治療期間も費用も節約できるインプラント「オールオン4」とは?

治療期間も費用も節約できるインプラント「オールオン4」とは?
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オールオン4(フォー)は、総入れ歯の方向けのインプラントです。
「快適なインプラントにしたいけれど、老後のためにできるだけ貯金も置いておきたい」「できることなら治療費は抑えたいけれど、信頼できるインプラント治療を行いたい」。オールオン4(フォー)は、そんな人におすすめの治療法です。
治療期間も治療費も節約できるのに、従来のインプラントを行っている信頼のおける歯科医院できちんとした治療&メンテナンスを受けられる新しいインプラント治療です。
INDEX
  1. インプラントにするか?総入れ歯にするか?
  2. インプラントは快適だけど費用が高いのでは…
  3. オールオン4(フォー)なら費用を抑えられる!
  4. そもそもオールオン4(フォー)って?
    1. 4本のインプラントで圧倒的な噛む力を再現
    2. 骨量が足りなくてもインプラントできる?
    3. 治療回数が少なくて済む
  5. オールオン4(フォー)と総入れ歯のメリット・デメリットとは?
  6. オールオン4(フォー)の手術の流れを確認
    1. オールオン4の手術にかかる時間は?
    2. オールオン4(フォー)の治療にかかる期間は
    3. オールオン4(フォー)の寿命って?

インプラントにするか?総入れ歯にするか?

総入れ歯にして、「よく噛めない」「外れやすい」「痛みがある」と、合わない入れ歯に悩んでいる方が非常にたくさんいらっしゃいます。
インプラントにして生活が快適になった!」「人生がかわった、景色が違ってみえるほど!」と、噛める喜びを満喫している方もたくさんいます。

インプラントは快適だけど費用が高いのでは…

そうはいっても、数本をインプラントにするならともかく、歯を全て失ってしまった場合は何本インプラントを入れなくてはいけないのか、という問題もありますし、治療費が高くなるのでは…と不安になることでしょう。
オールオン4(フォー)は、そんな「総入れ歯にするか、インプラントにするか、どちらが良い?」と迷っている方にとって、良い選択肢のひとつです。
詳しく見ていきましょう。

オールオン4(フォー)なら費用を抑えられる!

通常のインプラントは、1本あたり30万円~55万円程度です。インプラントの価格は、上部構造(白い歯の部分)に使用する素材や治療法などによって異なりますので、あくまで一例ですが、一般的にはこのくらいです。
ところがオールオン4(フォー)の場合、片顎の14本の歯上部構造まで含んでトータル200万円~250万円です。
1本あたりの歯にかかる費用が、かなりお得になることはいうまでもありません。

そもそもオールオン4(フォー)って?

なぜオールオン4(フォー)が費用を抑えられるインプラントなのか、その理由は、オールオン4の構造にあります。
通常のインプラントは、1本1本が独立しています。インプラントの本体はネジのような形状をしていて、それを顎の骨に埋め込んで固定し、その上に上部構造といわれる白い歯を被せます。本物の歯のように、根っこが顎の骨にがっちり埋め込まれているので、噛む力が強くて安定するのです。

4本のインプラントで圧倒的な噛む力を再現

オールオン4(フォー)のメリットは、歯が全てない場合でも4本のインプラントを埋め込むだけで良いところです。
固定式なので、まるで自分の歯が蘇ったかのように、噛む力の強さが圧倒的なのも大きな魅力です。

骨量が足りなくてもインプラントできる?

オールオン4(フォー)は、施術の回数を短縮できるのも特徴のひとつです。4本だけでいいので、インプラントの埋入は1日で完了します。
これまでの治療法では、顎が痩せてしまってインプラントを埋め込む土台となる骨量が不足していて治療が難しい場合、まずは骨造成や骨移植などの手術を行い、治癒を待ってからインプラント治療を始めなければいけませんでした。
特に、総入れ歯を使っている方の場合、土台となる顎の骨に大きな負担がかかるため、外見からはわからなくても、検査をしてみると顎の骨の破壊が思いのほか進んでいるケースが多くみられるのです。そのため、インプラントの治療が完了するまで1年以上かかるケースもありました。

オールオン4(フォー)の場合、4本のインプラントを埋入する理想の位置として設定されているところが、比較的、骨の減り(吸収)が緩やかな部分とされる部位です。そのため、骨量が全体的に少なくなっている方でも、骨造成を行わずに治療できるケースが多いのです。

