インプラントの治療費はデンタルローンが組める?月々の支払いは?

インプラントの治療費はデンタルローンが組める?月々の支払いは?

この記事の監修医師一覧

柿木辰美先生
柿木 辰美 先生
専門:一般歯科
2013年 明海大学歯学部卒業。卒後は東京都内の歯科医院に常勤歯科医師として勤務。 現在は複数の歯科医院で非常勤歯科医師として、インプラントや歯内療法を軸に一般歯科診療を日々行なっている。
インプラントの治療に利用できるローンがあるのをご存知でしたか?
歯科治療の中でも、健康保険が適用しないインプラントなどは高額なので、治療を諦めていたという人も多いかもしれませんね。
でも、そんな時の選択肢として、治療にかかった費用を「デンタルローン」を利用して分割払いにできる歯科医院があるんです。
そうとなると、インプラントも夢ではなくなってきましたね。
ここでは、デンタルローンについて詳しくお伝えしていきます。
INDEX
  1. デンタルローンとは?
  2. クレジットカードでも支払える?
  3. デンタルローンにすると月々いくらくらいの支払いになる?
  4. デンタルローンの申し込み方法とは?
  5. デンタルローンの注意点
    1. どこの歯科医院でもデンタルローンを使えるわけではない
    2. 手数料が発生する場合も
    3. 申し込み資格は金融機関によって異なる
    4. 審査に通らないと利用できない
    5. 審査の結果によっては連帯保証人が必要な場合も
    6. 金利と手数料は医療費控除の対象にならない
  6. デンタルローンの金利は?
    1. デンタルローンで金利が安いところは?
  7. デンタルローンで審査が通りやすいところは?

デンタルローンとは?

歯科治療で、健康保険の適用外自費診療となる治療があります。審美歯科、歯科矯正、インプラントなどです。全額自費での支払いとなるので、治療費が数十万円~と、かなり高額になってしまいます。
そこでデンタルローンを利用して月々の分割にすることで、支払いの負担を軽減することができるのです。
パソコンがテレビなど、電化製品などを購入する際にも説明を受けたことはありませんか?金融機関が立替払いを行うローン契約です。

クレジットカードでも支払える?

歯科医院がクレジットカードの支払いを取り扱っていれば、ローンを組まなくても手持ちのカードを利用して支払うことができます。
歯科医院によりますが、クレジットカードを利用した一括払い、分割払い、ボーナス払いが利用できるケースがあります。

デンタルローンにすると月々いくらくらいの支払いになる?

デンタルローンを利用すると、月々1000円の支払いから利用できることがあります。
治療費によって借入額が異なりますし、歯科医院が扱っているデンタルローンによって金利も異なります。
例えば50万円を金利8.8%で借り入れて5年間で返す場合、毎月の返済額は1万330円、総額61万9800円の支払いになります。

デンタルローンの申し込み方法とは?

デンタルローンの利用を考えている方は、下記の条件を満たしていることを確認しましょう。
    • 原則、18歳以上の方
    • 18歳未満の方は、親権者またはご家族が連帯保証人になること
    • 安定した継続的な収入がある方
申込みの際に記入するのは、下記の項目です。
申込書に記入する項目
    • 氏名
    • 生年月日
    • 住所
    • 電話番号
    • 職業
    • 年収
    • 他社からの借り入れ件数・残高
    • 勤務先
    • 住居の形態
申込の流れは、デンタルローンによって異なりますが、歯科医院の窓口で申し込みを行えることがほとんどです。もしくは、インターネットのWEBサイトから申し込むケースもあります。
    • 初診を受ける
    • デンタルローン審査の申し込みをする(歯科医院の窓口またはインターネット)
    • 申込内容について審査される
    • ローン契約書の受け取り
    • 契約書を交わして手続きが完了
    • 融資開始に伴い、該当の歯科治療をスタート

