自分にピッタリの歯間ブラシの選び方や使い方から交換時期までを紹介

歯間ブラシを使うことにしたけれど種類が豊富すぎてどれを選べばいいのかわからない、とお困りではありませんか?歯間ブラシは自分に合ったものを使わないと、十分なケアができません。ここでは歯間ブラシの選び方や使い方をご紹介します。日々のケアの仕方や交換時期もお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。
- 歯間ブラシを使いたいけれど、どれがいいかわからない
- 歯間ブラシの大きさはどうやって選べばいいの?
- 歯間ブラシの材質はゴムと金属どっちがいい?
- 歯間ブラシの詳しい使い方を知りたい
- 歯間ブラシはいつ交換するのがベスト?
歯間ブラシの選び方

歯間ブラシは、サイズ、形状、素材など色々なタイプがありますが、磨く場所によって使い分けることが重要です。また、大きすぎる歯間ブラシでは歯や歯茎を傷つける原因になり、逆に小さすぎると歯間の汚れをうまく掻き取ることができません。
使う場所に合わせてサイズ、形状、素材を考えて総合的に決める必要があるんですね。

そのとおり。これから1項目ずつ詳しく見ていきましょう。
歯間ブラシのサイズ

まずはサイズです。歯間ブラシのサイズはSSSS〜Mまでと、かなり幅があります。SSSS〜SSSは超極細、SSは極細、Sは細め、Mは普通です。選び方としては、歯と歯の間に抵抗なくスッと入るものが目安となります。
そうは言っても最初はどのサイズが自分に合っているかも分からないですよね〜?

歯や口の大きさというよりは、隙間の大きさに合わせるので、判断が難しいですね。
はじめての人は4Sがおすすめ
今まで歯間ブラシを使ったことがない人は、まずは小さいかな?と思うくらいのサイズから使い始めてみましょう。分からなければ一番細い4S(SSSS)から使い始めるのがおすすめです。

はじめての人用に、色々なサイズの歯間ブラシがセットになっているお試し用も販売していますよ。
あ、それいいですね!

場所によって隙間が違うので、複数必要になる場合を考えると、いろいろ試せて便利です。
歯間ブラシの形状

歯間ブラシには、I字型とL字型の2種類があります。I字型は垂直に入れやすい前歯や側面の歯などに使い、L字型は奥歯に使います。

I字型のブラシ部分を曲げて奥歯に使用するのもアリですよ。
なるほど、それならI字型1種類買えば済みますねー。
歯間ブラシの材質

歯間ブラシの材質には、針金にナイロンのブラシがついているタイプと、ブラシ部分がシリコンゴムのタイプがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
金属
ナイロンのブラシは歯茎が健康な人に向いています。一般的に歯垢を除去する効果が高く、しっかりと汚れ取り除けます。ただし、少々硬めなので、歯肉炎などがある場合は使用すると少し痛みを感じるかもしれません。

メーカーによってはナイロンでも柔らかめのものもあります。
ふーむ、メーカーも色々チェックしてみないとですね。
シリコンゴム
シリコンゴムはナイロンのブラシよりも比較的柔らかめです。歯周病や歯肉炎ある場合は、シリコンゴムならば歯茎を傷つけるのを防ぎながらケアできます。はじめて歯間ブラシを使う場合は力加減などが分からないので、シリコン製は歯間ブラシの扱いに慣れていない初心者にもおすすめです。
初めて使うならシリコンのほうがとっつきやすそうですね。

そうですね。シリコンで慣れてきたら、ナイロンに変えると良いでしょう。
歯間ブラシで磨く箇所

歯間ブラシで磨く場所は、歯と歯の隙間、そして隣り合った歯と歯の隙間の影などです。
歯と歯の隙間の影?

歯間ブラシを垂直に入れると歯と歯の間の「点」になりますが、斜めに入れると影になっている「面」も少し磨けるんですよ。
あー、そういうことですか〜!

特に内側の歯と歯の影は歯ブラシが届きにくいので、歯間ブラシでもケアすると良いですよ。
歯間ブラシの使い方
歯間ブラシの使い方は基本をマスターすれば上手に使えます。
持ち方

持ち方は、鉛筆を持つように柄を親指と人差指でつまんで持ちます。短いタイプのものも同じです。
基本的には歯ブラシの持ち方と一緒ですね。

そのとおり。こうやって持てば、力を入れすぎずに細かく磨けます。
差し込み方

鏡を見ながらゆっくりと、歯と歯の間に斜めに差し込みます。下顎なら上向きに、上顎なら下向きに差し込むのがコツです。

慣れないうちは歯茎を傷つける恐れがあるので、必ず鏡を見ながらやってくださいね。
分かりましたー!
動かし方

歯間ブラシを歯の面に合わせて差し込んだら、そのままのこぎりを引くように前後に2〜3回動かします。水平に動かしたら、今度はブラシに少し角度をつけて、より広い範囲を磨きます。歯の外側だけでなく、内側からも行うとより効果的です。
内側からもやるんですね!

最初はちょっとやりにくいかもしれませんが、鏡を見てチャレンジしてみてください。
歯間ブラシのケアと交換時期

歯間ブラシは使い捨てとそうでないものがあります。使い捨ては1回ずつ捨てればよいですが、そうでないものは使用するたびにしっかりとケアをして、細菌を繁殖させないように心がけましょう。
使用後のケア
歯間ブラシの毎日のケアは、使用した後に水でよく洗い流して乾かします。洗剤などを使って洗う必要はありません。
乾かすのはどうやってやればいいんですか?

風通しのいいところに立て掛けたりするだけで大丈夫ですよ。歯ブラシ立てと一緒に立てておくといいですね。ドライヤーなどは使わないようにしてください。
交換する時期
歯間ブラシは、ブラシの先が乱れてきたり短くなってきたりしたら交換のタイミングです。

毛先が乱れたものでは歯垢がよく取れません。
歯茎も傷つけちゃいそうですね。
歯間ブラシで磨き残しをゼロにしよう!
オーラルケアは、歯ブラシだけでは約半分しか汚れが取れません。口内に歯垢が残っていると、虫歯や歯周病の原因になります。歯間ブラシは歯ブラシで磨けない部分の汚れや歯垢もスッキリと落としてくれる優秀なアイテムです。歯間ブラシを上手に利用し、虫歯や歯周病を予防しましょう。
- 歯間ブラシは磨く場所によって使い分ける
- サイズは小さいものから試してみる
- I字型は前歯や側面の歯、L字型は奥歯
- ナイロンブラシは歯垢除去の効果が高いが、使い慣れないと歯茎を傷つける恐れがある
- シリコンゴム製は柔らかめで歯肉炎の人や初心者向き
- 使う時は鏡を見ながら斜めに差し込む
- 外側と内側両方から使うと効果的
- 使い終わったら水洗いして乾燥させる
- ブラシが乱れてきたら交換する