治療回数が少なくて済む

オールオン4(フォー)は、手術した当日に歯が入るところが大きな魅力です。もちろん最初は仮歯ですが、それでも手術当日に歯を入れられることは、なかなかありません。まずは、インプラントの本体が歯と融合するまで待たなければいけないので、数カ月かかります。
仮歯が入った後は、食事は柔らかいものを選んで食べるようにしてください。見た目もきれいなので、治療期間中でも口元を気にせずに済みます。
本番の歯は、インプラントの本体が骨と融合してから入れることになります。

オールオン4(フォー)と総入れ歯のメリット・デメリットとは?

双方のメリット・デメリットを表にしてみました。
オールオン4(フォー)総入れ歯のどちらにするか迷っている方、総入れ歯を思い切ってオールオン4(フォー)にするか悩んでいる方は、下記の表を参考にして検討してみてください。
オールオン4(フォー)総入れ歯
メリット●がっちり固定されているので、よく噛める。
●食べている時にズレたり外れたりすることがない。
●土台の骨に負担がかかりすぎて壊れるのを防止。
●手術した当日に、すぐ歯が入って食事ができる。
●手術不要で装着できる。
●健康保険の適用内で作れるものもある(ただし材料や治療法に限りがある)
●ほとんどの人の体調に適した治療であること。
●取り外して清掃できるため、きれいに保てる。
デメリット●装着するためには、手術が必要。
●健康保険の適用外の自費診療であること。
●片顎の歯が全部ない状態に限る治療法であること。
●全身の健康状態によっては適さない時がある。
●歯ぐき付きの歯は口の中で非常に大きいので慣れるまでに個人差がある。
●発音がしづらくなる場合がある。
●磨きづらい場所に隙間があるため清掃が難しい。
●入れたインプラントが1本だめになると全体が影響を受けてしまう。
●粘膜の上に乗っているため少しのズレで痛みを感じやすい
●慢性的な痛みにより土台の骨が吸収することがある。
●合わなくなると食べている途中で外れたりする時がある。
●経年で合わなくなって調整が必要になる。

オールオン4(フォー)の手術の流れを確認

    • 来院・消毒・麻酔など事前準備 45分程度
    • インプラント埋入手術 75分程度
    • 仮歯の型取り 30分程度
    • 休憩(その間に仮歯の製作) 45分程度
    • 仮歯の準備・調整 30分程度
    • 仮歯装着 30分程度(手術から3時間後くらい)
    • 帰宅・軽い食事 

オールオン4の手術にかかる時間は?

手術自体にかかる時間は、約75分程度です。
約5時間で、麻酔から始まり手術、仮歯の装着まで完了し、食事を摂れるようになります。
手術当日に仮歯まで入るので、治療中も見た目を気にすることなく快適に過ごせます。個人差はありますが、一般的な例です。

オールオン4(フォー)の治療にかかる期間は

オールオン4の治療は、早い方で手術の当日に仮歯が入ります。
仮歯で4~6カ月ほど過ごし、インプラントの本体が歯と融合したら、仮歯を白いセラミック製の人工歯に変えます。
手術が1回で済みますので、来院の回数をグッと少なくできます。
    • 通院1回目 カウンセリング
    • 通院2回目 検査・診断
    • 通院3回目 インプラント本体の埋入手術・仮歯の装着
    • 通院4~5回目 消毒・経過を診察
    • 通院6~8回目 人工歯の装着
    • 定期的なメンテナンス

オールオン4(フォー)の寿命って?

オールオン4を含め、インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラントの治療が終わったら、「もう歯医者さんへ通わなくていい!」と喜ぶのではなく、「これからメンテナンスのスタート」と考えられる人は、インプラントを長く使い続けることができます。
セルフケアと定期検診をきちんと行えば、10年間使い続けることができます。90%のインプラントが10年間、使い続けられているといいます。最低でも10年間持つというのが一般的な見方なので、歯科医院にもよりますが、10年間の品質保証をつけているケースも多いです。
世界で最初のインプラントは、治療してから亡くなるまでの40年間、使い続けたそうです。メンテナンスをきちんと継続していけば、インプラントの寿命を延ばすことができるのです。