デンタルローンの注意点

ショッピングローンと異なるところは、治療に関するローンなので、途中で費用が変わる可能性が0ではない、ということです。
もちろん、最初に歯科医師が診断して適切な治療プランを組みますから、いたずらに治療内容が変わることはありません。
ただ、治療している途中で異変が起こらないとは限りません。その場合、途中で治療内容が変わる、治療内容を追加する必要がでてくる、ということも100%無いとはいいきれないものです。
そうそうあることではないとはいえ、もしもの時には治療費が増えることがあり得ます。その際、借入額を増やすことになった場合は、自動的に融資額が増額することはありません。再審査が必要になります。
もし追加でローンが組めない場合、別の方法で治療費を支払いできなければ、治療を中断しなければならない可能性があります。そういったこともよく検討してから、デンタルローンを利用するほうが良いでしょう。

どこの歯科医院でもデンタルローンを使えるわけではない

また、歯科医院によってはデンタルローンやクレジットカードを取り扱っていないところもあります。
おそらく高額な治療費が必要な審美歯科、矯正歯科などに関しては、ローンが組めるケースが多いとは思いますが、絶対に利用できるわけではないので、ローンを使いたい場合は事前に確認しておきましょう。

手数料が発生する場合も

デンタルローンの会社によりますが、申込の際に、契約1件2750円~程度の事務手数料が必要な場合があります。

申し込み資格は金融機関によって異なる

デンタルローンの申し込み資格は、金融機関によってさまざまです。
年齢は、高校生を除く18歳以上であることがほとんどですが、金融機関によっては20歳以上としている場合もあります。18歳未満の場合は、親権者やご家族を連帯保証人に立てれば、デンタルローンを利用することができます。

審査に通らないと利用できない

デンタルローンの利用には、18歳もしくは20歳以上で継続した安定収入がある方といった条件があります。
条件を満たしていれば、審査を受けることができます。審査される継続した安定収入については、条件は金融会社によって異なりますが、月々10万円以上必須であるケースがほとんどです。

審査の結果によっては連帯保証人が必要な場合も

パート、アルバイト、年金受給者でも申し込めるデンタルローンもあります。収入や年齢に関して、審査が通らなくても親権者やご家族が連帯保証人になればデンタルローンを利用できることがあります。

金利と手数料は医療費控除の対象にならない

デンタルローンを利用した高額医療費は、医療費控除の対象になります。ただし、分割になった場合に発生する金利手数料は、医療費控除の対象にはなりません
つまり先ほど例に挙げた50万円を金利8.8%で借り入れて総額61万9800円の支払いをする場合、11万9800円は医療費控除の対象にはなりません。
また、10万円以下の医療費についても、通常の治療費とみなされますので医療費控除の対象にはなりません

デンタルローンの金利は?

デンタルローンの金利は、金融機関によってさまざまです。
代表的なデンタルローンを調べてみたところ、金利2.5%~8.8%程度、借入額500万円~800万円、最長7~10年まで借り入れできるところが多い傾向がありました。

デンタルローンで金利が安いところは?

デンタルローンによって金利はさまざまですが、融資額が大きいほど金利が低くなります。
低い場合は2.5%~、高いところでは15%ほどかかる場合もあります。
いくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。
金利借入額借入年数
スルガ銀行 デンタルローン2.5%~7.5%800万円最長10年
イオン銀行 イオンアシストプラン3.8%~8.8%10万円~700万円最長8年
筑波銀行 つくばデンタルローン5.00%500万円最長10年
新生銀行グループ アプラスデンタルローン5.8%500万円最長7年

デンタルローンで審査が通りやすいところは?

デンタルローンは、利用方法が歯科治療に限定されてるので審査に通りやすいともいわれています。しかしながら、審査基準は普通のローンと同じですので、デンタルローンだから審査が甘いというようなことはありません
安定収入・返済能力に関する信用がある方なら、審査を通るのは難しくないといえます。
例えば、スマートフォンの端末購入費を分割で支払っている場合、滞納しているようなことがあれば、返済能力がないとみなされます。
信用情報として登録されていますので、審査の時点で滞っている支払いがあれば、「うっかり支払い忘れていた」ということであっても審査に通りませんので、十分注意してください。