら治療した病院へ

インプラントが割れた時、基本的には治療した病院に行きます。もし現在治療中か保険期間内であれば、治療した病院に行きましょう。ほとんどのインプラントには5〜10年程度の保証がついており、保証期間内であれば低価格や無償で受けられる場合があります。

藤本先生

欠損した内容によって、どれくらい保証が使えるかなどが変わります。

ライオンさん

契約書は大事に保管しておかないとな…。

保証が切れている場合は同じメーカー取り扱い病院へ

もし年数が経っていて保証期限が切れている場合には、同じインプラントメーカーを取り扱う病院を探しましょう。インプラントには多数の種類があり、取り扱っていないメーカーだと取り寄せに時間がかかる場合や、断られてしまうことがあります。

藤本先生

最初からよく取り扱われているメーカーで作っておくと、引っ越しても病院がすぐに見つかることが多いです。

ライオンさん

なるほど、参考になります。

受診までに気をつけること

行く病院が決まったら、口内はできるだけ清潔を保ちましょう。自分で何か代わりのものを詰めたり、舌や手で触ったりすると雑菌が入る恐れがあります。受診まではできるだけ割れた部分を触らないようにすることが重要です。

藤本先生

できれば割れたままの状態ですぐに病院に行くのがベストです。

インプラントが割れた時の費用

上部の人工歯だけが割れてしまった場合、保険期間内であれば無償で治療してもらえる可能性もあります。ただし、保険期間内でも自然災害が原因の場合や、故意の事故の場合には保証が使えないのでご注意ください。

インプラント治療は自由診療ですが、保証もききますし人工歯だけならそれほど高額にならないケースが多いです。使う材質によっても異なりますが、割れた部分がごく小さいものであれば、研磨して整えるだけで済むこともあります

ライオンさん

人工歯の治療だとだいたいいくらくらいですか?

藤本先生

医院によって差があるので一概には言えないですが、10万円以上かかる場合は医療費控除の対象になります。

インプラントは医療費控除の対象!費用が半分戻ってくることも!?

インプラントが割れた原因

インプラントの人工歯にはセラミックやジルコニアが使われることが一般的ですが、セラミックは強い力がかかることに弱く、セラミックより強いジルコニアでも、100%割れないと言い切ることはできません

インプラントが割れる原因は、以下のようなことが考えられます。

    • 強い力がかかった
    • かみ合わせが変わった
    • メンテナンスを怠った
    • 経年による劣化
    • 事故による損傷
藤本先生

中には、硬いせんべいやフランスパンを無理にかじろうとして割れてしまったケースもあります。

ライオンさん

え!それは油断できませんね。

インプラントが割れないようにするには?

インプラントの欠損を防いで長く持たせるためには、以下のようなことを心がけるのがおすすめです。

定期的にメンテナンスを受ける

メンテナンスを定期的に受けていれば、インプラントや周辺の歯ぐきなどに異変があった場合に医師がすぐに対応できます。インプラントはインプラント周囲炎という病気にかかりやすく、かかると顎の骨が痩せてインプラントのグラつきや割れの原因にもつながるのです。

定期メンテナンスではプロによるクリーニングも行ってくれるので、インプラントの清潔を保つことができます。

ライオンさん

定期とはどのくらいごとに受けるものなんですか?

藤本先生

だいたい年に3〜4回くらいごとです。

歯みがきを怠らない

定期メンテナンスと同じくらい大切なのが、毎日の歯みがきです。インプラント周囲炎の原因はプラーク。健康な歯が歯周病になるのと同じと考えてください。

やっかいなのは、インプラントと骨のわずかな隙間から細菌が入り込んで骨に感染すると、治療が難しくなるということです。細菌はプラークを温床にして繁殖するため、毎食後と寝る前の歯みがきでプラークを作らないことが重要です。

藤本先生

デンタルフロスや歯間ブラシも併用するとベストです。

ライオンさん

インプラントも歯間ケアは重要なんですね。

硬すぎるものを噛まない

硬すぎるものはインプラントに大きな負荷をかけるため、割れる原因になります。硬すぎるものとは、たとえば硬い食べ物氷の塊、飲み物の硬いフタを歯で開けるなどです。

ライオンさん

インプラントにしても調子に乗らないように注意しよう…。

歯ぎしり・食いしばりを改善する

頻繁に行われる歯ぎしりや食いしばりは、そのたびにインプラントに強い力をかけています。歯ぎしりや食いしばりを改善すれば、インプラントが割れるリスクをかなり下げられます。中には寝ている間だけクセになっている人もいるので、同居しているご家族などがいれば、一度聞いてみましょう。

藤本先生

口の内側の頬に、歯に沿うような線が出来ている人は食いしばりのクセがあります。

ライオンさん

あれ、あるなあ。自分じゃ気がつかないものですね。

インプラントが割れたら早めに病院へ!

インプラントが割れてしまったら、触ったり自分でなにかしようとせずに、まずは病院に連絡をして状況を説明しましょう。また、日頃から定期メンテナンスと丁寧なケアをすることが、インプラントを長持ちさせ欠損を防ぐ秘訣です。

記事の重要ポイントをチェック!
    • インプラントの割れのほとんどは人工歯の部分
    • 割れた時はできるだけ早く主治医に連絡をする
    • 保証期間内なら主治医へ、保証期間外なら同メーカーを取り扱う病院へ
    • 受診までは清潔を保ち、割れた部分は保管して受診時に持参する
    • 治療費は保証内でまかなえるケースが多く、高額の場合は控除の対象になる
    • 定期メンテナンスを受けていると異変やトラブルにすぐに対応できる
    • インプラントの欠損を防ぐには硬いものを噛まないこと