口臭に果物が効く!?フルーツで簡単&おいしい!効果的な口臭予防

口臭に果物が効く!?フルーツで簡単&おいしい!効果的な口臭予防

この記事の監修医師一覧

鈴木志帆美先生
鈴木 志帆美 先生
専門:小児歯科・歯内療法
2015年 神奈川歯科大学卒業
杉田大先生
杉田 大 先生
所属:杉田歯科医院(千葉県船橋市)
専門:保存修復
2013年 東京歯科大学卒業。現在は杉田歯科医院での臨床のほか、株式会社DoctorbookでDental事業部のマネージャーを務める。

口臭が気になって、ニンニクたっぷりのギョウザやパスタを食べたいと思っても我慢していませんか?

そんな時は、デザートに果物を食べるといいですよ。果物には、口臭予防の効果が期待できるのです。

ここでは、口臭予防に役立つ果物について紹介します。参考にして、好きな食事を思いっきり楽しんでくださいね。

この記事がおすすめな人
    • においが気になって食事を楽しめない。口臭予防できる良い方法があれば知りたい。
    • 果物に口臭予防効果があると聞いたけれど、本当?どの果物を食べるといいの?
    • 口臭予防できる果物について、どんな成分が効くのか、理由についても知りたい。

果物は口臭予防におすすめ!その理由とは?

ぶたさん

先生、口臭が気になるんですが、口臭予防にいい方法って、ありませんか?

鈴木先生

まずは、歯磨きをしっかりすること。そして、果物や野菜をしっかり摂るのがおすすめですよ。

ぶたさん

果物、大好き!果物が口臭予防にも良いなんて最高ですね!…でも、どうして?

鈴木先生

主に果物に含まれる、食物繊維フィトケミカルのパワーですね。詳しくは、下記をご覧ください。

食物繊維が腸内環境を整える

果物には、食物繊維がたっぷり。食物繊維には、腸内環境を整えて、おなかの中から上がってくる悪臭の原因を排出する働きがあります。

食物繊維が多いというと、野菜や根菜のイメージがありますね。例えばセロリは100g中の食物繊維は1.5g、ゴボウは5.7gです。

果物では、キウイフルーツに含まれる食物繊維は、100g 中2.5g、パイナップル1.5g、干し柿14gです。野菜や根菜と違い、カットして生のまま食べられる手軽さでありながら、ここまで食物繊維が豊富なのは魅力です。

加熱すると壊れてしまう食物繊維もありますので、生でまるごと食べられる果物なら、食物繊維を効率よく摂れるといえます。

カラダの酸化を抑える

身体の中のサビつきを防ぎ、酸化によって沸き上がる口臭を防ぎます。若々しい機能や外見を保つ抗酸化の働きは果物が持つ大きなパワーです。

また、赤や黄や紫といった果物のカラフルな色はフィトケミカルといって、ポリフェノールやリコピンなど抗酸化作用をはじめとするさまざまな健康効果が期待される成分が含まれています。

殺菌・抗菌

抗菌・殺菌作用が高い成分が豊富なのも、果物の特徴です。植物は太陽の紫外線など、自然界の猛威から身を守るための色・フィトケミカルをまとっているのですが、高い抗酸化作用、消臭・殺菌効果が豊富に含まれています。

唾液を出す

果物は食物繊維が豊富で、よく噛んで咀嚼して食べることになるため、唾液がたくさん出ます。唾液は天然のデンタルリンスといわれるほど、お口の中を清潔に保つパワーを秘めています。

質の良い唾液をたっぷり出すことで細菌を洗い流し、虫歯や歯周病を予防できるので、口内の悪臭を軽減するのに大いに役立ちます。

口臭予防の効果がある果物とは?

ぶたさん

先生、果物にも色々ありますが、口臭予防には何がおすすめですか?

鈴木先生

口臭予防におすすめの果物は、リンゴ、パイナップル、キウイフルーツ、柿、オレンジ、レモン、パイナップル、梨、梅干しなどですね。

ぶたさん

ふむふむ、色々ありますね!飽きずに食べられそう!

鈴木先生

果物は食物繊維が豊富なので全般が口臭予防にはよいとされますが、その中でもこれらの果物には、口臭を軽減する有効成分が含まれていますね。ひとつずつ紹介しましょう。

「リンゴ」ポリフェノールが歯垢を予防

口臭予防の有効成分
    • リンゴポリフェノール
    • 食物繊維

イギリスのことわざに「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」というものがあるほど、栄養価の高いリンゴ。ただし果物は結構カロリーが高いため、食べ過ぎてもいけません。日本の市場で出回っているリンゴなら、1日半分くらいが適度です。

リンゴの皮に豊富なリンゴポリフェノールには、口臭の原因になるアリシンを分解する作用や、歯垢の抑制効果があるという報告されています。食後のデザートとして、皮ごと食べるのにおすすめです。

「パイナップル」タンパク質を分解する

口臭予防の有効成分
    • タンパク質分解酵素(ブロメライン)
    • 食物繊維

パイナップルは、お肉と一緒に調理されることがありますが、それは酸味がおいしさを引きたてるだけでなく、酵素がタンパク質を分解してお肉を柔らかくするからです。この酵素には、口臭の元になる舌苔(舌についた歯垢のような汚れ)を除去する働きがあります。

パイナップルの食物繊維は100g中1.5gで、ダイコンやキュウリよりも豊富です。整腸作用があり、おなかのなかから湧き上がる悪臭を抑制します。

「柿」タンニンが抗菌・抗ウイルス作用

口臭予防の有効成分
    • タンニン
    • カテキン
    • フラボノイド
    • 食物繊維

柿の渋みの成分タンニンは、ポリフェノールの一種ですが、中でも強い抗酸化作用を発揮します。

細菌の増殖を抑制することから、口臭予防をはじめ虫歯や風邪の予防にも効果が期待されます。

口臭予防に役立つカテキンやフラボノイドも豊富です。

柿渋の抗ウイルス作用についてもさまざまな研究が進んでおり、抗菌・駆虫などに役立っています。

「梨」カテキン

口臭予防の有効成分
    • リンゴ酸
    • カテキン
    • 食物繊維

梨、リンゴ、バナナなどに含まれるリンゴ酸は、乳酸を分解して疲労回復効果を発揮する成分です。

疲労が蓄積すると、口臭や体臭も悪化します。疲労臭は、洗ったり、香水をつけたりしても消せない独特のアンモニア臭いにおいなので、腸内からキレイにすることが大切です。

梨に含まれる食物繊維とリンゴ酸、酸化を抑制するカテキンで、腸内環境を整えて口臭を改善しましょう。

「オレンジ」柑橘系フラボノイド

口臭予防の有効成分
    • 柑橘系フラボノイド
    • クエン酸
    • 食物繊維

オレンジ・レモン・みかんのような黄色い柑橘類には、口臭予防に有効なフィトケミカル「フラボノイド」が豊富です。抗酸化作用、デトックス作用、アンチエイジング、抗ストレスなど、さまざまな角度から口臭の原因となるトラブルにアプローチし、ひどい口臭を予防します。

冬は焼きミカンなどにして、フラボノイドが豊富な皮ごと食べるとより高い効果が期待できます。

果物を食べて口臭予防!基本の歯磨きを忘れずに

ぶたさん

果物を食べて口臭予防できるなんてステキ!

鈴木先生

そうですね。ですが、口臭の一番の原因は虫歯や歯周病ですから歯磨きが大事ですよ。食後すぐと寝る前の歯磨きは、口臭予防の基本です。

ぶたさん

ああ、そうでした!あたくし、食後のフルーツとブラッシング!この2つを大事にします!

鈴木先生

寝る前の歯磨きも忘れないでくださいね。

記事のポイントをチェック
    • 果物は食物繊維や豊富。体内で作られる悪臭を減らして口臭を予防する。
    • 果物は抗酸化作用があり、老化を防ぐ。加齢による体臭や口臭を予防する。
    • 果物の色は、殺菌・抗菌作用のある特有の成分を含むことがあり口臭を防ぐ。
    • 口臭予防効果が高いのは、リンゴ、パイナップル、キウイ、柿、オレンジ、梨など。
    • 口臭予防の基本は、食後と寝る前の歯磨き。毎日のセルフケアを忘れずに。
writer
ナチュラル・ハーモニー
ナチュラル・ハーモニー
大手出版社出身、ディレクター・ライター歴15年以上。歯科ライティング実績は500件以上。都道府県主催テレワーク講座にも登壇。趣味は観劇と史跡巡り。柴犬好き。